前回は接着前の大まかな加工と、レジンそのものの脱脂を行った。
お次はパーツの接着。塗装の段取りも踏まえて接着する順序を考える。
このキットは、ゴジラとしては珍しく上アゴ(頭部)パーツ、下アゴパーツ、首パーツに分かれている。
なので、首パーツと下アゴパーツを接着して隙間のパテ埋めまで終えてから塗装に入る。そして口内塗装後に上アゴ(頭部)パーツをかぶせる方針。
パーツ接着の順序
まずは大きいパーツを接着して自立させ、その後で細々としたパーツを接着していこうと思う。大きいパーツってのはほとんど尻尾ですね。
以下の順で接着していくつもり。接着したパーツ同士の隙間のパテ埋めは、様子を見ながら適宜やっていきます。
- 胴体パーツと1番太い尻尾パーツの接着
- 胴体パーツと足パーツ(×2)の接着
- 胴体側(1番太い尻尾)パーツと2番目に太い尻尾パーツの接着
- 3番目に太い尻尾パーツと尻尾の先端パーツの接着
- 胴体側(3番目に太い尻尾)パーツと尻尾(3番目と先端)パーツを接着
- 胴体パーツと首パーツの接着
- 首(胴体側)パーツとしたアゴパーツの接着
- 腕パーツの接着
- 各背びれパーツの接着
- 上アゴ(頭部)パーツの接着
ここで自立させる
ここで塗装
背びれも別パーツ状態で塗装してから接着するやり方があるけど、シン・ゴジラの背びれは細々としたパーツ構成で後ハメ的な加工がやりづらそうなので今回はやめておく。
エポキシ系接着剤を使う
大きいパーツはレジンの自重で強い力がかかる箇所なので、強力に接着できるエポキシ系接着剤を使う。これは2剤を混合すると硬化するタイプの接着剤ね。
今時のエポキシ接着剤は硬化時間別に種類が選べるんだけど、あんまり硬化時間が短いと失敗した時に困るんで、オイラは30分硬化タイプを使っている。
1. 胴体パーツと1番太い尻尾パーツの接着
まずは胴体パーツと1番太い尻尾パーツを接着する。
真鍮線やダボ部分に重点的に接着剤を塗り、貼り合わせた時にパーツ同士の隙間がなるべく接着剤で埋まるようにする。
塗り過ぎてもはみ出て処理が面倒になるのでほどほどに。
このまま硬化するまで(約30分)ズレないように手で押さえてました。(疲れた)
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2. 胴体パーツと足パーツ(×2)の接着
足パーツ接着前に、右足パーツの指の間に型ズレの跡みたいなものを見つけた。
なので、ハンディールーターで段差を少し削り、さらにエポキシパテを盛ってそれっぽくモールドを繋いでおいた。
ちょっと一番くじのソフビ版をみたら、ソフビの方にもこの型ズレみたいな段差があった。でも、モールドじゃないよね?
モールド直したらさっきと同様にエポキシ接着剤で接着。
両足を付けると自立できるから、手で押さえなくても胴体の自重でそれなりに押さえられる。
3. 胴体側(1番太い尻尾)パーツと2番目に太い尻尾パーツの接着
写真撮り忘れました。。。
4. 3番目に太い尻尾パーツと尻尾の先端パーツの接着
尻尾は2段階に分けて接着する。先端側の2つの尻尾パーツを先に接着。
5. 胴体側(3番目に太い尻尾)パーツと尻尾(3番目と先端)パーツを接着
写真撮り忘れ。。。
6. 胴体パーツと首パーツの接着
首と尻尾全てを接着し終えて一段落。エポキシ接着剤を使うのはここまでにして、残りのパーツは小さいので瞬間接着剤を使う予定。
久しぶりのレジンキットだからか、接着だけでちょっと疲れた。ソフビに比べて重いからかな。
硬化まで30分ほど手で押さえてたのもあるか。硬化時間はもっと短いタイプでも良かったかもな。
パーツ同士の隙間のパテ埋め等は次回。
気が早いけど、制作記事まとめページ作った↓
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