世田谷文学館で開催されている「士郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜」を見てきた。
士郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜
会場:世田谷文学館 (東京都世田谷区南烏山1丁目10-10)
開催期間:2025年4月12日(土)〜8月17日(日)
開館時間:10時~18時
※最終入場は30分前まで
※毎週月曜日は休館日(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館)
チケット料金 (当日券・オンラインチケット共通)
一般:1,500円 (団体割引:1,200円)
65歳以上・大学・高校生:900円 (団体割引:720円)
小/中学生:450円 (団体割引:360円)
障害者手帳をお持ちの方(ただし、大学生以下は無料):750円 (団体割引:600円)
スペシャルトートバッグ付きチケット:4,000円
オンラインチケットはイープラスで入場日時指定制で販売されていて、ファミリーマートで発券するタイプ。
展示スペース入り口のカーテンがとても粋だった。
展示は全てスマホでの撮影OKだった。客層は幅広く、子供連れや外国人も結構いた。展示のキャプションは全て日本語だったが、今時はスマホのカメラで撮って翻訳できるから、キャプションに英語表記を添える必要は無いのかもね。
士郎正宗作品は欄外の注釈が多いのも特徴だが、たった数コマの描写にそのバックグラウンド設定やこの描き方を選んだ意図を釈明(?)するスタイルが、今回の展示のキャプションにとてもマッチしていた。キャプションの情報量がとても多かった。
オイラは士郎正宗作品を「攻殻機動隊」と「アップルシード」ぐらいしか知らなかったけど、同人誌を1つ発表した後いきなり商業マンガデビューしたかなり異端な存在だったんだな。「攻殻機動隊」と「アップルシード」は世界観が繋がっているらしく、「アップルシード」の100年前が「攻殻機動隊」の世界とのこと。
「攻殻機動隊」の連載自体は1989年~1990年の1年ほどで、押井守による映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」が1995年公開。押井守版はキャラクターデザインが原作とは全然違うし、かなりシリアスなテイストに再構成されてはいるけど、セリフやエピソードは案外原作準拠というか、シーン単位では原作のままの描写は多い。
2026年にまた新たにテレビアニメが始まるらしく、しかもキャラクターデザインが原作のテイストをかなり踏襲したものになるらしい。
ところで、会場の世田谷文学館のカフェには映画「ゴジラ2000ミレニアム」の撮影で使用されたゴジラのスーツが展示されているね。スーパー東宝30cmシリーズ ゴジラ(1999)の3Dスキャン元となったスーツ。
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