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海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』気泡の処理 その1

前回の記事から半年経ってますが、そもそもガメラ3のキットに手をつけ始めたのは衝動的なものだった。



このガメラ3のキットの制作記事を書くのは割と久しぶりなわけですが、作業は細々と進めていました。
接着したパーツ同士の隙間をエポキシパテで大雑把に埋めて(まだモールドを繋ぐとかは気にせず、本当に隙間を埋めるだけ)
その後、ひたすら表面の気泡を埋める作業を進めていた。



1番地味だけど1番時間がかかる作業…







この海洋堂の旧キット再販シリーズはホントに気泡に悩まされる。。。

これまでに何度か海洋堂の再販ソフビシリーズを組んできて、気泡を埋める手順というか、セオリーみたいなものは何となく固まってきていた。
海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 気泡の処理 その2 & 口内の加工
引き続き気泡の処理を進めていきます。(まだ終わりが見えない…)と言いつつ、気泡の処理だけだとモチベーションが続かなくなるので、別の箇所の工作も並行して進めます。口内の加工口の中の工作を進めていく。まずは上アゴの牙パーツと下アゴパーツを加工す...


最近はさらにアップデートして以下のような工程で気泡を処理している↓


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  1. 大きな気泡にマーカーで印をつける
  2. 大きな気泡をエポキシパテで埋める
  3. 瞬間接着剤でエポキシパテをしっかり接着する
  4. サーフェイサーを吹いて表面の凹凸を見やすくする(捨てサフ)
  5. 細かいブツブツとした気泡に瞬間クリアパテを流し込んで埋める
  6. サーフェイサーを吹いて塗装の下地処理

で、まあ大体2の工程が1番長引くんです。やってる最中にまた新たな気泡を発見して1に戻ったり…



何度もやっているうちに自分の目がどんどん厳しくなって、わずかな気泡も許せなくなってしまう。
キンゴジのソフビを組んでいた頃よりもだいぶ細かい気泡まで埋めるようになった気がする。



ゴジラは皮膚が細かい凹凸モールドなので気泡を誤魔化しやすいというのもあるけど。

とりあえずこのガメラ3のキットはいったん3まで行ったつもりなので、この段階で4のステップに進み、全体にサーフェイサーを吹いて様子を見る。
以前購入した互換ブースがここで初めて活躍!
模型制作の環境を考える
なぜか手間と時間のかかることを趣味にしがちなオイラ。多少なりとも自分なりに工夫してアウトプットに反映したいという願望があるのでしょうか。かけた労力がカタチとして残るのが好き。ただ、最近は模型趣味の作業時間があんまり取れないのもあって、続々と...


一応、白いプラダンボールが汚れないように、普通のダンボールを敷きました↓



GSIクレオスのMr.プライマーサーフェイサー スプレーを何回かに分けて全体に吹いて、表面の状態が見えるようにする。
スプレー作業をベランダでやらなくて済むのは最高だな。缶スプレーのミストもちゃんと吸い込んで排気してくれる。ファンの音は結構うるさいけど。



メカもののキットに比べて、怪獣キット、特にソフビキットの場合はディティールがそれほど繊細ではないので、多少厚吹きになっても気にしない。というか、気泡のことも考えるとやや厚塗りにして小さな気泡が埋まることを期待してしまう。

サーフェイサーを吹いてみると、やはりポツポツと細かい気泡がたくさん浮かび上がった(笑)



結局スプレー缶1本を使い切ってしまった。
胴体と甲羅をちょっと仮組み。(大した意味はない)



甲羅もまだ細かい気泡だらけだな。



ここで見つけた大きい気泡は引き続きエポキシパテで埋め、小さいポツポツとした気泡は瞬間クリアパテを流し込んで埋めていく。



そういえば、最近ガレージキットを組むペースが鈍った原因の1つに、アロンアルファのパッケージ構造が変更になってサードパーティの細ノズルが使えなくなったというのがあった。
最近はセメダインの瞬間接着剤と別売の専用ノズルを使用している。↓





まあ、少しずつだけど完成に向かって進んでいるよ。頭のパーツの処理も進めている。

このキットの制作記事まとめページを作りました↓
海洋堂20cmシリーズ『ガメラ1999』
酒井ゆうじ氏原型で1999年に海洋堂から発売された20cmサイズのソフビキットの再販品「Sci-Fi MONSTER soft vinyl model kit collection ガメラ1999」です。


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