2022年5月 振り返り

意外とあっという間に5月が終わった。
4月の振り返り記事がなかなかまとまらず、5月の後半までかかってしまった。



5月はゴールデンウィークがあった分労働時間は短く済んだ。緊急事態宣言でも蔓延防止等重点措置でもないゴールデンウィークは2年ぶりだ。
2020年5月 振り返り
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でもオイラは特に遠出をするわけでもなく、家に籠って何か作り上げるわけでもなく、例年以上に何もしない連休を過ごした。年々活動する元気が無くなっている。
ゴールデンウィーク明けで一気に増えるかと思われた東京のコロナ新規感染者はなぜかゆるやかに減少傾向にある。これがワクチン3回接種の効果なのだろうか。

ロシアのウクライナ侵攻はまだ終わらないし、北朝鮮がミサイルを発射するのも日常になってしまって緊急速報にならない。とても変な時代を生きている気分。
ウクライナ情勢による各種値上げと円安が重なって生活が苦しくなりそうだ。

と、ここまで書いて、自分が世界のニュースにあまり関心がなくなっているのを実感。ニュースをあまり見なくなったのもあるが、見てもニュースの中から自分の生活に直結する断片しか拾っていない。

振り返り記事の労力

先月もそうだったが、ここ最近毎月の振り返り記事を書くのがあらゆる活動のボトルネックになっている。
振り返り記事で1番労力がかかっているのは仕事絡みの言語化や反省なので、もはやこれは業務時間中にやるべきではないかと思い始めている。自分のメンタルの安定のためにやっていることではあるけど、仕事のパフォーマンスを維持するためでもあるので、これで可処分時間と気力が削られていくのにだんだん腹が立ってきた。振り返り記事を書くのは仕事同然ではないかと。

言語化してストレスに対処するためとはいえ、仕事のことばかり考える時間が長くなるのはストレス…
自分のメタルケアだけで可処分時間を溶かしていると考えると、やはり今の仕事(というか職場)は向いていないんじゃないかと感じる。仕事のストレスへの対処だけでプライベートが埋まってしまい、自分の将来へ投資する活動ができない。貧しい労働者。
この傾向は転職前から始まっていた。オイラは自分に投資できないのが嫌で転職したのかもな。(結果むしろ悪化しているけど)


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仕事

約1週間のゴールデンウィークを終え、再び仕事(在宅勤務)が始まると、家で働く違和感に改めて気づく。何で家で仕事しなきゃいけなんだろう。(これは5月病か?)
オイラは時間給なので、長時間仕事に従事した方が貰える賃金が増えるジレンマ。生活が労働に縛られている。

昨年の10月からリーダーを務めていた業務がひと段落した。



リーダー業務の関係で5月は何度か出社し、今の会社で初めて休日出勤を経験した。(緊急でやむを得ずというわけではなく計画的なもの)
期日が来れば必ず終わる類の仕事だったので、最後の方は期日に合わせてやることをどんどん減らしていく方向に頭を使っていたが、直前になって色々な問題が発覚してしんどかった。

最近は、仕事のゴールを「達成感」ではなく「解放感」に置くようになってしまった。何か達成したかどうかよりもまず責任から解放されたことに安堵。「達成感」にならないのは、自分の決断でコントロールできることがほとんど無かったのが大きい。自分だったら選ばない・納得できない決定に従って動かざるを得ないことが多かった。裁量が無いと結果に執着できず、ただ「やらされ仕事」のストレスから早く解放されたかった。

以前は解放感へ向かって仕事する人達をやや嫌悪していたのに、自分もいつのまにか同じ働き方をしている。。。
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仕事の成果が不本意なものだと、成果の質ではなく過程で何を得たか「学び」に尺度をズラしてメンタルを保とうとする癖がついた。この癖は前の会社にいた頃に身についたもの。

リーダー業務の学び

関わった人数が多いのもあり、実績は(質と関係なく)大きかった。相当なお金とそれなりの人員と時間を注ぎ込んだのだから一定以上の結果になるのは当然。
だが、大きさに対して得られた経験値は乏しく感じた。他のメンバーの裁量に任せることで自分のあずかり知らぬところで完結した仕事も多く、問題が起こらない限りフィードバックは返って来ない。そう考えると、オイラが前の会社で経験した仕事は問題が頻発してた分フィードバックは豊富だったな。

フィードバックが少ないのは上手く回った結果と捉えることもできるが、「学び」の面では物足りなく感じる。過程で不満やストレスを抱えたであろう人から直接フィードバックされることも稀なので、オイラのリーダーとしての振る舞いが適切だったかも分からない。
とすると、成果が不本意で過程で得たものも少ない虚無のような仕事なわけだが。

「学び」の観点で言うと、オイラが期待する「学び」は少なかった、と言った方が正しい。オイラが望むスキルアップとは違うタイプの「学び」は実際あった。
このプロジェクトを通じて会社の仕組みを学べたし、他の部署の人達とのつながりができた。でもそれはこの会社ローカルの価値であって、ポータブルスキルにはならない。単にこの会社内で泳ぐためのノウハウ。

業務の分野と関係なく、他人を介して成果を上げるチームプレーは働きかける対象が人間なので、他の分野に応用が効くとも言える。
前の会社も含めチームプレーな仕事は何度も経験しているが、いつもチームスポーツ的な、瞬発力でパスを回す働き方に収束してしまうのがずっと気になっている。他に方法は無いのだろうか。


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実績と経験値のバランス

ある一定以上の規模になると、実績の大きさに対して得られる経験値が比例しなくなると今回分かった。実績よりも経験値を欲するオイラとしては、ある程度小規模な人数のプロジェクトの方が性に合っているのだろう。というか、大規模プロジェクトを指揮するにはそれ相応の別スキルが必要ということか。
経験値があれば再現性が高まる。実績があればチャンスを得やすくなる。どちらもバランスよく積み重ねるのは難しいようだ。

チームプレーの規模が大きくなるにつれて個人に得られる経験値が乏しくなっていくことを考えると、1人で何か成し遂げた経験が実はかなり重要なのではないかと思うようになった。チームプレーしか経験していないと、他の誰かに補われた部分に気づかず過ごせてしまう。
1人で何か成し遂げようとすると、嫌でも欠けているものに敏感になれる。1人では「見る」スキルが養われ、集団では「伝える」スキルが養われるということか。

掛け持ち仕事の当事者意識

全員が掛け持ち仕事で関わっている場合の働きかけ方について反省。他責ではなく、あくまで自分自身の働きかけで変えられたであろう点を振り返っておこう。少しでも多く学び取るのだ。

本業を圧迫しないよう、なるべく各人の負荷が大きくならないように抑えようとして、オイラ個人の負荷が大きくなってしまった。仕事を分担できず自分で抱え込んでしまうダメなリーダーだった。
結果として、締め切り前数週間は各人の負荷がほぼフルコミット状態にならざるを得なくなったことを考えると、オイラの変な配慮は無意味だった。むしろ、各メンバーが時間を確保できるように少し大げさに負荷を見積もって伝えておくべきだった。

「当事者意識」という点で、最初に多くコミットしてもらって「自分の仕事」と認識してもらうべきだった。メンバー各人が「自分がいなくても平気」と感じるような集まりにしてはダメだ。
最初期にフルコミットに近い負荷を割り振っておいて、中間で少しゆるめたりメンバーからのフィードバックを得ながら調整していった方が良かったかも。これは頼んだ仕事を優先してもらうために必要な考え方。

さて、今回のリーダー業務でオイラは他の人達から信頼を得ることはできただろうか。

生活

ゴールデンウィークは何もせずにダラダラ過ごし、体力を回復することはできたものの虚しかった。何か予定を入れればもっと充実した気もする。読もうと思ってた本は結局読まなかったし、勉強も大してしなかった。
オイラは、何かしているその瞬間よりも、後から振り返ることで充実感を得るタイプだと最近気づいた。プラスの感情を瞬間の微分値で測るのが苦手なのだろうか。

ここ2年ほどで白髪がかなり増えた。ストレスのせいなのか単なる加齢なのか。
右膝が痛むことがなくなった気がするけど、季節的なものだったのだろうか。

コロナ禍で人間関係が狭まり、仕事以外のコミュニティに属する必要性を感じている。

娯楽

ついに「シン・ウルトラマン」が公開された。



初めてグランドシネマサンシャイン池袋でIMAXレーザー/GT テクノロジーを体感した。



また、「クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち」というドキュメンタリー映画を観るために初めて新宿シネマカリテという映画館に行った。



ここ数年利用する映画館がほとんど固定化していたので、少しだけ新鮮な気分になれた。

趣味

ゴールデンウィーク中はプラモデルをそこそこいじったのに、記事に書くまでの元気が無い。



というか、これもやっぱり振り返り記事がボトルネックになってブログ記事を書きづらくなっている気がする。

新しいコンテンツが割り込んできて、何かを続けることが難しくなっている。


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