透明インナーパーツの作り直し
結局、インナーパーツの作り直すことにした。(何度目だ)
以前は、インナーパーツをスモークして光を拡散させることばかり考えていた。だが、それでは光量が弱くなり過ぎてしまう。
スモークで拡散させるのは諦め、インナーパーツの透明度をなるべく上げて光量を保つことを考える。拡散の問題は、テープLEDをなるべく多く敷き詰めることで対応する。
以前作ったインナーパーツを振り返ってみると、胸部分はもっと薄くて良い気がしてきた。距離が離れ過ぎて光量が弱くなり過ぎてしまう。
薄いインナーパーツは、以前と同様に透明エポキシ樹脂をソフビの内側に流し込んで硬化させる。
「流し込んで硬化させて」角度を変えて「流し込んで硬化させて」を何度か繰り返して、ある程度曲面に沿う形の以前より薄い透明インナーパーツを作った。
作った後から気づいたけど、今時はUV硬化レジンを使えばもっと速く透明パーツを作れたかもね。
脚のパーツの太もも裏にも同様に透明インナーを仕込んだ上で、LEDの間隔を詰めて密にしたLEDテープを当てて様子を見る。
個々のLEDの配置は見えずに良い感じの面光源になっている。
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LEDテープの加工
一応、もとから高密度にLEDが配置されたテープライトも探してみた。
こちらを試してみたけど、色が電球色なのと光量がだいぶ弱かったので断念↓
結局、以前購入したこちらのタイプのLEDテープを折りたたんで間を詰めて使うことにした↓
ただ、テープを折りたたんで詰めただけではフェニャフェニャで強度が弱くて取り回しが悪いので、0.4mm厚の透明プラ板に貼りつけることにした↓
これならそこそこ丈夫になるし、プラ板なら多少はしなるので曲面にも這わせやすい。ゼリー状瞬間接着剤を使っちゃったからさほど柔軟性は残らなかったけど。
試しにLEDの数を6個、9個、12個にした3パターンのLED面光源短冊を作ってみた↓
デスゴジの身体の各部位にこの3パターンの短冊のどれをいくつ配置するか考えてみよう。
発光位置のリファレンスとして、映画や酒井ゆうじさんの作例を見返す。
「怪獣大進撃4」には20cmデスゴジの電飾作例、「怪獣大進撃リターンズ」には30cmデスゴジの電飾の作例が載っているのだ↓
なんとな~く考えた構成↓
- 胸:LED 9個の短冊3本
- 股間:LED 9個の短冊1本、LED 12個の短冊2本
- 太もも:LED 9個の短冊1本、LED 12個の短冊1本 (両脚分なので×2)
ちまちまと短冊を作った↓
最初に作ったLED 6個の短冊は今のところ余っているけど、首と肩をほんのり光らせるのに配置するかもしれない。
短冊それぞれに細いリード線をはんだ付けした↓
なんかムカデみたいだな。
仮組み
ここまで作ったLED短冊をソフビの裏から仮止めして光らせてみる。
頭部は以前3mmの砲弾型LEDを仕込んでおいたものに、眼以外をサーフェイサー エヴォ ブラックで遮光した。
全部の配線を9V電池につないだ↓
マスキングテープによる仮止めがあんまり上手くいかなかったので、発光位置はちょっとズレちゃってます。
内側はだいぶ配線が混乱している↓
さらに首と肩にも光源を追加するとして、股間と太ももももうちょっと光源を増やした方が良いかもな。
背びれの発光方法も考えないと。今のところ、背びれ内部を削り込んで3mmの砲弾型LEDを仕込む方法が有力。
このキットの制作記事まとめページ↓
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