現在サンフランシスコで開催されているGame Developers Conference(GDC) 2018で、MicrosoftがDirectX 12向けのリアルタイム・レイトレーシングAPI「DirectX Raytracing (DXR)」を発表した。
http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180320-64749/
そして、こちらがそのデモ動画。↓
まずは細かいことは抜きにして、時代が来るところまで来たな、という印象。
映画などのプリレンダーCGの主流はとっくの昔にレイトレースベースのレンダリングに移っていたけど、リアルタイムもですか。
今までのリアルタイムCGの主流だったラスタライズ方式が、いよいよ淘汰されていくのかなぁ。
さっそくUnreal Engineが対応を表明していて、スター・ウォーズをモチーフにしたデモまで作られている。
キャプテン・ファズマって、レイトレースのためにあるようなキャラクターだよな。(C-3POもそうか?)
これからはゲーマーだけでなく、CG制作の人もDirectX系重視のGPUを使うのが主流になるのかな。(一昔前はOpenGL系重視だった)
http://www.4gamer.net/games/033/G003329/20180320141/
http://www.4gamer.net/games/033/G003329/20180321003/
2018年8月 追記:CEDEC2018でのDirect X raytracingのスライドが公開された↓
Microsoftが公開しているサンプルで遊びたい欲↓
https://github.com/Microsoft/DirectX-Graphics-Samples
以前からNVIDIAはレイトレーシングAPI Optix Engineを提供していた。
今はRTX Technologyというやつか。
http://www.4gamer.net/games/033/G003329/20180323013/
手の届く値段のGPUで利用できるようになるのはもうちょい先かな。
http://www.4gamer.net/games/033/G003329/20180323164/
たまたま見つけたレイトレーシングの分類を軽くまとめた資料↓
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