エアブラシ塗装は一応前回までで一区切りということで。
ここからは、エアブラシでちょっと失敗しちゃった箇所のレタッチと、目などの細部を塗っていく。
まずは(オイラが不器用過ぎて)エアブラシでは上手く塗れなかった箇所のレタッチ。エアブラシでぼんやりとグラデーション塗装をしたけど、もう少し高周波成分というか、メリハリを付けたいのでドライブラシも併用する。
最近はドライブラシ専用の筆があって便利ですね。
今まで、怪獣の塗装は全部筆塗りでやってたから、過去塗ったゴジラの背びれのグラデーションは大体ドライブラシで表現していたのでした。
https://blog.negativemind.com/portfolio/%E9%85%92%E4%BA%95%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%98%E9%80%A0%E5%BD%A2%E5%B7%A5%E6%88%BF-30cm-%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A92002/
気になっているのは爪先と、背びれの先。エアブラシでぼやかした感じで塗ったは良いけど、先端部はもっとはっきりと色が乗っていてほしかった。
なので、先端部に色を乗せつつ、筆目が出ないようにドライブラシでぼかし塗り。使ったのはMr.カラー ダックエッググリーン。エアブラシだと、爪の裏側も上手く塗れてなかった。
キンゴジ、というか昭和ゴジラは、今風のリアルな生物表現とは別次元な気がするので、いつもやってるような、爪の付け根にブラウンを塗る表現はやらない方針。なので、爪と皮膚の境目はぼかしのみ。
キンゴジの手の爪は、手に対してやたらと長いので、爪と皮膚の境界をクッキリ塗ってしまうと変に目立ってカッコ悪い気がしたので。
背びれの先端にもドライブラシしてコントラストを上げる。
エアブラシしてたら色が付いちゃった牙も爪と同じダックエッググリーンで塗り足す。口の中はもう少しレタッチが必要かもな。
そのまま勢いで白目もダックエッググリーンで塗ってみた。目の塗装の段取りとしては、この上から黒目をアクリル系で塗り、最後にエナメル系のクリアーイエローでコーティングしてつやを出すつもり。
そして、エアブラシのグラデーション塗装では皮膚の凹凸の陰影をうまく表現できなかったので、皮膚の凹凸は墨入れで強調することにした。使うのはタミヤカラー アクリル塗料のスモーク。
スモークでもちょっと濃すぎたかな。気になるところはおいおい溶剤で拭き取って薄くしよう。
今回はここまでで、目の塗装など、続きは次回。
追記:制作記事まとめページ作りました↓
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