2025年が2ヶ月経過。2024年度もそろそろ終わり。
AIサービスの進化
最近は疑問に思ったことをWeb検索するよりもとりあえずAIサービスに質問してみるようになった。ChatGPTが登場して間もなかった2年前と比べると、今はかなりまともな返事が返ってくる。
乱立する各種AIサービスの進化が劇的で、明らかにゲームチェンジャー。各社が競って同一機能をリリースするのでどれだどれだか(笑)
今後の労働者のあり方
AIの進化の速さを目の当たりにして、今後の産業や労働者のあり方について考える機会が増えた。これはテクノロジーの進歩が速いというより、資本主義の競争が苛烈ということか。
近い将来「AIサービスを使えて当たり前」の時代になるのはほぼ確定だろうけど、それは今で言うWord、Excel、PowerPointみたいな位置付けだろうか。
PowerPointのおかげで情報を視覚的に伝えるハードルは下がったし、言語化が苦手な人・文章を読むのが苦手な人もホワイトカラーの労働力になった印象はある。(パワポは相手を煙に巻くツールと化している面もあるけど)
LLMベースのAIサービスは当然ながらテキスト入力インターフェイスのものが多く、ユーザーが自分の意図を的確に言語化しなければならない壁はあるような気がする。
プログラミングの補助
一方、旧来からずっとテキスト入力が主体だったプログラミングでは、AIによる補助で生産性が爆上がりしているらしい。特に、既存のフレームワークの組み合わせによるアプリケーション開発と相性が良さそうだ。現時点でのAIコーディングを使いこなせる人達は、おそらく初心者ではなくアーキテクトレベルの人だろう。今のAIで扱えるコンテキスト長の限界に収まるようスコープを絞り込んでからAIに頼むことができる。
力を借りるスキル
AIへの指示を通じて、人間相手の仕事の頼み方を習得できそうにも感じる。AIが学習した範囲とタスクの相性にも依るが、AIを使いこなせるかでマネジメント能力が客観的に可視化されてしまうかもしれない。
道具(テクノロジー)が定番化すれば、少し遅れて使う人間側のテクニックも育つ。質を測れる人達がテクニックを洗練させるものだし、テクニックは継続の中で育まれる。
活動
今年の目標を再掲。
- 運動習慣の継続
- 転職
- アウトプット(創作)の習慣化
今月は3つ目の「アウトプット(創作)の習慣化」について願望をもっと掘り下げて具体化してみよう。
自分の願望の解像度を上げないと行動も的外れになる。
アウトプット願望
アウトプット願望は大小関係なくバラバラと浮かぶが、特に長年やりたいと思っていることは以下3つ。
- 3Dプリントしたフィギュアでワンフェスにディーラー参加してみたい
- 映像作品の原作となる物語
- コラム+イラストorマンガ投稿
1つ目はコロナ禍のお家時間で始めたZBrushでの模刻の延長なので割とゴールが近い気もするが、自前で3Dプリンターを所有していないし版権ものを3Dプリント発注するわけにもいかないのでそこが障壁。
2つ目と3つ目は、もともと2つ目が大きな願望で、それを少し分解して負荷の軽い活動に落とし込もうとしたのが3つ目だったりする。小さな断片を沢山作って、ある程度の数が溜まったらそれらを束ねて大きなものに構成し直したい。
先月は時間や枠の確保が大事と書いたが、もっと言うとアウトプット形態を具体的に定めた方が達成しやすいと思う。出口戦略というか、アウトプット形態が定まっていた方が力の入れどころを判断しやすい。
測り方
そして、未熟な審美眼で今の自分のアウトプットや習熟度を測ってはいけない。変な話、素人でも分かる程度に顕著な変化・成果は素人から脱した後についてくる。この時差に耐えられないと継続できないし成長しない。気にすべきは触れる頻度・時間だけ。
経験則で言うと、触れる時間を増やせば物事を捉える解像度は短期間でも上がる。ただの情報の羅列だった知識が、ある時急に有機的に繋がる瞬間が訪れる。
思い返すと、コロナ禍で始めたZBrushでの模刻は「20時間は続ける」というルールを最初に設定してとりあえず継続したのが効果的だった気がする。
最初は大きく時間を確保して慣れるまでやってみる。慣れてきたら自分なりに分割して1回あたりの負荷を下げる。フォーカスしたい活動に関する情報をよく見えるところに置いておけば気になって進めるようになる。
今月の行動
今月はワンダーフェスティバル2025[冬]が開催されていたものの、金欠気味なのと夏の入場列が体力的にかなりしんどかったので今回は行かなかった。今回も入場の客捌きに難があったと聞く。
今月は模型制作記事を1つ投稿できた。
最近はこのブログに1日数件ほどAIサービス経由のアクセスがあるものの、ブログへのアクセス数自体は減り続けている。だいぶ前からレンタルサーバー代を広告収入で賄えなくなっていて、赤字幅は大きくなる一方。どうせ赤字なので、目障りな記事内広告はやめることにした。
せっかくChatGPTに課金してPlusを利用しているので、GPTsで何か自分用のツールを作れないか模索してみた。(今は無料プランでも使えるらしいですが)
が、結局GPTsではなく普通にChatGPTを自分のキャリアの棚卸というか自己分析の壁打ち相手として利用するのが1番しっくりきている。
趣味で勉強を兼ねたコーディングをしたり、GitHubのプロフィールをちょっとカッコ良くしてみた↓
活動の縦と横
今月はほどほどに作り散らかした。目標に向かって行動するのを「縦方向の活動」とすると、散らかすのは「横方向の活動」と言えるかな。
縦と横のバランスに気をつけたい。ちゃんとした成果物をアウトプットしたいなら縦の割合を増やさないといけない。
アウトプット願望というかやってみたいことは他にも細々と色々あり、興味本位で作曲とかもしてみたい。これは横方向の活動だな。「経験を増やす」のは横方向の活動だ。横方向の活動は単なる「話のタネ」で終わる可能性もあるが、それだけ自分が豊かになる。(下手の横好き)
映画鑑賞も横の活動?
勉強
先月から1日1回は必ずabceedに触るルールを自分に課して習慣を作ろうとしている。今月は1日穴を開けちゃったけど概ね続けられている。(1回の時間はたった数分だけど)
経験則的に最も効果が高いのは、自分で情報を集めて整理・抽象化する過程を経て記憶に強く定着させることだと実感として知っているのだが、反復による学習もできるようになっておきたい。
生活
寒いので暖房はずっとつけっぱなし。それでも脚が冷え、膝が痛む。今冬は加湿器は使わずに過ごしている。お風呂上りは乾燥するのか脚が痒くなる。
11月に申請したマイナンバーカードをようやく受け取ることができた。はたしてこれは持ち歩くべきものなのか。
壊れたディスプレイをどう廃棄したら良いのか分からず1年以上放置していた。
この記事を見てメーカーが引き取ってくれることを知った↓
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1658344.html
だがしかし、送るための梱包資材はどうやって入手しよう…
娯楽
「【推しの子】」のサイドストーリーであり後日談にもなっている小説「【推しの子】 ~二人のエチュード~」を読んだ↓
小説を読了したのは何年ぶりだろう。実写版でハマってアニメ・原作マンガ、小説まで読みたくなる中毒性はいったい何だろうか。未だに原作マンガを読み返したりしている。初見はサスペンスとして楽しんでいたが、本筋を全て知った後は作り手達が表現にもがいている様を楽しんでいるかも。劇中劇を作り上げていく過程と登場人物達のドラマがリンクする描写が好きなのかな。
映画
昨年は沢山映画を観た割に1つ1つがあまり記憶に残らなかった反省から、最近は観た映画の感想はなるべく記憶が新しいうちにメモするようになった。今年は自分の心の動きとちゃんと向き合いたい。
今月は2つのミニシアターに初めて行った。
インディーズ映画の聖地と言われる池袋シネマ・ロサで「タイムマシンガール」を鑑賞したら、上映終了後に監督・キャストによる舞台挨拶が始まって驚いた。作り手との距離がとても近かかった。
渋谷ユーロスペースで「雪子 a.k.a.」を鑑賞。
即興ラップという表現に、LLMと少し似たものを感じた。

そして、本編後の特別映像目当てで「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」をまた観に行ってしまった。これでもう3回目。
古い映画の4Kリマスターリバイバル上映もせっせと観に行っていて、なんだかんだで同じ映画を何度も鑑賞している。リバイバル上映される映画はさすがよくできた名作。映画は公開当時の時代性も含めて体験できた方が贅沢だとも感じた。
テレビ番組
スーパー戦隊シリーズの新作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」の放送が始まった。玩具のギミックは周年作品的だが、世界観は周年に捕らわれておらずむしろはじけている印象。誰も仲間ではないけど敵でもないような。
翌月の振り返り記事↓

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