気づいたら、OpenCVにFace Alignment(顔のランドマーク検出)のためのFacemarkというAPIが実装されている。(Learn OpenCV情報↓)
https://www.learnopencv.com/facemark-facial-landmark-detection-using-opencv/
実装はGSOC 2017の成果らしいですね。
Face Alignmentとか顔のランドマークとか器官とか、ジャンルの呼び名は様々ですが。
Facemark API
Facemarkでは以下3種類の検出アルゴリズムを選択できる。
FacemarkAAM
Active Appearance Model(AAM)ベースのアルゴリズム。
原著論文はICCV 2013で発表された“Optimization problems for fast AAM fitting in-the-wild”
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FacemarkKazemi
Regression Forestベースのアルゴリズム。
原著論文はCVPR 2014で発表された“One Millisecond Face Alignment with an Ensemble of Regression Trees”
Dlibに実装されている検出アルゴリズムもこれ。
Dlib:C++の機械学習ライブラリ画像認識系の人達の間では、高性能な顔の器官検出(Face Alignment)が手軽に利用できることで知られているC++のライブラリ Dlib。(表記は大文字、小文字どっちなんでしょう?)英語のWikipediaによると、2002年から開発...
FacemarkLBF
Regression Forestベースのアルゴリズム。
原著論文はCVPR 2014で発表された“Face alignment at 3000 fps via regressing local binary features”
Learn OpenCVの記事では学習モジュールがまだ無いと書かれているけど、現時点で学習モジュールface_landmark_trainerがあるようです↓
https://docs.opencv.org/3.4.1/d6/d49/md__build_master-contrib_docs-lin64_opencv_contrib_modules_face_tutorials_face_landmark_face_landmark_trainer.html
多くの人が画像認識の実装に求める機能をOpenCVがどんどん取り込んでいくな。
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