2024年3月 振り返り

2023年度の終わり。



今の会社に転職してから、年度をまたいでずっと同じ仕事を続けることが多く年度の区切りを実感することが無かったが、今年は年度の区切りを実感せざるを得ない。4月1日付で異動することになった。

3月31日で公費での新型コロナワクチン接種は終了。今後はインフルエンザと同じように自己負担になる。日本政府として対策する「コロナ禍」はこれにて完全終了ということだろうか。

チャットAI

ChatGPTに個人的に課金して触るようになってから1年経った。



当初はGPT-4の性能を体感したくて課金し始めたわけだが、最近はGoogle検索で目当ての情報に辿り着けないことが増え、検索代わりに対話して情報を得るスタイルになりつつある。論点を整理したり、サンプルコードを書いてもらうにはかなり有用。
使っていると、ChatGPTの中心技術がGPT-4であるのは間違いないだろうけど、日々アップデートされる様子を見るに世間一般で言われているほどGPT-4だけで一点突破してるサービスでもない気がしてくる。ゴリゴリにチューンナップされたアプリケーションで、ヒューリスティックなエンジニアリングが相当入ってそう。

最近はClaude 3がChat-GPTよりも性能が良いと話題になっているが、まるでついていけてない。

訃報

今月は、鳥山明に続いて声優のTARAKOの訃報。60代で亡くなるのはかなり早く感じる。
歳を重ねて身体が衰えるほど病気や事故の確率も上がるのは理解できるが、自分の両親と同世代または年下の著名人の訃報には結構ダメージを受ける。
オイラの両親はもう70代。健康寿命という点ではもうだいぶ限界の年齢に来ている。最近は、人混みの中で高齢者を見かけると両親の姿を重ねてしまうようになった。若いうちにもっと親に頼っておけば良かったとも感じる。


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活動

今の会社に入ってから、全然勉強しなくなった。読書もしなくなり、インプットが減って視野が狭まった。
以前よりもはるかに生活にかかる時間や労力を省いているのに、アウトプットは以前よりもかなり減っている。
以前は何であんなにプライベートのアウトプットが多かったのだろうか。

何事も、仲間・味方を作っておかないと、自分が頑張ろうとしても邪魔される。自分の情報を開示しないから妨害のような行為ばかり入ってくる。
自分で立てた目標が、他の要素の割り込みによって達成できなくなるのはかなりストレス。自分で決めたルーチンを無計画な仕事に浸食され壊される。


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ブログ

3月21日の14時頃、このブログがダウンしてしまった。原因はどうやらDNS絡みのようだったが、negativemind.comは問題ないのにサブドメインの方のblog.negativemind.comの方だけアドレスが解決できなくなっていた。特に何もしてないのに2時間ほどで直った。何だったのだろう。


自分の作文能力

なんとなく、1500文字程度までじゃないと文章の全体像を把握できなくなる感覚がある。オイラが作文・編集できる文章の単位はたぶんその程度。
プログラミングに関しても、1つのファイルで書けるのはせいぜい800行程度までで、ベタでそれ以上の行数書き続けると論理が破綻してしまう。
それ以上の規模の文章やプログラムを書くには「構成」や「設計」が必要だと経験的に知っている。
適当にスニペットを書き散らかすだけならさほど負荷は無いが、論理の整合性を保ったまま積み上げるのはそれなりに大変。

ASD気質?

最近、X(旧Twitter)でASDの特性についての情報を多く目にするようになって、あまりにも自分に当てはまり過ぎていてビビる。
オイラは内向的で、人よりも目的やタスクに関心が向かいがちで、こだわりが強い。
特に診断は受けてないけど、たぶん半端な自己分析をやるよりも、発達障害の診断を受けた方が自己理解には確実な気もしてきている。

ASDはこだわりによって身を守っている節があるらしい。目まぐるしく変わる世界から、ずっと変わらないものを側において身を守る。

娯楽

先月あまり映画館に行けなかった反動もあり、今月は13本観に行った。

毎年この時期はアカデミー賞の授賞式が行われるが、ここ数年は毎度授賞式での俳優の振る舞いからハリウッドという業界の体質、差別問題が議論になる。「ゴジラ-1.0」と「君たちはどう生きるか」がアカデミー賞を受賞した。
アカデミー賞を受賞した「アメリカン・フィクション」は日本で劇場公開されず、Amazonプライム・ビデオでの配信だけ。日本語字幕が文字化けしていてちょっとマイナス。
映画館での上映がなく配信だけになると、自宅の視聴環境的にあまり良い体験ができない。最近、どこかのサービス限定の独占配信にあまり食指が動かなくなってきた。単発の映画公開の方が嬉しい。映画館での上映の方が良い鑑賞環境と時間を確保できる。

オッペンハイマー」がやっと日本でも公開され、ようやく鑑賞できた。



自分にASD傾向があり共感力が低いのだとしたら、映画鑑賞が好きなのはどういうことだろう。日常生活で触れる程度の人の感情の起伏では共感できないということか。
自分の人生、生き方の指針や糧になりそうな映画に出会いたい。直近だと、パワハラとの向き合い方を学べる作品を知りたい。


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