長らく放置してたけど、全身にフラットブラックを塗ったGMKゴジラの爪部分の塗料を溶剤で拭き取った。
前回まで、パーティングライン処理の目印にしてた赤いペンのインクがなかなか落とせなくて放置していたのでした。
前回まではMr.カラー専用 真・溶媒液を使って塗料を溶かしてたんだけど、今回はさらに強力なこれを使った。↓
すごい臭いだったけど、サクサク塗料が落ちた。
ちなみに、今回はレジンキットだからこういう強力な溶剤を使ってるけど、普通のプラモデルだったらきっとそのものを溶かしてしまうので絶対に使っちゃダメです。
さて、塗料がキレイに落ちて、レジンの地の色が出たところで眺めると、怪獣の爪が真っ白ってのもなんだか味気がない。このキットの成型色は、地色で白目を再現できるように真っ白なレジンでできてるんだけど、爪もこのまま真っ白だと何かクリーン過ぎる。
ということで、ちょっと茶色を足すことにした。
まず、Mr.カラーのフラットブラック+レッドブラウンで暗い茶色を作って、溶剤多めに溶いて爪に塗りたくる。
そして、際や凹部分には色が残るように溶剤で拭き取る。
うーん、あんまり馴染んでないな。。。
ということでもうちょっと手を加える。タミヤ水性アクリル塗料のブラウンを溶剤多めに溶いて上から塗り、アクリル塗料の溶剤で同じように拭き取る。
まだ際が不自然なので、タミヤエナメル塗料のスモークを溶剤多めで塗ったりしてみたけど、ほとんど効果がなかった。もっと極端な方が良さげなので、際を中心にタミヤエナメル塗料のフラットブラック塗る。
そしてエナメル塗料の溶剤で際をぼかすように拭き取る。
これでだいぶ馴染んできた気がする。映画オリジナルのGMKゴジラの方は、爪にはあんまり彩度がなくてグレーではあるんだけど、これは模型的な味付けですね。
まだちょっと物足りないというか、ちょっと違和感。
展示されてた実物だと、爪は全体的にもっと暗い色になってるな。さてどうするか。
追記:このキットの制作記事まとめページを作りました↓
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