前回までで、胴体部に関しては光源を拡散させるためのインナーパーツ作りの目途が立ったと思っている。
ここで、だいぶ前に切り離した頭部パーツの工作を進める。
まずは電飾関係なく通常工作。
下アゴパーツの軸打ち
下アゴパーツの接合部を真鍮線で軸打ちしておく。特にソフビキットはパーツ同士の合いがあんまり良くないことが多いので、接着位置がズレないようにするため。
下アゴパーツの接合面は微妙に中空だったので、まずはその穴をパテで埋める。
今回は作業時間の短縮を狙って光硬化パテを使用。(買った割に余ってるんです。。。)
そのままだとソフビパーツからペリッと取れてしまうので、瞬間接着剤を流し込んで固定。パーツからはみ出したパテはデザインナイフで削り落とす。切削性は申し分ないパテだけど、あんまり時間短縮効果は無かったな。。。
ピンバイスでパテ部分に真鍮線を刺すための穴を開け、真鍮線を瞬間接着剤で固定する。
頭部パーツ側にもさっきの真鍮線を刺すための穴を開ける。こちらはやや大きめに開け、後からパテで調節する予定。
頭部パーツの真鍮線の刺さる部分にエポキシパテを盛っておき、そのまま真鍮線を刺して下アゴの固定位置を調節する。雰囲気が分かるように、上アゴには歯茎パーツを両面テープで仮止めしておいた。
今回のキットは口閉じポーズだけど、空き具合をミスると間抜けになっちゃうよな。
最初のエポキシパテが硬化したら、さらにパーツ同士の隙間にもエポキシパテを盛り、パーツ同士の合いを良くしておく。
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眼の裏にLEDを仕込む
さあ、ここからやっと電飾。
眼の裏には3mmの砲弾型LEDに黄色の拡散キャップを被せたものを仕込む。拡散キャップは以前購入しておいたものが大量に余っているのです。
拡散キャップを被せて光らせるとこんな感じ。
あんまりスマートなやり方ではないけど、LEDを光らせた状態で眼の裏に当て、良い光具合の位置で接着する。
あらかじめゼリー状瞬間接着剤を眼の裏に塗っておき、LEDの位置がちょうど良いところで瞬間硬化スプレーを吹いて固めた。
反対側の眼も同様に固定した。2つとも、LEDのカソード(-)が上、アノード(+)が下になるようにしておいた。
電子工作
ここからは軽い電子工作。2つのLEDを並列に繋ぎ、アノード側に定電流ダイオードを繋げる。
知識はこの書籍から↓
それぞれのアノード同士、カソード同士が重なるように折り曲げる。LEDと頭部パーツの隙間にはグルーガンを充填し、LEDがポロッと取れないように固定した。
重ねた部分をはんだ付けしてから余分な端子は切断。さらにアノード側に18mAの定電流ダイオード(E-183)をはんだ付けした。(ダイオードは繋ぐ向きに注意!)
ダメ押しでさらにグルーガンも充填。う~ん、ちょっと端子を長く残し過ぎたかな。
横から見るとこんな感じ。このまま胴体側へ配線を逃がすつもり。
試しに9V電池を繋いで両目を光らせてみる。
右目の光源がやや下にズレてる気もするけど、まあ、眼の塗装でごまかせる範囲でしょうか。
このキットの制作記事まとめページを作りました↓
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