前回までは、大きいパーツの接着と継ぎ目のパテ埋め作業を行った。
次は小さいパーツを接着していきます。
まだ未接着のパーツは、上アゴ、下アゴ、両腕、背びれ。これらの小さいパーツは、軽いし接着面積も狭いので、エポキシ系接着剤ではなく、瞬間接着剤を使って接着する。
当初の段取り通り、上アゴの接着は口内の塗装後に行う予定なので、それ以外の下アゴ、両腕、背びれを接着します。
使う瞬間接着剤は2種類。ゼリー状のものと普通のサラサラな液体タイプのもの。
ブランドに大したこだわりは無いけど、オイラはアロンアルファを使っています。
そして、瞬間接着剤の硬化時間を短縮する瞬着硬化スプレーも併用します。セッターなんて呼ばれたりもしますね。
「瞬間接着剤の硬化時間を短縮する」という言い方はちょっと変にも聞こえますが、このスプレーを使うと瞬間接着剤を意図したタイミングで硬化させられるので便利なのです。
特に、接着面積が狭くて保持・固定が難しいパーツの接着では、このスプレーをシュッと一吹きしてやるだけで接着剤が完全に硬化するので楽ちん。良く使うのでオイラは徳用サイズを使っています。
また、瞬間接着剤の性質上、空気中の湿気などの水分と反応して硬化するので、乾いたレジン表面よりも湿り気のある人間の皮膚の方が硬化しやすかったりします。
このスプレー無しで瞬間接着剤を使う場合、接着するパーツを手で押さえていても、パーツがくっつくより先に手にパーツがくっつくなんて事故が起こりガチです。(不器用なだけとも言えます)
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瞬間接着剤で接着する
まずは両腕を接着します。
ゼリー状の瞬間接着剤を接着面にポツポツと塗り、そのままパーツをはめて瞬着硬化スプレーを吹く。これでパーツの位置がズレない程度の軽い固定は完了。
ここでゼリー状の瞬間接着剤を使うのは、パーツの接着面の形状のズレをある程度吸収したいから。
エポキシ接着剤と違い、瞬間接着剤は空気と接している表面から硬化するので、ベッタリ満遍なく塗るのではなく、ポツポツと点付けした方が(空気と接する面積を多く確保できるので)上手く硬化します。
この腕のパーツの接着面積は狭いので、ベッタリ塗っちゃっても硬化するとは思いますが、接着面からはみ出した分の接着剤を処理するのに困ると思います。
ゼリー状瞬間接着剤だけではまだパーツ同士の接着は不十分。次にパーツの合わせ目の隙間に普通の瞬間接着剤を流し込みます。これでしっかりと接着固定する。
細いノズルを使ってパーツの隙間に接着剤を注げば、毛細管現象で勝手に内部へ流れていきます。瞬間接着剤用の細いノズルはすぐに詰まって使えなくなってしまうので、多めに買ってストックしておくと便利です。
同様に下アゴのパーツも接着しました。
さて、次は背びれ。
なのですが、シン・ゴジラの背びれのデザインは、過去のゴジラのような3列ではなく5列もあるので、背びれパーツの数は36個もあります。
5列になった分、背びれの密集度も高いので、全部を接着し終わってから継ぎ目のパテ埋め作業なんて、狭くてとてもできそうにない。
なので、背びれの接着は中央列から順に列ごとに接着と継ぎ目のパテ埋め作業を進めようと思います。
続きは次回。
気が早いけど、制作記事まとめページ作った↓
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