COLMAP:オープンソースのSfM・MVSツール

Structure from MotionからMulti-View StereoまでできるCOLMAPというツールを見つけた。そこからさらにSurface ReconstructionまでやらないとPhotogrammetryとは言わないのかね。

COLMAP



COLMAPは、GUIとCLIを備えた汎用的なStructure from Motion(SfM)とMulti-View Stereo(MVS)のパイプラインです。COLMAPは、順序のある画像、順序不同の画像群から再構築を行うための幅広い機能を提供します。
このソフトウェアはGNU General Publicライセンスです。
COLMAPはBSDライセンスに基づいてライセンスされています。このプロジェクトを研究で利用する場合は以下論文を引用してください。


スポンサーリンク

GNU GPLライセンスとのことだけど、GPL v1ということだろうか。だとしたら商用利用可能だけど、ライブラリとして使用する場合は著作権の明記と、ソースコードの開示が必要。
後にBSDライセンスになったようです。


スポンサーリンク


元となっているのはECCV 2016の”Pixelwise View Selection for Unstructured Multi-View Stereo“という論文。



ソースコードがGitHubで公開されているけど↓
https://github.com/colmap/colmap

ビルド済みバイナリの配布もある↓
https://demuc.de/colmap/

これを知った経緯としては、こちらの記事にコメントで教えていただいて↓
Theia:オープンソースのStructure from Motionライブラリ
度々似たような話題ですが(笑) また別のオープンソースStructure from Motionライブラリを見つけた↓ Theia TheiaはChris Sweeneyが開発したコンピュータービジョンライブラリで、効率的で信頼性の高いSt...


CVPR2017で発表されたHSfM(Hybrid Structure-from-Motion)という手法がTheiaに実装されたのを知り→TheiaSfM/src/theia/sfm/hybrid_reconstruction_estimator.h

そのHSfM(Hybrid Structure-from-Motion)の論文中でCOLMAPが引用されていたからなのです。

それぞれのライブラリ、ツールに実装されている手法の特性についてもうちょっと詳しく知るべきだよな。。。


スポンサーリンク

関連記事

Google App Engine上のWordPressでAmazonJSを利用する
Windows10でPyTorchをインストールしてVSCodeで使う
ディープラーニングに対応したPythonの機械学習ライブラリ『Pylearn2』
Gource:バージョン管理の履歴を可視化するツール
Math Inspector:科学計算向けビジュアルプログラミングツール
MB-Lab:Blenderの人体モデリングアドオン
GeoGebra:無料で使える数学アプリ
MPFB2:Blenderの人体モデリングアドオン
Dlib:C++の機械学習ライブラリ
WordPressの表示を高速化する
写真に3Dオブジェクトを違和感無く合成する『3DPhotoMagic』
書籍『OpenCV 3 プログラミングブック』を購入
html5のcanvasの可能性
ROSの薄い本
Mayaのプラグイン開発
Faster R-CNN:ディープラーニングによる一般物体検出手法
UnityでLight Shaftを表現する
Unityの薄い本
Google Chromecast
科学技術計算向けスクリプト言語『Julia』
OpenCVで平均顔を作るチュートリアル
3Dスキャンに基づくプロシージャルフェイシャルアニメーション
UnityのMonoBehaviourクラスをシングルトン化する
畳み込みニューラルネットワーク (CNN: Convolutional Neural Network...
Raspberry Piでセンサーの常時稼働を検討する
ポリゴン用各種イテレータと関数セット
geometry3Sharp:Unity C#で使えるポリゴン操作ライブラリ
OpenMVS:Multi-View Stereoによる3次元復元ライブラリ
ブログのデザイン変えました
Deep Learningとその他の機械学習手法の性能比較
Manim:Pythonで使える数学アニメーションライブラリ
RefineNet (Multi-Path Refinement Network):ディープラーニン...
Googleが画像解析旅行ガイドアプリのJetpac社を買収
このブログのデザインに飽きてきた
OpenCVの三角測量関数『cv::triangulatepoints』
UnityでShaderの入力パラメータとして行列を渡す
オープンソースの人体モデリングツール『MakeHuman』のAPI開発プロジェクトがスタート
AR (Augmented Reality)とDR (Diminished Reality)
OpenCV 3.1のsfmモジュールのビルド再び
PCA (主成分分析)
UnrealCV:コンピュータビジョン研究のためのUnreal Engineプラグイン
オープンソースのIT資産・ライセンス管理システム『Snipe-IT』

コメント