今年も観に行った映画振り返り。
昨年映画館に観に行った映画は34本だった。
今年は観に行った映画の本数的には36本で去年より2本多い。
それに加えて今年は2回観に行った映画もあった。「スパイダーマン: スパイダーバース」と「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は2回観た。
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は1度腹痛で途中退席して後日改めて観たので、映画館に行った回数で言えば今年は39回か。
「年間何本観に行こう」みたいな目標を立てていたわけでもなく、気になる映画があったら躊躇なくムビチケを購入していた。観たい映画がたまたま同じ月や週に重なっていたり、逆に全然観に行かない月もあった。まあ、正直1本でも多く観たいとは思っている。
去年より多く観た割には、それぞれの感想を言葉にすることをあまりしてなかったな。映画を観るのが好きなのに、誰かと感想をシェアしたりは全然していない。
シリーズの続編・有名原作・テレビ作品の劇場版
洋画・邦画含めて、今年もシリーズ物や有名原作の映画化ばかり観ていた。結果的に山崎貴監督作品を3作も観たな。
純粋なオリジナル映画は「天気の子」、「ダンスウィズミー」、「記憶にございません!」、「HELLO WORLD」だけだろうか。「移動都市/モータル・エンジン」も原作小説があるらしい。
昨年も思ったが、「どれだけ別のジャンルへ手を伸ばしたか」で考えるとむしろ狭い世界にどっぷり浸かっていて、去年よりもそれが濃くなっている。
映画鑑賞の環境
ここ数年、土日祝日に映画を観にいくことはほとんどなくなった。4Dなど数の少ない特定の施設でしか体感できないもの以外は、平日の夜に仕事帰りで映画を観に行っている。
休日は映画館が混む上に客層もあまり良くない印象がある。平日の夜でも話題作になるとマナーの悪い客が増える。上映中にスマホをいじる人もいる。
https://www.moneypost.jp/595140
今年は映画の鑑賞料金の値上がりが少し話題になった。
https://eiga.com/news/20190318/13/
だが、そもそもオイラは映画を定価で観ることがほとんどなくなっている。観たい映画は事前にムビチケを購入するし、たまたま知った公開中の映画もシネコンのポイントで観賞できたりする。利用する映画館がシネコンばかりになってしまう理由でもある。
昔は毎月1日の映画の日割引を狙って2,3本連続で観ていたこともあったけど。
音楽
映画の話からやや脱線するけど、オイラが普段聴いている音楽は映画やドラマのテーマ曲・主題歌であることがほとんどだ。今年iTunesで購入した曲も観た映画の主題歌やテーマ曲ばかり。「天気の子」の主題歌、挿入歌、「アルキメデスの大戦」のテーマ曲、「HELLO WORLD」を購入した。
主題歌は予告編で何度もサビを聴くことになるので、印象に残る。
2019年に観に行った映画一覧
2019年1月〜
2019年2月〜
劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ
メリー・ポピンズ リターンズ
アクアマン
アリータ:バトル・エンジェル
翔んで埼玉
2019年3月〜
移動都市/モータル・エンジン
スパイダーマン: スパイダーバース
劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル
キャプテン・マーベル
バンブルビー
2019年4月〜
2019年5月〜
アベンジャーズ/エンドゲーム
名探偵ピカチュウ
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
2019年6月〜
2019年7月〜
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
トイ・ストーリー4
天気の子
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer/騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!
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2019年8月〜
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
アルキメデスの大戦
ライオン・キング
ダンスウィズミー
2019年9月〜
ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス
記憶にございません!
2019年10月〜
HELLO WORLD
ジョーカー
牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-
2019年11月〜
2019年12月〜
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
ルパン三世 THE FIRST
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション
動画配信サービス
今年は映画館で動画配信サービスのCMを目にする機会が増えたような気がする。映画館に来る層と動画配信サービスのユーザー層は確かに近そうだ。コンテンツにお金を払う層。
オイラも今年はアニメのULTRAMAN目当てでNetflixに加入してしまった。
そこからドラマのシャーロック、スタートレック、パトレイバーのOVA、Netflixオリジナルのドキュメンタリーなどを視聴した。
そして、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観に行く前にシリーズの過去作をいっきに見たくてDisney DELUXEにも加入してしまった。その後、スター・ウォーズのドラマシリーズ「マンダロリアン」の配信も始まったので未だに解約せずにいる。
プラットフォームの利便性というよりは、観たいコンテンツがあるから仕方なく契約している感じ。ゲームもそうだが、ユーザーとしてはプラットフォームに魅力を感じることはない。そう考えると、クリエイターにとって魅力的なプラットフォームの方が多種多様なコンテンツが集まり、結果的にユーザーを集めるような気がする。
動画配信から少し逸れるが、オイラが初めてiPhoneを買ったのは自分でアプリが作れそうだったからだし、Oculus Goを買おうと思ったのはやりたいゲームがあったからではなく、自分で作って遊べそうだったからだ。ガジェットを購入する時のオイラの視点はユーザーというよりクリエイター(?)っぽい。
配信に適した尺
ただ、Amazon Prime Video, Netflix, Disney DELUXE含めて、動画配信サービスではあんまり映画を観ていない。ドラマかアニメなど、1話が1時間未満で終わるものを選ぶことが多い。
映画館以外の環境で2時間ほどかかる長いコンテンツを視聴するのがしんどくなってきたのだ。
ドラマ1話分の50分ほどなら何日かに分けて視聴している。最近は30分のものでも途中で止めてしまうようになった。チビチビと見ていくのは読書と似た感じかも。
動画配信なら1話15分くらいの尺だとしても長く感じる。なんなら5分、3分とかでも構わない。
似た話で、あんまり小説を読まないオイラでも、短編小説なら割と読めることが最近分かった。日常生活のペースを維持したままコンテンツに触れようとすると自然と細切れになっていくのだろうか。
古くから4コママンガのように短い尺のコンテンツ様式は存在するが、2020年にはQuibiという短尺の動画配信サービスが始まるらしい。
https://note.com/hideaki/n/ne75d8b3cb350
コンテンツプラットフォームの性質
動画は観賞に決まった時間を奪われるタイプのコンテンツだ。だからこそ、最近は誰にも邪魔されずに集中して観賞できる時間を映画館で買っているような感覚がある。他の何にも割り込まれずに2時間観賞に集中できる環境は貴重だ。
動画配信サービスは自分の好きな時間に観賞できる利便性は高い反面、自由度が高過ぎて、中断せずに1本通して鑑賞するのがなかなか難しい。
オイラが動画配信サービスを利用する時は大体寝転がってスマホで視聴しているのも問題だが。
テレビ画面で放送や録画を観賞する際にはどうしてもスマホをいじってしまう。「ながら視聴」になってしまうのだ。どうも複数チャンネルを同時に開くよう「ながら視聴」が癖になってきているようだ。
また、動画配信サービスはサブスクリプションモデルだから、各コンテンツへの対価は曖昧になってしまう。そこが未知のジャンルの視聴ハードルを下げるメリットとも言えるし、好きなものを表明する際のデメリットにもなる。気に入ったコンテンツにはもっと対価を払いたい気分にもなる。
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