もうだいぶ完成に近づいてきた。今回も筆によるレタッチです。
怪獣キットの塗装では、口の中は組み立て前に塗装を済ませて、塗装後に下アゴを接着するのが割とオーソドックスなセオリーとなっている。というのも、下アゴを接着して後だと口の中に筆を入れて塗装するのが困難だから。
なのでオイラも口内を塗装した後に下アゴの接着を行った。
しかし、その後の全身塗装の際に、口のマスキングを行わずにエアブラシ塗装を行った。
皮膚と歯茎の境目をエアブラシでぼかしたかったのだが、ちょっと失敗して口内の塗装の上に皮膚色を塗り重ねてしまったのだ。
で、今回はそれをどうにかリカバーしようというわけ。結論から言ってしまうと、また今回もちょっと失敗しちゃいました(笑)
筆でレタッチというか、墨入れやウォッシングの要領で色を乗せていく。使うのはタミヤカラー エナメル塗料。
まず、エナメル塗料のホワイト+クリアーレッドで歯茎っぽいピンク色を作り、歯茎に塗っていく。
牙に付いた塗料は溶剤を含ませた綿棒で拭き取る。
ちょっと鮮やかで明る過ぎたので、クリアーレッド単体を塗り重ねる。まるで血の赤だな。
それが生乾きの状態で溶剤を含ませた綿棒で撫でて、色を混ぜながら拭き取る。
う~ん、ちょっと彩度が強過ぎる気もするけど、これ以上いじると悪化しそうなのでこのくらいでやめておく。エアブラシ塗装の時にちゃんと口内マスキングしとけって話ですよね。
後は全体につや消しクリアーを吹いて完成にしよう。
眼の部分だけは光沢を残したいので、マスキングゾルを塗ってマスキングしておく。
追記:制作記事まとめページ作りました↓
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 口内のレタッチ

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