FreeMoCap Project:オープンソースのマーカーレスモーションキャプチャ

2台以上のWebカメラを使ってマーカーレスの3Dモーションキャプチャを実現するオープンソースソフトウェアを開発するプロジェクト。

The FreeMoCap Project

Free Motion Capture (FreeMoCap)システムは、最先端のマーカーレスモーションキャプチャソフトウェア(OpenPoseDeepLabCutなど)を活用し、3Dキネマティック再構築をワンクリックで実現できる合理的なパイプラインを提供します。

このシステムは任意のカメラハードウェアで動作し、複数の(USB Webカメラなどの)有線カメラでの同期録画だけでなく、別途用意した(GoProなどの)カメラで撮影した後の同期方法も提供します。

FreeMoCap Projectは使いやすさを重視しており、技術的なトレーニングや外部の支援抜きに、14歳の子供でも100ドル未満の予算で研究レベルのモーションキャプチャシステムを再現できることを目標としています。

ソースコードはGitHubにある。

プロジェクト名に”Free”と付いていてライセンスはAGPL3となっているけど、OpenPoseに依存しているらしいので、商用利用する場合はOpenPoseのライセンス元に問い合わせる必要がありそう。(OpenPoseはアカデミックと非商用利用についてのみ無料)
それとも、今後はOpenPoseに依存しなくなるということでしょうか。



インストール方法を読む限り、複数カメラの空間合わせにはOpenCVのArUcoを使うみたいだな。



Blender用のプラグインも準備中とのことです↓



複数視点の動画から人間の3D姿勢を推定するアプローチは年々進化しているし、このプロジェクトの実装もまた変わっていくかもな。


関連記事

Facebookの顔認証技術『DeepFace』

Mayaのポリゴン分割ツールの進化

UnityでOpenCVを使うには?

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 爪とトゲを追加

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 側頭部のボリューム...

ラクガキの立体化 反省

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 脚のトゲの作り直...

書籍『OpenCV 3 プログラミングブック』を購入

Deep Fluids:流体シミュレーションをディープラーニ...

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 身体のアタリを作る

Python2とPython3

自前Shaderの件 解決しました

OpenGV:画像からカメラの3次元位置・姿勢を推定するライ...

Maya 2015から標準搭載されたMILA

日立のフルパララックス立体ディスプレイ

書籍『イラストで学ぶ ディープラーニング』

生物の骨格

Active Appearance Models(AAM)

CreativeCOW.net

SIGGRAPH 2020はオンライン開催

3Dモデルを立体視で確認できるVRアプリを作っている

Unreal Engine 5の情報が公開された!

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 目元だけ作り込んで...

Subsurface scatteringの動画

hloc:SuperGlueで精度を向上させたSfM・Vis...

ラクガキの立体化 背中の作り込み・手首の移植

株式会社ヘキサドライブの研究室ページ

TensorSpace.js:ニューラルネットワークの構造を...

CGレンダラ研究開発のためのフレームワーク『Lightmet...

OpenVDB:3Dボリュームデータ処理ライブラリ

mentalrayのSubsurface Scatterin...

trimesh:PythonでポリゴンMeshを扱うライブラ...

WordPressのサーバ引っ越し方法を考える

SIGGRAPH論文へのリンクサイト

Unity MonoBehaviourクラスのオーバーライド...

オープンソースの顔認識フレームワーク『OpenBR』

疑似3D写真が撮れるiPhoneアプリ『Seene』がアップ...

Windows Server 2008にAutodesk M...

機械学習のオープンソースソフトウェアフォーラム『mloss(...

TVML (TV program Making langua...

CGWORLD CHANNEL 第21回ニコ生配信は『シン・...

viser:Pythonで使える3D可視化ライブラリ

コメント