1月から仕事が始まって、連続した作業時間は確保しづらくなった。

歯と歯茎に手こずってなかなか全体の調整が進まない。。。


資料を眺めていて、そもそも特撮のDNAで展示されていたレプリカヘッドと劇中のスーツでは歯の並び方や下アゴのバランスが結構違う気がしてきた。
ここまでの作業を動画化(チビチビしててあまり面白くない)↓
その後、長過ぎた首の長さをちょっと短く調節した。

歯茎ばかり見ていて視野が狭まっていたので、ちょっと気分を変えて全身をいじくる。
首のラインをいじったので、それに合わせて甲羅のラインも修正。頭から首のラインは逆に不自然になったかも。。。

正面から見た甲羅のシルエットを少しずつ整え、腹甲の模様のアタリも入れる。

手の爪を伸ばし、腕のトゲトゲのアタリも入れた。

肩のラインを整理したら人間のシルエットが出てきたな。
上半身から順にいじっていくと、しわ寄せのようにバランスの矛盾が下半身に溜まってくる。脚の付き方もいじらないとな。
Oculus Quest2で形状を確認してみる
だいぶ作業がマンネリ化してきたので、ここでHMDを使って3Dでバランスを確認してみよう。
ここの記事を参考にOculus Quest2のGravity Sketchアプリを使ってみる↓
Gravity Sketchは、個人利用なら無料で使える。個人利用だと読み込めるデータ形式はOBJのみとなる制限はあるけど。
Gravity Sketchに自前のデータを持って行くには、まずLanding Padのアカウントを作って、Gravity Sketchにログインする必要がある。アカウントがあれば、クラウドからもOculus Quest2ローカルからでもGravity Sketchデータを読み込める。
3Dプリントの時に使ったZBrushのDecimation Masterを使ってOBJ形式に書き出そう。

何も考えずにそのままOBJ化したら、データサイズが大き過ぎてGravity Sketch上でまともに動かなかったので、Decimation Masterで15MB程度に削減してから再挑戦↓
作り途中のものをZbrushのDecimation Masterでポリゴン数削減してOBJ形式にエクスポートすれば、Oculus Quest2のGravity Sketchを使って3Dで形状を確認できることを知った。
データ変換して持って行く手間はかかるけど、いちいち3Dプリントしてバランスを確認するより断然楽。#Zbrush #ガメラ pic.twitter.com/jyiq4dX96M— NegativeMind (@NegativeMind) February 6, 2021
立体視で形状を確認できると分かることが沢山あるな。首のラインがおかしいのもハッキリ分かる(笑) 下アゴはもっと分厚いままの方が良かったみたい。
20cm~50cm程度のフィギュアサイズで見てみると、口の中の細かい形状なんて全然気にならないな。
ところで、Windows10標準のPaint3Dアプリは、OBJもFBXも開けるのね。
とにかく続けて完成まで持っていくためにまとめページを作った↓

関連記事
物理ベースレンダリングのためのマテリアル設定チートシート
Mayaのシェーディングノードの区分
ヒーローに変身なりきりアーケードゲーム『ナレルンダー』
ZBrushのZScript入門
OpenVDB:3Dボリュームデータ処理ライブラリ
OpenMesh:オープンソースの3Dメッシュデータライブラ...
1枚の画像からマテリアルを作成できる無料ツール『Materi...
Shader.jp:リアルタイム3DCG技術をあつかうサイト
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 ClipCur...
Texturing & Modeling A Pro...
UnityでShaderの入力パラメータとして行列を渡す
ラクガキの立体化 分割ラインの変更・バランス調整
UnityでPoint Cloudを表示する方法
日本でMakersは普及するだろうか?
3DCGのモデルを立体化するサービス
CreativeCOW.net
ZBrushからBlenderへモデルをインポート
映画から想像するVR・AR時代のGUIデザイン
タマムシっぽい質感
Iridescence:プロトタイピング向け軽量3D可視化ラ...
この連休でZBrushの スキルアップを…
Paul Debevec
UnityでLight Shaftを表現する
BlenderのGeometry Nodeで遊ぶ
今年も怪獣大進撃
この本読むよ
トランスフォーマー :リベンジのメイキング (デジタルドメイ...
2023年 観に行った映画振り返り
BSDF: (Bidirectional scatterin...
ジュラシック・パークのメイキング
池袋パルコで3Dのバーチャルフィッティング『ウェアラブル ク...
CLO:服飾デザインツール
SIGGRAPH論文へのリンクサイト
ZBrush 2018での作業環境を整える
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 爪の塗装
Oculus Quest 2を購入!
『ゴジラ博 in 東京ミッドタウン日比谷』に行ってきた
ZBrushでリメッシュとディティールの転送
Mayaのレンダリング アトリビュート
ラクガキの立体化 目標設定
ワンダーフェスティバル2019[冬]に行ってきた
3Dグラフィックスの入門書


コメント