SONYの自律型エンタテインメントロボット『aibo』

ソニーが自律型エンタテインメントロボットaiboを発表し、予約を開始した。従来の大文字表記”AIBO”ではなく小文字表記で”aibo”だ。
発売日は2018年1月11日で、税別価格198,000円。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1089417.html

aibo



以前のAIBOシリーズは2006年のERS-7M3を最後に終了したけど、10年以上経った今、インターネット、スマホ、クラウド、AIの時代に合わせた仕様で再始動したということか。
今回のaiboの型番はERS-1000らしい。


スポンサーリンク


こういうエンタメ製品を技術仕様で語るのも野暮ではありますが、一応調べてみると
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201711/17-105/index.html

プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 820(APQ8096) 64bit Quad-Core
可動部(自由度):頭×3、口×1、首×1、腰×1、各足3×4、耳×2、しっぽ×2(全て自社開発のアクチュエーター)
目の瞳:有機EL
センサー

  • 魚眼カメラ×2(前方カメラと腰部)
  • ToFセンサー
  • PSDセンサー×2
  • 感圧・静電容量方式タッチセンサー(背中センサー)
  • 静電容量方式タッチセンサー(頭センサー・あごセンサー)
  • 6軸検出システム(3軸ジャイロ・3軸加速度)×2(頭、胴体)
  • 人感センサー
  • 照度センサー
  • 肉球×4

連続稼働時間:約2時間
充電時間:約3時間


スポンサーリンク

腰部(胴体上部)に搭載されている魚眼カメラはSLAM用のものらしい。
また、画像、音声の認識・解析にはディープラーニング技術を活用しているとのことで、やはり例のライブラリの力も発揮されているのだろうか。



例のライブラリについて、最近チラホラとインタビュー記事が出てる。
https://employment.en-japan.com/engineerhub/entry/2017/10/20/110000
https://bita.jp/dml/sony-neural-network-console-interview

また、OSはLinux+ROSだとか、はたまたRTOS(Real Time Operating System)だなんて情報が錯綜してますね。



発売されたら、すぐにハックする人が現れるだろうな。


スポンサーリンク

関連記事

このブログのデザインに飽きてきた

2D→3D復元技術で使われる用語まとめ

3分の動画でプログラミングを学習できるサイト『ドットインストール』

UnityからROSを利用できる『ROS#』

OpenGVの用語

ZBrushのZScript入門

OpenCV 3.1から追加されたSfMモジュール

Google Colaboratoryで遊ぶ準備

Deep Fluids:流体シミュレーションをディープラーニングで近似する

携帯電話ロボット『RoBoHoN(ロボホン)』

openMVG:複数視点画像から3次元形状を復元するライブラリ

株式会社ヘキサドライブの研究室ページ

Python拡張モジュールのWindows用インストーラー配布サイト

書籍『仕事ではじめる機械学習』を読みました

マルコフ連鎖モンテカルロ法

今年もSSII

OpenGVのライブラリ構成

OpenCVのfindEssentialMat関数を使ったサンプルを読んでみる

NumSharp:C#で使えるNumPyライクな数値計算ライブラリ

OpenMVS:Multi-View Stereoによる3次元復元ライブラリ

C++ 標準テンプレートライブラリ (STL)

組み込み向けのWindows OS 『Windows Embedded』

サンプルコードにも間違いはある?

Geogram:C++の3D幾何アルゴリズムライブラリ

PGGAN:段階的に解像度を上げて学習を進めるGAN

CGALDotNet:計算幾何学ライブラリ CGALのC#ラッパー

PythonでMayaのShapeノードプラグインを作る

libigl:軽量なジオメトリ処理ライブラリ

iOSで使えるJetpac社の物体認識SDK『DeepBelief』

第1回 3D勉強会@関東『SLAMチュートリアル大会』

AnacondaとTensorFlowをインストールしてVisual Studio 2015で使う

Mayaのプラグイン開発

Mean Stack開発の最初の一歩

Webスクレイピングの勉強会に行ってきた

オープンソースの物理ベースGIレンダラ『appleseed』

WordPressプラグインによるサイトマップの自動生成

.NETで使えるTensorFlowライクなニューラルネットワークライブラリ『NeuralNetwo...

PythonでBlenderのAdd-on開発

Seleniumを使ったFXや株の自動取引

Blendify:コンピュータービジョン向けBlenderラッパー

書籍『OpenCV 3 プログラミングブック』を購入

Rerun:マルチモーダルデータの可視化アプリとSDK

コメント