S.H.Figuartsの仮面ライダー3号がついに発売されましたね。
予約注文してたのが届きました。↓
そしてZBrushでのモデリングの方はまだちっとも進んでない(笑)




もう完全に負けましたね(何がだ)
「S.H.Figuarts 仮面ライダー3号」のレビュー
ということでフィギュアのレビューに徹する。
映画だけに登場した「仮面ライダー3号」というキャラクターは、商品化もそれほど多くないんだけど、このS.H.Figuarts版は当然のように出来が良い。

腕を上げても肩パッドが可動に干渉して不自然に追従することはなく、腹部の分割も自然で、可動と見栄えのバランスが取れている。手首、足首の鎖もちゃんと独立整形で、ポーズを変えればそれに従って垂れ下がってくれる。
このサイズの可動フィギュアとしてこの再現度はかなり満足度が高い。
のだけれど、自分でモデリングするモチベーションを保つために、造形の再現度についてあえて厳しめにレビューする。
マスクの造形について
まず、パッケージ状態の段階で「ちょっと丸顔だなぁ」という印象を受けた。
マスクについて詳しく見ていくために正面、側面の写真を撮りました。
レンズによる歪みが出ないように、離れて撮影してから画像を拡大したのでちょっと画質が悪いです。
側面写真を見ると分かるように、口の凹モールドがちょっと浅く、アゴのしゃくれが控えめに、ふっくらとした仕上がりになっている。映画に登場する仮面ライダー3号の横顔は、ドクロのシルエットに近いデザインなので、顎から後頭部へ斜め上に向かうラインとなるのだが、S.H.Figuartsではちょっと角度が緩い感じ。
映画に登場する仮面ライダー3号のマスクは、口に近づくほど目が奥に引っ込んで行き、のぞき用のクリアーパーツと重なるんだけど、S.H.Figuarts版は目が引っ込まないので、やっぱりふっくらとした感じ。
全体的に彫りが浅くなっているのは型の関係もあるのかもしれない。(逆テーパーにしないため)
そして、正面から見た大きな違いの1つ、触覚アンテナ。強度の問題からか、触覚がすこし太めにアレンジされているのはしかたがないけど、もう1つ大きな違いは、2本の触覚アンテナのなす角度。映画に登場する仮面ライダー3号よりS.H.Figuarts版の開き具合の角度はちょっと小さいんですよ。
また、目元のクマ(?)のような黒いラインの塗り分けが足りないので、中央のラインが締まらない。この辺は色を塗り替えるだけでかなり印象が改善しそうだ。
身体のバランス
これはS.H.Figuartsシリーズの標準に合わせているものだからしかたがないことだけど、映画に比べて身体の線が細い。特に足が細長くて、足を開いたポーズをさせると違いが顕著。映画に出てくる仮面ライダー3号の足はもっと太くて短かった。
可動の関係で関節に大きな隙間ができてしまうのも細く見える原因の1つかも。足のせいで随分とヒョロく見えるので、ベルトがブカブカに見えてしまう。
シャドウ
映画に登場する仮面ライダー3号は、マスク、ボディのモールドに塗装でシャドウが入っていた。さすがにS.H.Figuartsのサイズでそれは無理なので、マスクの口の部分なんかは色を変えることでシャドウの印象を再現している。
このサイズなら墨入れかウォッシングを加えればシャドウ塗装っぽくなりそう。ちょっとの労力でかなり良い雰囲気になりそう。
全体的に満足です
何度も言うけど、S.H.Figuartsの仮面ライダー3号にはかなり満足している。そもそもフィギュアがほとんど出ていないキャラクターだし、このサイズでありながらちゃんと目の複眼モールドまで再現されている。(これ重要)
アンテナの角度や目元の黒塗装、シャドウぐらいはちょっとした小改造で直せるようなささいな部分だし、ガレージキットでもない量産のフィギュアでこのクオリティはむしろ驚異的と言っていい。
仮面ライダー3号というキャラクターは、シンプルな曲線で構成されたデザインなので、少しのバランスの違いが大きく印象を左右してしまうというだけの話です。
オイラは、ただ単に自分のモデリングが進んでないのが悔しくて厳しめにあら探ししてただけです(やつあたり)
1/1マスクを制作している方がいる!
ところで、個人で仮面ライダー3号のかぶれるマスクを自作している方のブログを見つけた。↓
http://blog.livedoor.jp/yuki030718/archives/4855961.html
http://blog.livedoor.jp/yuki030718/archives/4875008.html
ぜひ頑張っていただきたい。
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まだまだ続く空想科学読本





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