Amazonプライム・ビデオで「仮面ライダーBLACK SUN」の配信が始まった。
仮面ライダーBLACK SUN
ビジュアルが発表されてからもう1年弱経ったのか。意外とあっという間だったな。
クリーチャー寄りデザインの仮面ライダーは「真・仮面ライダー 序章」以来。
S.I.C.で「仮面ライダーブラックRX&仮面ライダーブラック」が発売されてから20年。ついにS.I.C.的な主役ライダースーツが映像作品に登場した感。
初代「仮面ライダー」の放送開始が1971年。その16年後の1987年に放送が始まった「仮面ライダーBLACK」が今年でもう35年周年。35年というと、初代「仮面ライダー」から「仮面ライダーカブト」ぐらいまでの期間。
というか、平成ライダーが途切れることなく20年続いてたのすごいな。
ただ、テイストが大きく飛躍するために必要なのは、時間よりもスタッフ交代なのかもしれない、とも感じた。
東映特撮作品が超短期スケジュールで制作されているのは割と有名だけど、それはスタッフ間で共有されている暗黙知がかなり強固なものだから成立する作り方だ。ラインが整った工場のような構造が人的に実現されていて、一定以上の品質の作品を短期間で量産できる。
裏を返せば、暗黙知によって保たれる品質が「いつものテイスト」に収束させる呪縛にもなっている。オマージュではなく呪縛。時間と共に手堅い作りにはなるものの、ジャンル特有の「お約束」も増えていく。
チグハグに見えた要素は単にカットされただけなのか、商品展開上の都合だったのか。
オイラはクラウドファンディング「仮面ライダーBLACK SUN応援プロジェクト」の「コウモリ怪人」コースに出資していたので、お返しにプロダクションノートが届くはず。そこに意図が書かれているのか、作品のコントロール外の事情なのか。
10月21日(金)〜10月27日(木)の期間限定でJR新宿駅改札内の「BEAMS NEWS」にPOP UP SHOPでの展示を見てきた。最終日に行ったので、限定ソフビはすでに完売していた。
https://www.kamen-rider-official.com/blacksun/news/13/
オイラはS.H.Figuartsを予約できなかったのでちょっと腹が立ってはいる。
「仮面ライダーアマゾンズ」や「ウルトラマンオーブ ジ・オリジン・サーガ」など、Amazonプライム・ビデオは割と特撮作品の独占配信に積極的な印象。関連グッズなどの通販と相性が良いのだろうか。
一方Netflixは、ゴジラやウルトラマン、パシフィック・リムなどの特撮系IPですら全部アニメ化して配信しますよね。
追記:11月19日~12月18日で特撮のDNA 仮面ライダーBLACKSUN展―覚醒―が開催されるらしい。
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特撮のDNA 仮面ライダーBLACKSUN展―覚醒―
会期:2022年11月19日(土)~12月18日(日) ※会期中無休
営業時間:11:00~19:00 (最終入場18:30)
会場:GORGOM BASE (東京都板橋区志村 1-34-9 Studio Be 1号館 A スタジオ)
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