前回、眼を塗ったことでいっきにガメラの雰囲気が出てきた。(気がする)
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』眼の塗装半年ほど放置していたガメラも作業再開。口内を塗り終え、眼の塗装の段取りを考えていた。白目は前回すでにMr.カラーのピュアホワイトで塗りつぶしておいた。
皮膚のベースとして頭部に塗ったメカサフ スーパーヘビィを全身にも塗っていく。
エアブラシで吹いていきましょう。互換ブースが大活躍!
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爪だけは口内の塗装と同時にアイボリーを筆塗りしておいたので、爪の部分だけ避けてメカサフ スーパーヘビィを吹いた。ちなみに、写真では様子を見るために下アゴを仮組みしているだけで、まだ接着はしていない。(牙が塗装の邪魔になるので)
爪と皮膚の境界はエアブラシで上手く塗れる自信がないので筆塗りする。
初めてガレージキットを塗った時は、爪と皮膚の境界をエアブラシでぼかそうとして見事失敗したのでした。(もう10年以上前の話)
海洋堂20cmシリーズ 初代ゴジラ ソフビキット
初めて購入した怪獣ガレージキット。2005年ぐらいに秋葉原の海洋堂ホビーロビー東京で購入。酒井ゆうじ氏が海洋堂時代に出した1954年公開の「ゴジラ」に登場するゴジラの20cmサイズのソフトビニールキット。追記:このキットは「Sci-Fi M...
この状態から爪と皮膚の境界付近の塗装を始める。
まずタミヤカラー 水性アクリル塗料のブラウンとブラックを適当に混ぜて作ったやや暗いブラウンを爪と皮膚の境界付近にジャブジャブと塗っていく。
それが生乾きの状態で、溶剤を含ませた綿棒などを使って、爪の生えている方向に沿って伸ばしながら筋が残るように拭き取っていく。
特にソフビキットは爪にモールドがほとんど無くてツルンとしているので、筋を残して情報量を足してやるのです。
それが乾いたら、次にタミヤカラー エナメル塗料のスモークとブラックを混ぜて作った濁った色を爪全体にジャブジャブと塗っていく。
そして、これもまた溶剤を含ませた綿棒などで筋を残すように拭き取っていく。
アクリル系とエナメル系で別々の色を使って重ねるのは、何となく単調にならないように多層な感じを出したいから。
結局ちょっと気にくわなくて上からラッカー系のアイボリーでちょっとドライブラシしてしまった。
そして皮膚側にベース色のメカサフ スーパーヘビィを塗る。
う~ん、毎度毎度、爪と皮膚の境界の塗装は手癖で塗っている感があり、ちょっと別の方法を模索したいところ。ちゃんとリファレンスを見てから塗装の段取りを考えるべきだ。
とりあえず全身の皮膚にベースのグレーを塗り終えた。
ガメラの身体の色って、イメージ的には緑だけど、実際の映画の中では影になっていてあんまり色味がハッキリ見えないから、暗いグレー一色でも十分に成立する気もする。
続きは次回。
このキットの制作記事まとめページを作りました↓
海洋堂20cmシリーズ『ガメラ1995』
「Sci-Fi MONSTER soft vinyl model kit collection ガメラ1995」は1995年に海洋堂から発売された20cmサイズのソフビキットの再販品です。映画「ガメラ 大怪獣空中決戦」に登場するガメラ、通称...
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