Oculus Riftが登場してからもうだいぶ経ち、各社から様々なVRヘッドマウントディスプレイが発売されているわけですが、ヘッドマウントディスプレイそのものと別途グラフィックス描画用のハイエンドPCも用意する必要があって、金銭的になかなか手が出せずにいた。
そんな中、ヘッドマウントディスプレイ単体で稼働してお値段3万円以下で買えてしまうOculus Goが発表されたので、思い切って購入。

Oculus Go スペック
ディスプレイサイズ:5.5インチ
ディスプレイ解像度:2560×1440(WQHD) / 538ppi
最大リフレッシュレート:72Hz
トラッキング:3DoF(3 Degrees of Freedom)対応
インターフェース:マイクロUSB端子, 3.5mmのオーディオ端子 /スピーカー マイク内蔵
重量:467g
コントローラー:3DoF対応(製品に付属)
バッテリー駆動時間:ゲームの使用で2時間程度 / 動画再生で約2時間30分
Oculus公式のストアで注文したら4日ぐらいで届いてしまった。海外からのはずなのに随分と速かった。(追記:現在はAmazonで購入できる)
正直、今までVRのヘッドマウントディスプレイを持っていないのが少し恥ずかしかったのです。何か時代に取り残されているような気がして。
VRコンテンツに興味があるのと、3D映画の視聴環境をアップデートしたかったのだ。シャッターメガネ方式の3Dテレビは持ってるし、3DのBlu-rayもいくつか買ってるんだけど、そもそも今はもう3Dテレビが製造されなくなっちゃいましたしね。
3D映像の視聴
ということで、まずは手始めに手持ちの3Dコンテンツの視聴を試してみる。
尺の短い3D映像で確認してみよう。今1番みたいのは、2014年公開のハリウッド版「GODZILLA」のBlu-rayの特典映像に入っている「怪獣プラネットゴジラ」。

![GODZILLA ゴジラ[2014] 完全数量限定生産5枚組 S.H.MonsterArts GODZILLA[2014] Poster Image Ver.同梱 [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/415KZ3p9pyL.jpg)
1994年〜1998年までサンリオピューロランドでやってた4Dアトラクション「夢のタイムマシン」の3D映像。アトラクション用なので尺も6分ほどと短くてちょうどいい。
Blu-ray 3DからMP4へ
パソコン上で3DのBlu-rayを再生して映像を飛ばすことも考えたんだけど、それはちょっと無理っぽい。
仕方ないのでいったんBlu-rayからリッピングして、Side By Sideの3D MP4動画ファイルにエンコードする。今回は両眼用の映像を上下に配置。
DVDfabを使った↓
https://ja.dvdfab.cn/
https://ja.dvdfab.cn/tips/rip-3d-blu-ray-to-3d-mp4.htm
再生にはデフォルトのプレイヤーではなく、もっと細かく設定ができるSKYBOX VR Video Playerを使う。無料です↓
https://skybox.xyz/
ということで、Oculus GoをUSBでパソコンに繋いで、エンコードした動画を入れてみたんだけど、何か再生がカクカクで音と映像がズレていく。。。
Oculus Goでの再生に適した解像度、コーデック、ビットレートがあるのだろうか。エンコードの設定はドツボにはまるな。
DLNAによるストリーミング再生
Oculus GoはWi-Fiネットワーク上のDLNAサーバのコンテンツをストリーミング再生できるので、実は直接本体に動画ファイルを置かなくても良いのです。
オイラが今家で使っているNASにもDLNAサーバ機能があるので、それをそのまま使うこともできる。
ただ、小回りが効くようにデスクトップPC上の任意のフォルダを使ってDLNAサーバ化できるserviioというアプリケーションを使う手もあります↓
http://serviio.org/
UnityでVRコンテンツを自作する
HMDを買って1番やりたいのは自作のコンテンツを表示することなので、Unityでビルドしたアプリをインストールする方法も調べておく。
https://qiita.com/TyounanMOTI/items/fc11cb0c15f62ec88817
https://unity3d.com/jp/learn/tutorials/s/vr
http://www.yoshidayo.com/entry/2018/07/04/080712
https://www.yoshidayo.com/entry/2018/07/04/080712
Oculus GoはAndroidで動いてるのね。
今流行りのマッハ新書で学ぶのもアリかもしれない。
https://booth.pm/ja/items/877722
https://booth.pm/ja/items/897830
9月に書籍も出るようだ↓

Oculus GoでSteamVR
Oculus Goはデフォルトの状態だとVRchatなど、Steamで配布されているアプリで遊べないんだけど、ちょっとした裏技で可能になるようです↓
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/15/news071.html
関連記事
Python for Unity:UnityEditorでP...
Mayaのポリゴン分割ツールの進化
ZBrushのTranspose Masterでポーズを付け...
ワンダーフェスティバル2024[冬]に行ってきた
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の2次原型と頭のすり合わせ
『シン・ゴジラ』観ました (ネタバレ無し)
写真から3Dメッシュの生成・編集ができる無料ツール『Auto...
OpenMayaRender
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 表面処理
ゴジラ2000ミレニアム 完成 その2
3D Gaussian Splatting:リアルタイム描画...
PS3用ソフト『ゴジラ-GODZILLA-』を買った
昔Mayaでモデリングしたモデルをリファインしてみようか
GMKゴジラ完成!
海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 完成
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』 眼の周りのレタ...
PureRef:リファレンス画像専用ビューア
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 表面処理 その...
レジンキットの組み立て:パーツの洗浄〜バリ取り・接着まで
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 甲羅の修正・脚の...
顔モデリングのチュートリアル
酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ(2016) の予約受付開...
IronPythonを使ってUnity上でPythonのコー...
ZBrushからBlenderへモデルをインポート
PolyPaint
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 リファレンス画...
『酒井ゆうじ造型工房 20cm ゴジラ 2000ミレニアム』...
ラクガキの立体化 反省
CGレンダラ研究開発のためのフレームワーク『Lightmet...
ZBrushで仮面ライダー3号を造る ベース編
SculptrisとBlenderで作ったGodzilla ...
ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 姿勢の変更
ラクガキの立体化 背中の作り込み・手首の移植
S.H.MonsterArts GMKゴジラ(2001)届き...
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 下アゴと頭部を作...
ZBrush 4R7
ManuelBastioniLAB:人体モデリングできるBl...
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer...
DensePose:画像中の人物表面のUV座標を推定する
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』 爪の塗装 やり...
顔のモデリング
ゴジラ三昧


コメント