書籍『ゼロから作るDeep Learning』で自分なりに学ぶ

もう1年以上前になりますが、書籍「イラストで学ぶ ディープラーニング」を購入して少しずつ読み進めていたのです。↓



ところが、読み進めている途中で壁にぶち当たりました。この書籍、途中からどんどん数式率が上がって行き、あんまりイラストで教えてくれなくなるんですよ(笑)

数式が苦手だから「イラストで学ぶ」に期待していたのですが、考えが甘かったようです。
載っているサンプルコードは各種Deep Learningライブラリの使い方なので、肝心の仕組みは当然隠蔽されていて、そこから仕組みを理解するのは難しい。(ライブラリの使い方を覚えられる分実践的なんだけどね)

なので、実装しながら仕組みを理解していく方針に切り替えることにした。
ということで、こちらの書籍に頼ることにしました↓ (すぐ書籍買っちゃう)

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

Pythonのサンプルコードと、書籍の正誤表はGitHubにある↓
https://github.com/oreilly-japan/deep-learning-from-scratch
https://github.com/oreilly-japan/deep-learning-from-scratch/wiki/errata

これでディープラーニングを作れる(笑)



書籍のサンプルコードはPythonですが、そこは慣れたUnity(というかC#)環境に置き換えて学ぼうと思い、PythonのNumPyに代わる数値計算ライブラリを探していたのでした。
Math.NET Numerics:Unityで使える数値計算ライブラリ
立て続けにUnityの話題ですが。数学的なことをUnityで勉強しようかなという気分になってきた。お勉強用途だと最近はPython、というかPythonのNumPyが手軽で良く使われてるイメージ。Unityでも使える数値計算ライブラリが無い...


で、Math.NET Numerics導入後に少し調べたら、似た発想の人がいた↓
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2016/12/05/perceptron
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2016/12/08/sigmoid-relu-softmax
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2016/12/15/mnist
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2016/12/16/three-layer-neural-network
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2017/01/30/loss-function
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2017/02/08/numerical-differentiation
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2017/02/10/numeric-gradient
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2017/02/15/gradient-descent
http://tnakamura.hatenablog.com/entry/2017/02/20/gradient-simplenet
https://github.com/snaga/DeepLearning_C_Sharp

せっかくなので実装の参考にさせていただこう。Math.NET Numericsの使い方を知るのに良いサンプルだ。
Unity上で動作の仕組みを可視化できたら最高なんだが、そこまで行けるだろうか。

2019年 追記:今ならMath.NET Numericsじゃなくて、このNumSharpを使った方が良いと思う↓
NumSharp:C#で使えるNumPyライクな数値計算ライブラリ
C#で書かれたNumPy風の数値計算ライブラリ。Apache License 2.0だそうです。NumSharpNumSharpは.NET StandardをターゲットとしたNumPyのC#ポートです。NumSharpはC#で科学計算を行う...

パーセプトロン、ニューラルネットワークのイメージ

書籍とは関係ないけど、パーセプトロン、ニューラルネットワークの働きをビジュアル化するとこんなイメージらしい↓



色んなアルゴリズムをこんな感じで可視化できると理解が捗るだろうなぁ。

関連記事

iOSデバイスのためのフィジカル・コンピューティングツールキ...

JavaScriptとかWebGLとかCanvasとか

OpenAR:OpenCVベースのマーカーARライブラリ

Unityで強化学習できる『Unity ML-Agents』

CGレンダラ研究開発のためのフレームワーク『Lightmet...

OpenCVの顔検出過程を可視化した動画

チャットツール用bot開発フレームワーク『Hubot』

網元AMIで作ったWordpressサイトのインスタンスをt...

Faster R-CNN:ディープラーニングによる一般物体検...

Mitsuba 3:オープンソースの研究向けレンダラ

オープンソースの顔の動作解析ツールキット『OpenFace』

線画を遠近法で描く

Point Cloud Consortiumのセミナー「3D...

OpenCV 3.1のsfmモジュールを試す

書籍『3次元コンピュータビジョン計算ハンドブック』を購入

FreeMoCap Project:オープンソースのマーカー...

注文してた本が届いた

Live CV:インタラクティブにComputer Visi...

Unityで画面タッチ・ジェスチャ入力を扱う無料Asset『...

Kaolin:3Dディープラーニング用のPyTorchライブ...

Caffe:読みやすくて高速なディープラーニングのフレームワ...

Unityで学ぶC#

OpenCV3.3.0でsfmモジュールのビルドに成功!

UnityでLight Shaftを表現する

AndroidもopenGLも初心者さ (でもJavaは知っ...

フォトンの放射から格納までを可視化した動画

統計的な顔モデル

UnrealCLR:Unreal Engineで.NET C...

東京オリンピックと案内表示

マルコフ連鎖モンテカルロ法

MythTV:Linuxでテレビの視聴・録画ができるオープン...

Unityをレンダラとして活用する

Unityからkonashiをコントロールする

機械学習に役立つPythonライブラリ一覧

書籍『コンテンツの秘密』読了

WordPressのテーマを自作する

書籍『開田裕治 怪獣イラストテクニック』

SSII 2014 デモンストレーションセッションのダイジェ...

ドットインストールのWordPress入門レッスン

データサイエンティストって何だ?

3Dスキャンしたテクスチャから照明を除去するUnityツール...

ROMOハッカソンに行ってきた

コメント