7月9日にバンダイの怪獣ソフビシリーズ ムービーモンスターシリーズから映画「シン・ゴジラ」に登場するゴジラを再現したムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016が発売された。
シン・ゴジラ関連の立体商品としては1番最初の発売ということですかね。
特徴的な長い尻尾がちゃんと再現されている。この手のソフビだと、尻尾は大抵1パーツだけど、このゴジラでは2パーツ構成になっている。
小さい眼は、白目塗装だけで黒目は省略されています。安いソフビ(と言っても2000円)だから塗装はかなり省略されてて粗いけど、全体のシルエットはかなり抑えてる気がする。
ところどころシャープ化して、リペイントしたらガラッと印象が変わりそう。凹モールドに赤を墨入れするだけでかなり雰囲気が近づくかも。
追記:さっそく改造・リペイントに挑戦した人がいる↓
http://blog.livedoor.jp/yuki030718/archives/5080955.html
ターンテーブルで動画を撮ってみた。↓
塗装されている足の爪は4本だが、雛形にもあったいくつかの発達不全の爪みたいなモールドもちゃんとある。
ティザーポスターと同じように真横から。
ちょっと予告編に登場するカットを真似た角度で撮ってみた。
竹谷隆之氏のインタビュー記事と共に2号雛形の画像が公開されたけど、インタビューによると、今回のゴジラのデザインコンセプトは「完全生物」だそうで。人が入る着ぐるみという制約も無く、竹谷造形が炸裂している感じ。
http://www.cinematoday.jp/page/A0005053
竹谷氏の造形デザインは、記号的な要素が少なく、小さなディティールが絶妙なバランスで全体像を構成しているので、ディティールを省略したり、各部のバランスを少し変えただけでもその美しさを失ってしまう。そういう点では、玩具化のハードルが非常に高いデザインではある。
また、着ぐるみ化も同様で、今回のように雛型からそのまま3Dスキャンで写し取られたフルCGのゴジラという方法論は、竹谷氏の造形を活かす良いやり方だと思う。
聞くところによると、ワンフェス2016[夏]でゴジラ対エヴァンゲリオンブースが特設され、シン・ゴジラの1号雛型のレプリカ(完成品モデル)が海洋堂から販売されるらしい。お値段おいくらになるんでしょうか。。。
2016年7月12日 追記:2号雛型の方のレプリカはなんとソフビで一般販売されるらしい。↓
https://blog.negativemind.com/2016/07/12/shin-godzilla-second-template-replica/
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