前回、手足の爪や脚のトゲを配置し始めた。

他のものを作り散らかしていて3ヶ月も空いてしまった。このガメラを作り始めてからもう2年経っちゃった。
腕にもトゲを配置していきたいが、その前にトゲの位置のアタリをつけるため皮膚のヒダを作ろう。引き続きこの書籍のメイキング写真を参考に進める↓

ヒダの端が硬化してトゲになっていく流れを作るのが難しい。

写真と見比べてまだだいぶズレてるのは分かるけど、ポーズが違うから形状を掴みづらい。腕を書籍のメイキング写真と同じポーズで作ってから、後でポーズ変更する方が楽かもしれない。。。
久しぶりの甲羅も少しいじった。DamStandardブラシで大きいパーツの境目を深く彫り込み、自分でも形状のメリハリを認識できるようにした。
まだディティールを入れられるほど形状を捉えきれていないので、いったん甲羅のSubTool全体にClayPolishをかけて整理した↓

全体の形状を探るシルエット出しの段階において、ClayPolishはとても便利だ。
腹甲もClayPolishをかけて形状を整理した↓

下アゴの位置を調整したのに合わせて、付け根を微修正した。脚や尻尾は今回特にいじらず。

手足の爪が大き過ぎるのも修正しないとな。

今回の作業に関係ないけど、ZBrushのNoiseMakerという機能を知った。SubTool全体にノイズを乗せることができ、
アヴァン・ガメラのスーツは、ラテックスにオガクズを混ぜた通称「オガラテ」を塗って皮膚の質感を表現しているとのことなので、そういうニュアンスを出すのに活用できるだろうか。
作業の振り返り
下アゴや甲羅を少しいじったものの、今回1番時間をかけたのは手首から腕の作り込み。
コロナ禍きっかけで始めた模刻だけど、最初の20時間を過ぎてから着地点が良く分からないまま2年経過してしまった。とりあえず3Dプリントを目標にそろそろ着地させようかな。
とにかく続けて完成まで持っていくためにまとめページを作った↓

関連記事
GAN (Generative Adversarial Ne...
この本読むよ
Unity ARKitプラグインサンプルのチュートリアルを読...
ワンダーフェスティバル2017[冬]に行ってきた
日本でMakersは普及するだろうか?
『ピクサー展』へ行ってきた
自前Shaderの件 解決しました
4K HDR『ガメラ3 邪神覚醒』
書籍『開田裕治 怪獣イラストテクニック』
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頬の突起を作り始...
Pix2Pix:CGANによる画像変換
ワンダーフェスティバル2024[冬]に行ってきた
トランスフォーマー :リベンジのメイキング (デジタルドメイ...
GoB:ZBrushとBlenderを連携させるアドオン
レンダラ制作はOpenGL とか DirectX を使わなく...
ZBrushの練習 手のモデリング
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編
Iridescence:プロトタイピング向け軽量3D可視化ラ...
ZBrushのZScript入門
最近のフィギュアの製造工程
Stanford Bunny
ジュラシック・パークの続編『ジュラシック・ワールド』
Point Cloud Libraryに動画フォーマットが追...
布地のシワの法則性
ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる おでこ(?)のバ...
『特撮のDNA』を見てきた
ManuelBastioniLAB:人体モデリングできるBl...
『株式会社カラー10周年記念展』を見てきた
PyTorch3D:3Dコンピュータービジョンライブラリ
オープンソースのネットワーク可視化ソフトウェアプラットフォー...
Windows Server 2008にAutodesk M...
UnityでTweenアニメーションを実装できる3種類の無料...
ZBrush用トポロジー転送プラグイン『ZWrap Plug...
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のVFXブレイク...
映画『ブレードランナー 2049』のVFX
書籍『The Art of Mystical Beasts』...
Texturing & Modeling A Pro...
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 表面処理
ヒトデの骨格のような構造物を作成するシステム『KINEMAT...
映画『パワーレンジャー』スーツのメイキング
第20回 文化庁メディア芸術祭『3DCG表現と特撮の時代』
2023年 観に行った映画振り返り


コメント