映画「ドラゴンボール超 ブロリー」をIMAXで観てきた。
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ドラゴンボール超 ブロリー
ドラゴンボールの新作映画は「復活のF」以来だから、4年弱ぶりだけど、
3月まで放送していたテレビシリーズの「ドラゴンボール超」も見ていたのでそんなにブランクがあった気がしない。
オイラの年齢的に年月の経過が早く感じるというのもあるかもしれませんが。。。
ドラゴンボールの原作者 鳥山明が本格的に製作に参加した映画作品も「神と神」、「復活のF」と続いてこれで3作目になりますね。(前2作は3Dだった気もする)
3作も見てくると鳥山明が指向している世界観もなんとなく分かってくる。SFや神話的モチーフのバトルマンガというわけでもないんだろうなぁ、と。登場人物の行動原理の根底に何となくペンギン村を感じる(笑)
無邪気な鳥山ワールド。
本作は登場人物が少なく絞られているものの、ファンサービスで1本映画を作ってしまったような印象を受ける。過去の劇場版で登場したギミックを鳥山明が逆輸入(?)してドラゴンボールの正史に組み込んでいる。
もともとブロリーはドラゴンボールZの劇場版にのみ登場した原作に無いキャラクターだった。とはいえ、3作も登場しているのでその印象はとても強い。
本作ではブロリーというキャラクターが鳥山明ワールドの一員としてリデザインされている。この辺が旧作のファンからの評価が分かれそうなポイントでもある。
ファンに人気の高い旧作のブロリーというキャラクターは鳥山明の指向とは違うのだ。
ブロリーのリデザインに伴って、銀河パトロール ジャコの巻末でも描かれた幼い悟空(カカロット)を地球に送るバーダックのエピソードと、
その時間に交わる形でブロリー、ベジータの幼少期が改めて描かれている。なんだかドキュメンタリーを見ているような気分になった。
原作はサイヤ人編からガラッと雰囲気が変わってSF色が強くなったけど、その視点から過去を眺めるというのが不思議な感覚。如意棒持って筋斗雲に乗る少年の出自の物話に見えない(笑)
さて、本作では劇場版だけの登場だったゴジータも登場。
全編通してほとんどバトルシーンという、あの頃の少年達に向けたような映画です。
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