アニゴジ三部作の第2章「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を観てきた。良い意味でSFとして突き抜けてて面白い映画だった!
前作の第1章は世界観の導入部にかなりウェイトが置かれていたけど、第2章でその下地が活きてきた。
人類、エクシフ、ビルサルドという異なる思想・価値観を持った異星人同士が、極限の状況に置かれてその根本に触れる。SF的で良いですね。
「決戦機動増殖都市」の意味も見れば納得。ビルサルドの高い科学力の根底にある思想が垣間見れる。だからこそ彼らが作ったメカゴジラああいうものになるんだな。
https://mantan-web.jp/article/20180515dog00m200040000c.html
2作目でアニゴジ指向する娯楽の方向性が分かってきた感。怪獣映画として見ると肩透かしを食らうので、賛否両論だとは思います。
怪獣映画のアニメ版というわけではなく、東宝の特撮作品を材料として使いつつ、さらにその殻を破って飛躍させるもの。リメイクではなく、ちゃんとアニメ作品を創作してるなぁ、と。
そういう点で言うと、怪獣映画好きな人達へのファンサービスは小説で済ます感じか。
GODZILLAという看板やメカゴジラという言葉に期待していたイメージとは違ったけど、映画としての満足感は高い。有名怪獣をモチーフにしてこんなに違うストーリー・魅力を作れるのかと。
最近はレジェンダリー版ゴジラやパシフィックリムなど、進化した怪獣プロレスをハリウッド作品で見られるようになったのもあり、怪獣で別方向の娯楽を模索してくれるのは嬉しい。ゴジラにはまだまだ可能性がある。
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各種フィギュア
ゴジラ・アースのS.H.MonsterArtsも発売される。
そしてアニゴジ版メカゴジラのソフビはムービーモンスターシリーズから発売される。このデザインでソフビ(!)
第3章のポスターイメージもすでに公開されてるけど、ネタバレっぽいから貼らないでおく。
毎度主題歌が良い感じ。
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