前回で眼の透明パーツ化は大体OKな感じ。

そっちを進めながらも、少し気になっていることがあった。耳(?)にあたる赤いパーツだ。映画「メカゴジラの逆襲」の劇中に登場するメカゴジラⅡはこのパーツも透明なのだ。
透明な赤いパーツの中に黒いパイプ(砲身?)が通っている。
とりあえずキットのパイプ部の直径を大まかに測ってみる。

直径1.3~1.4mmってところだろうか。WAVEから発売されているC・パイプという真鍮製の細い中空パイプがちょうど良さそうだ。

穴がやや小さいけど、後で広げよう。
方針としては、パイプ部は真鍮で、赤い透明パーツは例のごとく透明エポキシ樹脂で作る。透明パーツにはパイプが通る穴をあける。
ということで今回もキットの型を取って耳パーツの形状を複製する。以前の眼の透明パーツ化で結構失敗したので、今回は最初から2次原型を経由することにする。
幸い、耳パーツはほぼレリーフみたいなものなので、型を取るのは楽。型取りくんでさっさと型を取ってしまった。

2次原型には加工のしやすさを重視して、注型剤にポリパテを使うことにした。

オイラ、昔から割とエポパテ派だったのでポリパテの経験値が大変乏しいです。少量でも結構臭いするのね。

主剤と硬化剤を色が均一になるまで混ぜる。

結構粘性が強いけど、とりあえずこれを型へ流し込む、というかなすりつけた。

念のため1週間ぐらい放置し、型から取り出す。

ところどころ気泡が入ってモールドが欠けてる。。。パテの粘性が高すぎて型との接点がムラになってしまったようだ。調べてみると、ポリパテの粘性はラッカー系の溶剤を使えば調節できるらしい。
ということで、Mr.カラーうすめ液を混ぜて再挑戦。粘性が下がって滑らかな感じです。

これを型へ流し込む。今度はホントに流し込む感じになったぞ。

また1週間ほど放置してから取り出す。

ほんの1部だけ気泡が入っちゃったけど、これぐらいならラッカーパテの溶きパテで埋まるレベルだ。

と、ここまでやっておいて気づいたけど、円形のパーツなら元キットの型を取るより市販のディティールアップパーツをベースに作り直した方が楽な上に精密さが増して良いのでは?
うーん、続きは次回。
このキットの制作記事まとめページを作りました↓

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