前回で眼の透明パーツ化は大体OKな感じ。
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の2次原型の型取り・複製前回から2ヶ月以上あいたけど、何もしていなかったわけじゃないのです。眼の透明化作業の続きをしていました。眼をくり抜いた後の頭部パーツと2次原型の隙間がまだ気になるので、その修正作業と、2次原型の型取りとクリアーパーツに複製をしてたのです。(...
そっちを進めながらも、少し気になっていることがあった。耳(?)にあたる赤いパーツだ。映画「メカゴジラの逆襲」の劇中に登場するメカゴジラⅡはこのパーツも透明なのだ。
透明な赤いパーツの中に黒いパイプ(砲身?)が通っている。
スポンサーリンク
とりあえずキットのパイプ部の直径を大まかに測ってみる。
![耳(?)パーツの採寸](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/01/IMG_7277_.jpg)
直径1.3~1.4mmってところだろうか。WAVEから発売されているC・パイプという真鍮製の細い中空パイプがちょうど良さそうだ。
![WAVE C・PIPE](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/02/IMG_7853_.jpg)
穴がやや小さいけど、後で広げよう。
方針としては、パイプ部は真鍮で、赤い透明パーツは例のごとく透明エポキシ樹脂で作る。透明パーツにはパイプが通る穴をあける。
ということで今回もキットの型を取って耳パーツの形状を複製する。以前の眼の透明パーツ化で結構失敗したので、今回は最初から2次原型を経由することにする。
幸い、耳パーツはほぼレリーフみたいなものなので、型を取るのは楽。型取りくんでさっさと型を取ってしまった。
![型取りくんで耳の型を取った](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/02/IMG_7848_.jpg)
2次原型には加工のしやすさを重視して、注型剤にポリパテを使うことにした。
![メイクアップ材 タミヤ ポリエステルパテ (40g) 87097](https://images-eu.ssl-images-amazon.com/images/I/41T%2BHXqogdL.jpg)
オイラ、昔から割とエポパテ派だったのでポリパテの経験値が大変乏しいです。少量でも結構臭いするのね。
![主剤と硬化剤を大体同じ長さだけ出す](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/02/IMG_7849_.jpg)
主剤と硬化剤を色が均一になるまで混ぜる。
![主剤と硬化剤を混ぜ合わせる](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/02/IMG_7850_.jpg)
結構粘性が強いけど、とりあえずこれを型へ流し込む、というかなすりつけた。
![粘性が高いポリパテを型へ](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/02/IMG_7851_.jpg)
念のため1週間ぐらい放置し、型から取り出す。
![型取り失敗](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/04/IMG_7865_.jpg)
ところどころ気泡が入ってモールドが欠けてる。。。パテの粘性が高すぎて型との接点がムラになってしまったようだ。調べてみると、ポリパテの粘性はラッカー系の溶剤を使えば調節できるらしい。
ということで、Mr.カラーうすめ液を混ぜて再挑戦。粘性が下がって滑らかな感じです。
![Mr.カラーうすめ液を混ぜて粘度を下げたポリパテ](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/04/IMG_7866_.jpg)
これを型へ流し込む。今度はホントに流し込む感じになったぞ。
![ポリパテを型に流し込む](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/04/IMG_7867_.jpg)
また1週間ほど放置してから取り出す。
![2回目の正直](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/04/IMG_7961_.jpg)
ほんの1部だけ気泡が入っちゃったけど、これぐらいならラッカーパテの溶きパテで埋まるレベルだ。
![溶きパテで気泡を埋める](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2016/04/IMG_7962_.jpg)
と、ここまでやっておいて気づいたけど、円形のパーツなら元キットの型を取るより市販のディティールアップパーツをベースに作り直した方が楽な上に精密さが増して良いのでは?
うーん、続きは次回。
このキットの制作記事まとめページを作りました↓
![](https://blog.negativemind.com/wp-content/uploads/2015/08/IMG_6462_.jpg)
ビリケン商会 メカゴジラⅡ ソフトビニールキット
まだ組み立て途中…ハマハヤオ氏原型のビリケン商会のソフビキット。映画「メカゴジラの逆襲」に登場するメカゴジラⅡを再現したキットで、下顎には開閉の可動ギミック用のアレンジが施されている。また、手の指(ミサイル)だけはメタルパーツ製。
スポンサーリンク
関連記事
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 口内の塗装
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 パーツのバリ取り・脱脂
白組による『シン・ゴジラ』CGメイキング映像が公開された!
海洋堂 20cmシリーズ『84ゴジラ』 背びれの塗装
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のVFXブレイクダウン
ゴジラ 60周年記念 デジタルリマスター版 公開
映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』を観た (ネタバレ無し)
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の注型
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 甲羅の接着とパテ埋め
メカコレクション ジェットビートル クリアーレッドを重ね吹き
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 口の塗装と接着
スター・ウォーズ ビークルモデル『レイザー・クレスト』 接着・ベース塗装
アニメーション映画『GODZILLA -怪獣惑星-』の予告編が公開された!
映画『ゴジラ-1.0』 メイキング情報まとめ
ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコン マーキング塗装
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 赤のグラデーション塗装 その2・尻尾の先端の塗装
DeAGOSTINI『週刊 ゴジラをつくる』創刊
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の型取り
ミニ四駆ブーム?
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 背びれの接着
積みキットの下地処理
GODZILLAの映画PR用等身大フィギュアのメイキング記事
バンダイスピリッツ EG 1/144 RX-78-2 ガンダム 表面処理
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 表面処理 その1
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 背びれパーツの軸打ち
バンダイ ビークルモデル 001 スター・ウォーズ スター・デストロイヤー
S.H.MonsterArtsをターンテーブルで
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 甲羅の塗装・下アゴの接着
映画『GODZILLA』のゴジラ登場シーンだけをまとめた8分の動画
2500件以上の応募があれば『シン・ゴジラ』フィギュア付きMOOKが発刊!
アート・オブ・コロッサス シン・仮面ライダー 予約受付開始
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 表面処理
S.H.MonsterArts ゴジラ(2016) は7月1日予約開始
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 パーツの継ぎ目・気泡のパテ埋め
MPC社によるゴジラ(2014)のVFXブレイクダウン
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』 爪の塗装
ゴジラ 2000 ミレニアムの背びれのレタッチ
書籍『GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集』が出るぞ
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の型取り 再挑戦
ワンダーフェスティバル2020[冬]に行ってきた
ファインモールド 1/144 ミレニアム・ファルコン 完成!
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 完成
コメント