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『さらば あぶない刑事』を観た

あぶない刑事シリーズの最終作「さらば あぶない刑事」を観てきた。

「さらば あぶない刑事」予告編

ダンディー鷹山とセクシー大下のコンビがついに定年を迎える。オイラの「あぶない刑事」原体験は小学生の頃に見た夕方の再放送だったから、ドンピシャ世代というわけではないんだけど、映画館ではオイラと似たような年代、あるいはもっと若い人が多かった気がする。



前作の「まだまだ あぶない刑事」からもう10年も経ってるんだな。前作でもすでに前世代のおじさん風に描かれていたけど、今作ではついにリタイヤ間際ですよ。





今時、すぐにドンパチやカーチェイスが始まる刑事ドラマは希少だ。
今現在放送されているテレビドラマだと、車ほとんどは単なる移動手段だったり、移動中の会話の背景になっちゃってるけど、車に乗ること自体が見せ場になる時代があったことを改めて思い出す。乗り物が見せ場を作るなんて、最近は仮面ライダーぐらいじゃないでしょうか。



昨今の刑事ドラマのトレンドの真逆を行く、リアリティを潔く放棄したちょっとコミカルで派手な展開が本シリーズの魅力だと思う。これは80年代という時代が生み出した独特のケレン味なのかもしれない。ここで描かれる横浜はもはや架空の犯罪都市だ。スマホやパソコンは普及しているが、この街の犯罪組織はサイバー犯罪に手を染めたりはしない。

お約束のユージが走るシーン、そしてそこで流れる柴田恭兵が歌う挿入歌「RUNNING SHOT」も健在。もちろんエンディングテーマは舘ひろしが歌う「冷たい太陽」だ。

少し気になったのは、現代の映像の解像度にあぶない刑事の大らかな時代のテイストがちょっとマッチしていないように感じたこと。映画冒頭、現代の横浜の夜景に80年代風の音楽が流れるギャップが少しパロディに見えてしまった。タカとユージの老いた顔が鮮明に映し出されるのも少し辛かった。

ドラマ当時は大人の余裕に見えた2人の掛け合いも、定年間際になっても未だに無邪気にはしゃいでるおじさんみたいな印象に変わった。キャラクターを維持したままビジュアルが老けてしまうとこういう結果になるのかと。
悪役の親玉はタカとユージよりも若く、現代的なビジュアルなので世界観のリアリティレベルがややチグハグに感じてしまった。これは昨今の刑事ドラマを見慣れ過ぎているのも原因かもしれない。



とか言いつつも、オイラは概ね満足している。そもそも日本の刑事ドラマはこういう路線がほぼ絶滅しちゃってたので、久しぶりに見れたという気がした。
ただ、定年を迎えるような年齢のおじさんを担いでこないと、今やアクション中心の刑事ドラマは作れないのかもしれない、と思うとちょっと時代の閉塞感に虚しい気分にもなるのだ。

最近、過去のあぶない刑事の映画がいくつかAmazonプライムビデオで見れるようになって有難い。







やや内容ネタバレですが、ドラマ「ファーストクラス」のせいで菜々緒といえば悪女というイメージだったので、いったいいつ本性を現すんだろうとずっと疑っててすみませんでした。

追記:Amazonプライム・ビデオでテレビシリーズも見れるようになったぞ!↓




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