ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 ClipCurve

モデリング作業をしながら少しずつZBrushの機能を覚えていきます。前回はZRemesherという機能を試してみた。↓



前回からMeshの解像度を上げて作業してるけど、ちっともハードサーフェイスっぽくならない。

少しだけディティールを彫り込んだ

巷でZBrushによるハードサーフェイスモデリングの例として出てくるパキッとしたエッジはいったいどうやって作っているのだろうか。



以前買ったこの書籍(積読)を引っ張り出してきてパラパラと眺めてみる。↓

はじめてのZBrush―直感的に使える「3D‐CGソフト」 (I・O BOOKS)

Clip系のブラシ

どうやら、モデルを鋭く切り取るような操作をするClip系のブラシというものがあるようだ。MeshをどのようにClip(=切り取る)するかによっていくつか種類があるらしい。今回は曲線で切り取るClipCurveを使ってみる。

ClipCurve

まずは地味な部分で試す。マスクの下側の、首の部分をClipしてみる。

Clip前

参考書によると、Ctrl + Shiftを押しながらドラッグすると破線が表示されて、ドロップするとClipが実行されるらしい。
ドラッグを始めたらCtrl + Shiftは離して良い。
ドラッグ中にAltを押すとカーブを曲げるためのアンカーポイントが作成され、滑らかな曲線を描くことができる。
ということで、下側をClip↓

Cilp後

ああ、これだ、良く見かけるハードサーフェイスモデリングっぽいエッジは。↓

Clipの断面

とはいえ、Clipでヘルメットのような曲面が作れそうな気がしない。。。

ちょっと全体のバランスを整えたら、もう少しハードサーフェイスモデリングの手順を調べてみよう。

バランスを整える

バランスを整える(正面)

良いチュートリアルは無いものか。

関連記事

Unreal Engine 5の情報が公開された!

レンダラ制作はOpenGL とか DirectX を使わなく...

白組による『シン・ゴジラ』CGメイキング映像が公開された!

書籍『The Art of Mystical Beasts』...

中学3年生が制作した短編映像作品『2045』

オープンソースの物理ベースレンダラ『Mitsuba』をMay...

BlenderでPhotogrammetryできるアドオン

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 頭の概形作り

UnityでLight Shaftを表現する

3D復元技術の情報リンク集

Siggraph Asia 2009 カンファレンスの詳細

映画『シン・仮面ライダー』 メイキング情報まとめ

WebGL開発に関する情報が充実してきている

フルCGのウルトラマン!?

CGレンダラ研究開発のためのフレームワーク『Lightmet...

大人用変身ベルト『仮面ライダーディケイド ディケイドライバー...

2020年 観に行った映画振り返り

布地のシワの法則性

LuxCoreRender:オープンソースの物理ベースレンダ...

Faceshiftで表情をキャプチャしてBlender上でM...

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頭頂部の作り込み...

Phongの表現力パネェ 材質別のPhong Shader用...

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる モールドの彫り込...

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 目元だけ作り込んで...

libigl:軽量なジオメトリ処理ライブラリ

Stanford Bunny

geometry3Sharp:Unity C#で使えるポリゴ...

AndroidもopenGLも初心者さ (でもJavaは知っ...

イタリアの自動車ブランドFiatとゴジラがコラボしたCMのメ...

DUSt3R:3Dコンピュータービジョンの基盤モデル

ワンダーフェスティバル2019[冬]に行ってきた

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 首回りの修正・脚...

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口のバランス調整

おのれディケイド

Google Earth用の建物を簡単に作れるツール Goo...

uGUI:Unityの新しいGUI作成システム

PythonでMayaのShapeノードプラグインを作る

Photoshopで作る怪獣特撮チュートリアル

Blendify:コンピュータービジョン向けBlenderラ...

Runway ML:クリエイターのための機械学習ツール

OpenMayaのPhongShaderクラス

UnityでShaderの入力パラメータとして行列を渡す

コメント