LLM Visualization:大規模言語モデルの可視化

以前、ニューラルネットワークによる文字認識の仕組みを可視化した例をまとめたことがあったけど



こちらはBrendan Bycroft氏による、昨今話題のLLM(大規模言語モデル)の仕組みを各プロセスの解説と共にビジュアルで理解できるWebページ↓

LLM Visualization

このプロジェクトは、GPT-styleネットワークの実際に動作する実装の3Dモデルを表示します。このネットワーク構造はOpenAIのGPT-2, GPT-3(そしておそらくGPT-4)で使用されているものです。
OpenAIのChatGPTの裏側にあるLLMアルゴリズムを視覚的にウォークスルーできます。加算と乗算に至るまでアルゴリズムを隈なく探索でき、プロセス全体の動作を確認できます。

最初に表示されるネットワーク(nano-gpt)は、小さなGPT-styleネットワークで、文字A、B、Cで構成された小さなリストの並び替えを行います。これはAndrej KarpathyによるminGPT実装デモのサンプルモデルです。

このレンダラーは、任意のサイズのネットワークの可視化もサポートしており、より小さいGPT-2サイズでも動作しますが、重み(数100MBある)はダウンロードされません。

初学者にとってとても良い教材だ。ソースコードもGitHubで公開されている↓
https://github.com/bbycroft/llm-viz




3Blue1Brownと有志が日本語訳している3Blue1BrownJapanでもLLMの解説動画が公開されている↓








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