過去のジブリ作品4作(風の谷のナウシカ、もののけ姫、千と千尋の神隠し、ゲド戦記)が映画館で上映されているので、有給休暇を取って平日の昼間に「風の谷のナウシカ」を観に行った。
ジブリ作品と言いつつ、ナウシカ当時(1984年)はまだスタジオジブリは存在せず、制作は「トップクラフト」でクレジットされている。
自分が生まれる前に公開された作品を映画館で観るのはデジタルリマスター版の「ゴジラ」以来だな。
すでに見たことのある作品を改めて映画館のスクリーンで鑑賞する体験ってやっぱり不思議な感覚。
映画館に来るのは4ヶ月ぶりだ。
コロナ禍で新作映画の多くが公開延期になっているのと、平日の昼間なので映画館はかなり空いていた。いまだかつて体験したことのないレベルでガラガラ。
隣の人と1つずつ席を空けた状態でしか座席を予約できないルールでチケット販売していたけど、そもそも客がいなくてほとんど貸し切りみたいで快適だった。
そして、現在公開されている新作映画よりもジブリ作品の方が客が入っていた印象。
「風の谷のナウシカ」は金曜ロードショーで何度も放送されているので、当然オイラも幼少期に観たことがあった。ただ、「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」のような他のジブリ作品と比べてとっつきにくい印象を受けたのもあり、他の作品ほど何度も繰り返し見ることはなかった。
原作のマンガの方を読んだのはだいぶ後、会社員になってからだった。
マンガは月刊アニメージュの1982年2月号~1994年3月号で連載されていたらしい。「紅の豚」の頃もまだ連載が続いていたのね。
映画公開時、連載はまだ単行本2巻ぐらいまでしか進んでいなかったようだ。オイラは「風の谷のナウシカ」公開当時の時代の空気を全然知らない。
初見は小学校上がる前だったので、良い年齢になってから鑑賞するとだいぶ違う感想を抱く。そもそも初見時は物語の舞台を理解できていなかった。
マスク着用でナウシカを鑑賞するのはなんだか趣があった(笑)
出社しなきゃいけない時は、通勤中にナウシカのオープニングを聴くとマスク姿の通勤ラッシュがエモく感じる。
ナウシカという作品自体の続編やリメイクなどは制作されていないけど、その世界観をモチーフにした造形物はその後も沢山作られている。
この機会に他のジブリ作品も映画館で観たいな。現在上映されている4作の内、まだ劇場で観たことがないのは「もものけ姫」だけ。
公開当時オイラは小学生だったな。
宮崎作品を「となりのトトロ」、「紅の豚」と経由すると「もののけ姫」は異質に見えるけど、ナウシカとかなり通ずるものを感じる。
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