バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム パール・キャンディ塗装

陰影のグラデーション塗装まで終えた。



この陰影を付けた状態の上からパール塗料を吹いていく。プランとしては、パーツの塗り分けを違う種類のパール塗料を使い分けることで表現できないかと。

黄色いパーツにはMr.クリスタルカラーのトパーズゴールド、赤いパーツには同じくMr.クリスタルカラーのルビーレッド、青いパーツにも同じくMr.クリスタルカラーのサファイアブルー、白いパーツにはガイアノーツのプレミアムカラーシリーズ プレミアムガラスパールを使ってみる。

Mr.クリスタルカラー XC02 トパーズゴールドMr.クリスタルカラー XC03 ルビーレッドMr.クリスタルカラー XC05 サファイアブルーガイアノーツ プレミアムカラーシリーズ プレミアムガラスパール 30ml 模型用塗料 GP-04

グレーのパーツはとりあえずガイアカラーのスターブライトアイアンを吹いてから考えよう。


スポンサーリンク

パール塗装

まずは様子見で黄色いパーツにトパーズゴールドを吹いてみよう。全体に吹けば良いので、いつものハンドピースを使う。



うん、ほとんどゴールド味が分からない。しつこく吹き過ぎて下地が溶け出してしまった。。。

もうやらなくても何となく分かるけど、一応当初のプラン通りに各パーツにパール塗料を吹いてみた。

赤いパーツにはルビーレッド



青いパーツにはサファイアブルー



ようやくパール塗料の性質を理解し始めた。パールの効果は鏡面反射色に表れるものだから、ベースの色がちゃんと付いていないとよく分からないな。特に静止画では動体視差が伴わないから質感が全然分からない。良くも悪くも、下地の色の影響がモロに出るのね。

赤いパーツにはダメ押しでトパーズゴールドも吹いてみた。鏡面反射の色は複雑になるけど、やっぱりベースの色が無いと地味過ぎてダメだね↓



白いパーツはプレミアムガラスパールを吹く↓



よく見るとちゃんとパールのキラキラが乗っている↓



もっとベースの陰影をキツ目に入れておけばよかったな。

グレーのパーツはいったんスターブライトアイアンを吹いた。



その上からプレミアムガラスパールを吹いて、きめの細かいシルバーっぽく。



影になる部分にはスターブライトアイアンの黒が残って、ハイライトにプレミアムガラスパールの効果が出る良い感じの金属感になったと思う↓



良い感じのコントラストになった気がする↓



ベースの陰影塗装をしっかりやっていたら、スターブライトアイアンじゃなくてクリアーブラックで調整した方が良かったかもな。


スポンサーリンク

キャンディ塗装

やっぱり各パーツの色はちゃんと付いていてほしいので、方針を変更して上からクリアーカラーで色を付ける。今回は全てガイアカラーを使った。

ガイアカラーのクリアーイエロー



ガイアカラーのクリアーレッド



ガイアカラーのクリアーブルー


細部の塗り分け

エアブラシでは塗り分けが難しい細部は筆で塗っていく。パール塗装を活かすため、基本的にはクリアーカラーを使う。

脚の赤い部分は、タミヤカラーアクリル塗料のクリアーレッドを墨入れの要領で塗った。
ちょっとムラになっちゃった↓



頭部のマーク(?)も筆塗りで



タミヤカラーアクリル塗料のクリアーグリーンを、凹部は墨入れの要領で、凸部はドライブラシのような要領で塗った↓



パールの反射色効果は無くなっちゃうけど、普通のメタリック塗料よりはきめの細かいメタリックな質感にはなっている。

フェイス

フェイス部のレッドはすでにエアブラシで塗ってある。



眼の部分はギラギラ感を増すためにいったんガイアノーツのEx-シルバーを筆塗り↓



その上からタミヤカラーアクリル塗料のクリアーイエローを塗って↓



黒い部分はタミヤカラーアクリル塗料のブラック↓



ついでに、自作した首のジョイントを黒く塗っておく↓



全部ハメてみました↓



まあ、良い目つきじゃないですか?



アンテナもハメ込んじゃう(CM前後のアイキャッチ風)


コックピット

ターンエーガンダムはコックピットのデザインが独特で、外から見える位置にある。このキットも1/144サイズなのにちゃんとキャノピーが透明パーツで再現されているので、完成後もコックピットの中まで見える。
なので、ちゃんと塗装しましょう。全てMr.カラーで塗っていく。



特にモールドのアタリもないけど、ロラン(?)はパイロットスーツのイメージで赤いラインを描く。



メットのフェイス部や座席回り青で塗っておく。



なんとなく黒で縁取っておく。



完成後はキャノピー越しになるので、ややコントラストきつめにしておく。

大方塗り終わったので、後ハメ加工しておいたパーツをはめ込んでいく。



独特なデザインのスネパーツもようやく形になる。



全部のパーツをはめ込む。今回はスナップフィットキットのダボを活かしてそのままパチパチと固定できた。
(ハメ込む時にちょっと塗装がハゲちゃった箇所もあるけど)



ベースの陰影塗装の効果が分かるだろうか。

あと残すは墨入れとクリアーコートぐらいか。

このキットの制作記事まとめページ↓



スポンサーリンク

関連記事

S.H.MonsterArts GMKゴジラ(2001)届きました
酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 表面処理 その1
メカコレクション ジェットビートル 墨入れ・窓塗装
GMKゴジラのドライブラシ
『円谷英二展』で展示された初代ゴジラがソフビ化!
模型をターンテーブルで撮影
Artty Station:模型作業用のモジュール式収納システム
『メカニックデザイナー 大河原邦男展』に行ってきた
メカコレクション ジェットビートル 一部組立・表面処理
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 口内の改造・塗装
ガレージキットのフィニッシャー
バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム 完成
ゴジラのガレージキット組み立て動画
ビークルモデル スター・ウォーズ『ミレニアム・ファルコン』マーキング塗装
マジョーラ
ワンダーフェスティバル2018[夏]に行ってきた
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』 甲羅の塗装・下アゴの接着
ラクガキの立体化 塗装と破損個所の修復 そして完成
Photon Light Module System:スマホで制御できる照明・撮影ブースセット
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 電飾のための工作 その1
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 爪の塗装
怪獣ガレージキット
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 全身のグラデーション塗装 その2
ゴジラ三昧
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 続・耳パーツの加工
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』パーツの洗浄・煮沸・レジンによる補強
ワンダーフェスティバル2016[夏]に行ってきた
東宝30㎝シリーズ 酒井ゆうじ造形コレクション ゴジラ(2016) ソフビ組立キット
ヒトデの骨格のような構造物を作成するシステム『KINEMATICS』
ジュラシック・パークの続編『ジュラシック・ワールド』
酒井ゆうじ 造形コレクション『ゴジラ1999』を購入
シン・ゴジラがS.H.MonsterArtsで11月発売予定
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer. 身体の電飾
ゴジラ 2000 ミレニアムの背びれのレタッチ
『S.H.Figuarts 仮面ライダー3号』が発売された
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』 眼の周りのレタッチ
バンダイ ミニプラ 特空機1号セブンガー 仮組み
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』眼の塗装
メカコレクション ジェットビートル クリアーレッドを重ね吹き
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』 爪の塗装 やり直し
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の2次原型と頭のすり合わせ
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 甲羅・皮膚の仕上げ塗装

コメント