酒井ゆうじ造型工房『23cm シン・ゴジラ』 爪の塗装・全身に黒のグラデーション塗装

前回まででやっと赤の塗装が終わった(はず)



眼や爪の塗装については、キット同梱のペインティングアドバイスに従ってレジンの素材色を活かすことにする。(ホントは牙もそうだったけど…)

いったん全体にサーフェイサーと赤を塗ってしまったので、目と爪の部分だけ塗装を落とす。
今までこの手の作業は溶剤を使ってたんだけど、ラッカー系塗料を溶かす強い溶剤は臭いもキツイので、今回はペイントリムーバーというものを使ってみる。

Mr.ペイントリムーバー 40ml T114

ペイントリムーバーは色んなメーカーから各種出てるけど、今回は主にMr.カラーを落とすこともあってMr.ペイントリムーバーを使った。


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手足の爪の部分に筆でペイントリムーバーを塗ってしばらく待つと、少しずつ塗料が剥がれてくるので、それを綿棒で拭き取る。
という作業を何回か繰り返して塗料を落とした。なかなか落ちないからしびれを切らして結局溶剤も使ったけど。



足の爪は、指先からだけじゃなく、小さい爪が色んな所から生えているのもシン・ゴジラの特徴。



同様に、眼の部分の塗装も落とした。



眼だけじゃなく、周辺の塗装もちょっと落ちちゃったから、そこはタミヤカラー アクリル塗料のクリアーレッドで墨入れして誤魔化した。


爪の塗装

爪の塗装には、前回のクリアーレッドに引き続き、Mr.クリアカラーGXシリーズのGXクリアオレンジを使用する。

Mr.クリアカラー GX106 GXクリアオレンジ

塗る面積も狭いし、あえて色ムラを作りたいので筆塗りする。ウォッシング気味に塗ると凹部に塗料が溜まって立体感が出る(はず)



足の小さな爪もそれぞれクリアオレンジを塗った。



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全身に黒のグラデーション塗装

さあ、やっと黒を塗って行くよ!
まずはエアブラシでサッと吹いて、その後ドライブラシでディティールのコントラストを強調する作戦。
ドライブラシ時に下地のラッカー系塗料を溶かしちゃうと嫌なので、タミヤカラー アクリル塗料のブラックを使う。臭いもきつくないので楽ですね。つやは後で整えるつもりなので、とりあえず光沢のブラックを使う。

タミヤカラー アクリルミニ X-1 ブラック 光沢

もうこの真っ赤な状態も見納めである。



まずは背びれから。グラデーションを意識して、背びれの先端を中心に様子を見ながら黒を吹いていく。



そのまま背びれのラインに沿って尻尾の側面に角度を付けて吹いていく。尻尾の節部分に赤がちゃんと残るように。



背びれの根本の赤は残しつつ、全体に黒を乗せていく。



胴体の凸部に沿ってエアブラシを吹き、どんどん黒くしていく。



ベースの赤の上に薄っすらと黒が乗っていくと、だんだん茶色っぽくなってくる。



ペインティングアドバイスに従い、足の爪の先端にも少し黒を吹いた。
あんまりエアブラシでぼんやりと黒を乗せ過ぎると、赤が残らなくなってしまうのでほどほどに。



エアブラシで黒を乗せるのはこのぐらいにしておこうか。尻尾の先へ繋がるグラデーションは上手く行ったかな?



頭と胸周りはあんまりエアブラシに頼らず、ドライブラシでディティールを立ち上げていく予定。



と言いつつも、眼の部分に薄っすら黒が乗っちゃったな。また溶剤で落とさないと。



黒を吹くと急に完成に近づいて来た気がするな。



制作記事まとめページ作った↓



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