Seleniumを使ったFXや株の自動取引

システムトレード系の情報です。↓

FXや株の自動取引ツールの作り方

基本的なアイデアとしては、「通常は人が手で行うブラウザの操作を、プログラムで実行する」というものです。
人がたとえばFXの取引をするとき、ブラウザ上でまず取引業者のサイトに行き、ユーザネームとパスワードを入れてログインボタンをクリックします。それから、価格ボード上の価格を見ながら、タイミングを見て、通貨・枚数・売りか買いか・注文種類(通常/IFDone/IFD-OCO/…)・成り行きか[逆]指値か・[逆]指値ならその価格、といった情報を入力/選択して、注文ボタンをクリックします。要はこういった一連の動作を、手でやるのでなくプログラムから実行できればよいわけです。

これを実現するには、以下の3つのツールを使えばできます。
A. Selenium webdriver
B. Selenium builder
C. Firefox付属の開発ツール(インスペクタ)

このうち、Aがメインのツールで、ブラウザの操作をプログラムで実行/自動化するものです。BとCは、個々のブラウザ操作をプログラムに「翻訳」する作業を簡単化してくれるヘルパーツールです。なおブラウザは、たしか他のブラウザ(Chromeとか)も使えると思いましたが、これまた私が使ってるという関係でFirefoxを前提に説明していきます。

言われてみれば確かにその通り、各証券会社の口座はWebブラウザからの操作を受け付けているわけで、このインターフェイスにプログラムからアクセスできるようにすれば良い話ではある。


スポンサーリンク


FXはOANDAがAPIを公開してるけど、今のところ株は個人向けにAPIを公開している証券会社が無いのよね。この記事で書かれている方法を使えば、株もプログラムで売買できるわけだ。(というか、Webブラウザで操作できる証券会社ならどれでもできるようになる)

さて、まずはここで出てくるSeleniumとは何者なのか、調べてみる。


スポンサーリンク

Selenium

Seleniumはブラウザを自動化します。それだけです!それで何をするかは全てあなた次第です。
Seleniumは、主にWebアプリケーションを自動化するためのフレームワークですが、それだけの用途に限ったものではありません。
Webベースの退屈な管理作業の自動化も可能です。

Seleniumとは、Webブラウザをプログラムで動かすためのフレームワークで、ユーザーテストなどの処理を自動化するツールとして知られているようだ。実際に使用するには、ブラウザ操作の手順を作成し、その手順をSeleniumに実行させることになる。

ブラウザ操作手順の作成には、Selenium WebDriverを使ってプログラム(Java、Python、Ruby、C#)で記述する方法と、Selenium BuilderというFireFoxアドオンを使ってブラウザ上で手順を記録する方法がある。Selenium Builderで作成した手順をプログラムコードへ吐き出すこともできるようだ。

Web系の技術に疎いので全然知りませんでした。。。
で、このSelenium BuilderというFireFoxアドオンに相当するChrome拡張もチラホラあるようですが、そこまでChromeにこだわりも無いので、こっちを使っておいた方が楽ですね。

ただ、ここ最近の株・FXは急激な動きがあり過ぎて手を出すのがちょっと怖いというのが本音。


スポンサーリンク

関連記事

OpenCVでPhotoshopのプラグイン開発

PyMC:Pythonのベイズ統計ライブラリ

PGGAN:段階的に解像度を上げて学習を進めるGAN

頭蓋骨からの顔復元と進化過程の可視化

ブログの復旧が難航してた話

オープンソースの物理ベースレンダラ『Mitsuba』をMayaで使う

AWSでシステムトレード

スクレイピング

MVStudio:オープンソースのPhotogrammetryツール

Unity MonoBehaviourクラスのオーバーライド関数が呼び出される順番

pythonもかじってみようかと

Polyscope:3Dデータ操作用GUIライブラリ

書籍『ROSプログラミング』

タマムシっぽい質感

OpenCV バージョン4がリリースされた!

Python2とPython3

OpenCVで動画の手ぶれ補正

UnityのTransformクラスについて調べてみた

AnacondaとTensorFlowをインストールしてVisual Studio 2015で使う

Raspberry PiでIoTごっこ

NumSharp:C#で使えるNumPyライクな数値計算ライブラリ

SDカードサイズのコンピューター『Intel Edison』

Windows10でPyTorchをインストールしてVSCodeで使う

WebGL開発に関する情報が充実してきている

プログラミングスキルとは何か?

Unity Scriptコーディング→Unreal Engine Scriptコーディング

hloc:SuperGlueで精度を向上させたSfM実装

Kornia:微分可能なコンピュータービジョンライブラリ

機械学習手法『Random Forest』

OpenAR:OpenCVベースのマーカーARライブラリ

Google App Engineのデプロイ失敗

OpenCVの顔検出過程を可視化した動画

Python拡張モジュールのWindows用インストーラー配布サイト

UnityでTweenアニメーションを実装できる3種類の無料Asset

OpenCV 3.1のsfmモジュールのビルド再び

BlenderProc:Blenderで機械学習用の画像データを生成するPythonツール

今年もSSII

機械学習で遊ぶ

Blendify:コンピュータービジョン向けBlenderラッパー

Unityの各コンポーネント間でのやり取り

CycleGAN:ドメイン関係を学習した画像変換

cvui:OpenCVのための軽量GUIライブラリ

コメント