前回、サーフェイサーを吹き終わったので、塗装に入る。

今回はミリタリー系でよくやるような、影になる暗い色から塗っていく、黒立ち上げ的な塗り方をしてみようと思う。エアブラシならではの塗り方ですね。
ミレニアム・ファルコンも含め、スターウォーズの旧三部作に登場するビークルはモールドが密集したデザインなので、墨入れだけでもかなり情報量は増やせるけど、ミレニアム・ファルコンは広い平面部分も多いので、平面部分を中心に陰影を入れて視覚的情報量を増やす作戦です。情報密度を上げて見せるのが模型塗装の醍醐味だと勝手に思っている。
まず、塗る前に凸となるパーツをはめてしまう。

凹部分に塗料が行き渡りにくいことを利用して影を残すので凸パーツは先にはめておいた方が影を作りやすいと思うのです。


ハイライトには、説明書にも指定があるMr.カラーのライトグレー FS36495を使うつもりなので、それとのバランスで影の色を決める。今回影の色として使うのはMr.カラーのRLM66ブラックグレー。後にもっと暗い色で墨入れも施すことを考慮して、暗すぎない色をチョイスしたつもり。

全体に影色を塗ってもいいんだけど、それもちょっとしんどいので影を残したい箇所を中心にRLM66ブラックグレーを吹く。凹部分やパネルライン付近ですね。ちなみに、パネルラインに沿った陰影は戦闘機の模型の塗装でよくやられるテクニックだけど、現実の戦闘機でパネルライン付近に陰影が落ちることはないそうです。模型特有の表現手法ですかね。

不器用なのでほとんど全体に吹いたみたいになってしまった。一部飛沫が飛んでしまったし。。。
エアブラシ塗装はまだまだ上達してませんね。

細かいモールドが密集している部分はあんまり陰影のグラデーション塗装ができない気がするけど、一応影色を吹いておく。


これが乾いたらハイライト色を吹く予定。細かいモールドが密集している箇所はドライブラシも併用するかもな。

制作記事まとめページ↓

関連記事
メカコレクション ジェットビートル クリアーホワイトを重ね吹...
メカコレクション『ウルトラホーク3号』 シルバー塗装・再び表...
ラクガキの立体化 塗装と破損個所の修復 そして完成
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』の塗装再開
模型をターンテーブルで撮影
Zウィングマグナム
ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer...
ワンダーフェスティバル2020[冬]に行ってきた
日本でMakersは普及するだろうか?
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 全身のグラデーション塗...
ビリケン商会 メカゴジラⅡ ベースのシルバー塗装
バンダイ ビークルモデル 001 スター・ウォーズ スター・...
2018年 観に行った映画振り返り
メカコレクション ウルトラホーク1号 表面処理
エアブラシの思い出
アオシマ 『MFS-3 3式機龍』 仮組み
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 首パーツの接着・爪と全...
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を観た (ネタバレ無...
3DCGのモデルを立体化するサービス
海洋堂 20cmシリーズ『キンゴジ』 全身のグラデーション塗...
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1995』全身のベース塗装
海洋堂 20cmシリーズ『モスゴジ』 パーツの接着・気泡埋め
バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム 後ハメ加...
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer...
スター・ウォーズのスピンオフ『マンダロリアン』の舞台裏
リアルタイム レイトレーシングAPI『DirectX Ray...
ビリケン商会 メカゴジラⅡ 眼の2次原型と頭のすり合わせ
シン・ゴジラ第5形態雛型がワンダーフェスティバル2017[冬...
バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム 墨入れ・...
『シン・ゴジラ第4形態 雛型レプリカフィギュア』が届いた!
映画『GODZILLA』のゴジラ登場シーンだけをまとめた8分...
バンダイ HG 1/144 ガンダムバルバトス 完成
第62回 全日本模型ホビーショーに行ってきた
海洋堂 20cmシリーズ『デスゴジ』 クリアーオレンジVer...
酒井ゆうじ造型工房『20cm ビオゴジ出現』 爪の塗装 やり...
海洋堂 20cmシリーズ『ガメラ 1999』 甲羅・皮膚の仕...
GMKゴジラの口接着
バンダイスピリッツ EG 1/144 RX-78-2 ガンダ...
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』"あのキャラク...
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のVFXブレイク...
ビークルモデル スター・ウォーズ『ミレニアム・ファルコン』下...


コメント