1月に最終回を迎えたテレビシリーズ「ウルトラマンアーク」の映画「ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」を観てきた。
ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク
入場特典は「ウルトラマン カードゲーム」のプロモカード「ギルアーク」
昨年の「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」同様、今回も薄いけどパンフレットが販売されている。昨今は映画のパンフレットが結構値上がりしている中、薄い分以前の相場に値段据え置きな感じではある。
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これまでニュージェネレーションウルトラマンの劇場版はテレビシリーズの最終回後の後日談的な作品が多かったが、今作の時系列はテレビシリーズ21話と22話の間で起こった出来事。
感想
もともと「ウルトラマンアーク」はSKIPのメンバーから見える範囲の小さな世界の物語。劇場版だからと言ってそこが変にスケールアップするわけではなく、ゲストキャラやギミックを通じてレギュラーキャラクターを掘り下げる構成だった。
あくまでテレビシリーズの中のエピソードの1つと思わせる「いつもの」感が意図的に散りばめられている印象。
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズでは何かしらの形で監督の愛犬ムーちゃんがカメオ出演(?)してはいたけど、ここまでストーリーの中心に据えられたのは初めてな気がする。
ああ、そうさ……🐕
ほぼ みなさんのご想像の通りさ‼︎‼︎‼︎🐕しかしこの犬狼怪獣……
アクター、造型部、合成部を巻き込んだ渾身の演技を見せるのよ!ぜひ劇場で観て欲しい!
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『ウルトラマンアーク THE MOVIE』新怪獣ドグルフ、シャゴンと共に登場! https://t.co/IySipditKJ @cinematodayより
— 辻本 貴則 / Takanori Tsujimoto (@TakaTsujimo) December 20, 2024
予告編にもある通り、今作ではアークとそっくりな黒いウルトラマン「ギルアーク」が登場する。
「ウルトラマントリガー」みたいにまたダークウルトラマンが登場するパターンか、と思ったけど鑑賞してみるとその出自は「ウルトラマンアーク」の物語世界に相応しいものだった。
そういえば「ウルトラマンR/B」のウルトラマンオーブダーク(ノワールブラックシュバルツ)みたいな例もあったな。
映画を観終わってみると、「ウルトラマンアーク」のテレビシリーズを最終回まで見ていたからこそ楽しめる作りになっていることに気づく。エンディングの余韻で「ウルトラマンアーク」の物語、登場人物達の関係の変化を思い出した。
昨年の夏に初めてウルサマに行ったので、「ウルトラマンアーク」の撮影で実際に使われたプロップの展示を見ることができたのも思い出深い。
ところで、円谷プロ公式でないメディアで裏話が聴けてしまうのが面白い。
数年前のニュージェネレーションウルトラマン作品を見ると、クオリティや価値観が確実にアップデートされているのを感じる。他人におすすめするなら確実に最新作なシリーズって割と珍しい気がする。
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