ゴジラ最新作「ゴジラ‐1.0」が来週11月3日(金)に公開されるのを記念して山崎貴監督がセレクトしたゴジラシリーズ過去作品を再上映する「『ゴジラ‐1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」の第4回目で「シン・ゴジラ」のモノクロ版「シン・ゴジラ:オルソ」が上映されるので観てきた。
上映前に山崎貴監督と庵野秀明監督のトークショーがライブ中継された。
シン・ゴジラ:オルソ
10月27日(金)に実施される第4回「『ゴジラ‐1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」にて、庵野秀明が脚本・総監督を務めた『シン・ゴジラ』のモノクロ版『シン・ゴジラ:オルソ』が上映されることが決定しました。本上映会のゲスト登壇のオファーを受けた庵野秀明が企画を提案し、樋口真嗣監督、尾上克郎准監督が監修を務めることで製作が実現しました。また本上映会では山崎貴氏と庵野秀明のトークショーも開催されます。
トークショーの模様は、全国6館の劇場にて生中継され、中継後には『シン・ゴジラ:オルソ』の上映も決定しております。
タイトルにある「オルソ」は「オルソクロマチックフィルム」の略称。「オルソクロマチックフィルム」はモノクロフィルムの一種で、赤系統の色が感光されず、モノクロフィルムで主に流通している「パンクロマチックフィルム」よりも重い質感の映像に仕上がる特徴があるらしい。モノクロ版制作に当たり、この「オルソクロマチックフィルム」の質感を目指したそうだ。
普段は表記の「上映開始時刻」からCM・予告編を15分ぐらい流すシネコンが、こういうイベント時だけCM・予告編無しで中継スタートすることを特別に案内しなきゃいけなくなるオペレーションがやや滑稽に見えた。
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トークショーは庵野秀明監督が登壇して本日のMCを務めると宣言してからスタート。
#山崎貴 監督とのトークショーにご来場の皆様、ありがとうございました!
本日の司会を務めました #庵野秀明 脚本・総監督の #シン・ゴジラ のモノクロ版特別上映 #シンゴジラオルソ は
10/28、29の2日限定上映!
全国上映7館の詳細はこちらから↓ https://t.co/90L0Ofm5lt pic.twitter.com/xL4S16gQBF— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) October 27, 2023
『ゴジラ‐1.0』公開記念#山崎貴セレクションゴジラ上映会
本日はトークゲストの#庵野秀明 氏がMCを務め、
『シン・ゴジラ:オルソ』上映前に
トークショーを開催。『ゴジラ-1.0』の話をはじめ、二人の対談は白熱しつつも
場内を笑いの渦に巻き込みました。ご来場いただいた皆さま、… pic.twitter.com/rWR2zHUNAi
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— 『ゴジラ-1.0』【2023年11月3日公開】 (@godzilla231103) October 27, 2023
https://www.chunichi.co.jp/article/797397
https://www.oricon.co.jp/news/2300463/full/
https://natalie.mu/eiga/news/546866
https://www.cinematoday.jp/news/N0139716
https://nordot.app/1090634843183775827?c=516798125649773665
トークの中でポロっと、「ゴジラ‐1.0」は4Kじゃなくて2K制作という話が出ていたけど、上映媒体に合わせてAIによるアップコンバートとかしてるのだろうか。
2024年5月 追記:トークショーの模様は「ゴジラ -1.0」のBlu-rayに映像特典として収録されている↓
モノクロ版とはいえ、映画館のスクリーンで「シン・ゴジラ」を鑑賞するのはおよそ3年ぶりだ。
「ゴジラ‐1.0」のような(邦画としては)ビッグバジェットの新作ゴジラ映画が製作されるようになったのも、特撮ファンしか見ないジャンルムービーの壁を「シン・ゴジラ」が壊してくれた功績が大きい。
モノクロになったことで際立ったのは特撮シーンよりも登場人物達の顔のドアップの応酬で、個性的な顔の役者を揃えているのも相まって昭和のモノクロ映画の雰囲気を強く感じた。昭和と平成で役者の顔立ちが違って感じるのは画作りや媒体の違いも大きかったのだと気づいた。
「日本のいちばん長い日」感がかなり増していた。
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