映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』をIMAX 3Dで観てきた。
近年の洋画では珍しく、原題も同じ”Godzilla: King of the Monsters“だ。
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
予告編でも分かる通り、今作はモスラ、ラドン、キングギドラが登場する。地球上には怪獣が複数存在するわけです。
2014年に公開されたギャレス・エドワーズ監督のハリウッド版「ゴジラ」の続編ではありますが、前作から毛色がだいぶ変わって、60年代の東宝怪獣映画のような世界観。まあ、東宝のスター怪獣がズラリと並ぶとそうなりますよね。
そして東宝怪獣だけでなく、「キングコング: 髑髏島の巨神」と地続きの世界。
実は世界のいたるところに怪獣がいて、秘密機関MONARCH(モナーク)がそれを秘密裏に監視していた。
観る前は登場怪獣のラインナップから「三大怪獣 地球最大の決戦」のリメイク版かと想像していたんだけど、
蓋を開けてみれば、東宝に限らず過去の様々な怪獣映画のあるあるネタを凝縮した正当なハリウッドリブート怪獣映画だった(笑) マイケル・ドハティ監督は相当な怪獣ファンのようだ。
そこがオイラとしてはかなり楽しめたんだけど、だからこそ、怪獣映画に馴染みのない人にはあんまりオススメしない(笑) そういう点ではシン・ゴジラとまるで逆だ。
ちょいちょいオマージュとして入れているであろう要素が、過去の怪獣映画ファンでないと混乱を招きそうな箇所もある。(だがそれが良い)
ストーリー展開は60年代の特撮映画チックだけど、映像はハリウッドスケールというギャップがより一層この映画をパワフルなものにしている。画の力でツッコミを入れる隙を与えない(笑)
画に力があれば画面越しでも観客を殴り飛ばせると教えてくれた。オリジナルへのリスペクトに溢れていた。
音楽もファンのツボが分かっている。
本作のタイトルの”King of the Monsters“は1954年のゴジラ1作目のアメリカ公開版タイトル”Godzilla, King of the Monsters“(邦題:怪獣王ゴジラ)へのオマージュかと思ったら、それだけではなくちゃんとこの映画を表すタイトルだったんだな。このタイトルにちゃんと向き合って、65年越しにアメリカから日本へ答えを示したと言える。
その後、4DXでも鑑賞した。この映画はかなり4DX向きだと思う。
ついでに、映画上映前に缶コーヒーのBOSSのCMが流れた↓
CMのメイキングも公開されている↓
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