映画『ミュータント・タートルズ』を観てきた

ガメラからの亀つながりというわけではないけど、実写版のミュータント・タートルズをIMAX3Dで観てきた。



「実写版」と言っても、過去に着ぐるみで撮られた実写映画が3作もある。今回のは「CGで実写化したやつ」とでも呼ぶべきか。2007年にはフルCGアニメの映画「TMNT」(原題の”Teenage Mutant Ninja Turtles”の略)もあったけど、結局日本公開されなかったのよね。



この手のリメイク物は過去作品の記憶でやたらと語れてしまう。
オイラはNHK BS2の衛星アニメ劇場での放送で初めてタートルズを知った。Wikipediaを見たらこれは1991年の5月6日~7月15日の、随分と短期間の放送だったようだ。我ながらよく覚えてたな。
テレビ東京での放送は1993年からのようだけど、たぶん1番記憶に残ってるのはテレビ東京版の方だと思う。シュレッダーのキャラとかはテレビ東京版の吹き替えの印象が強い。

映画の感想

さて、今回の映画の感想。
スプリンター先生超強いじゃん。シュレッダー、キャラ薄いじゃん。というのが上記のアニメ版との印象の違い。スプリンター先生は老人のイメージがあったけど、かなり動けるのね。(まるでヨーダ)

そして、シュレッダーは日本語のセリフも結構あった(たぶん声だけ別キャストによる吹き替え)けど、あんまりキャラクターとしての存在感は無かった気がする。鎧のデザインはカッコイイんだけど、あんまりキャラクターとしてのカッコ良さが無かった。ああいう鎧姿でも機敏な動きができるのもやっぱりCGの恩恵かね。

タートルズ達は、それぞれの性格の違いをデザインでかなりビジュアル化している印象。それぞれ体格も結構違う。トランスフォーマーでも感じたけど、CGキャラクターの動きが過剰というか、派手目でじっとしていられないような性格に設定するのはCGで止まった芝居は間が持たなくなるからとかもあるのかな。
そういえばピザ食ってるようなのんびり描写が少なかったな。全体の尺は2時間弱と割と短いのもあるかも。アクションだらけであっという間に終わってしまう感じ。子供が飽きないように作ってるんだろうね。

【Amazon.co.jp限定】ミュータント・タートルズ 3D&2Dブルーレイ+DVD特典ディスク ラファエロBOX(3枚組) [Blu-ray]

VFXについて

カメラワークの制約もなく、CGのキャラクターが自然に登場人物として物語の中に溶け込んでいるのを見ると、CGもここまで来たのかと感慨深いというかなんというか。そういえば何となくカメラワークで思ったのは、人物を中心にぐるぐると周りを周回するような絵作りが多かったなぁ、と。

この映画のためにILMはMUSEっていうパフォーマンスキャプチャーシステムを作ったらしい。アバター以降、パフォーマンスキャプチャでは俳優の顔の表情用のカメラを装着するのが当たり前になったみたい。身体の動きもARマーカーっぽいのでそのまま撮影しちゃうみたい。赤外線カメラによるモーションキャプチャスタジオとかじゃないのね。
https://news.mynavi.jp/article/20150205-turtles/

同作の中の見どころのひとつが、6人の主要キャラクターのリアリティ溢れるパフォーマンス。その映像化を実現したのが、1975年にジョージ・ルーカスが設立したCGプロダクション ILM社が開発したフェイシャル・パフォーマンス・キャプチャー技術「ILM Muse」。これは、ツインヘッド・マウント型HDカメラやバックエンド・ソルバーなどハードウェアとソフトウェアの双方から構成されたもの。そのため、アニメーターは解読不能なキーフレームの連続ではなく、3Dアニメーション ソフト「Maya」で編集可能なアニメーションカーブの形でキャプチャデータに直接アクセスすることができ、より柔軟でリアリティに富んだ映像を生み出すことが可能になったという。

メイキング映像をいくつか見つけた。
まずは日本語。



以下は英語。







以下は今回の映画のVFXスーパーバイザーのILMのPablo HelmanさんをフィーチャーしたVFXメイキング。

Autodesk公式のSiggraph 2014でのインタビュー。



Pablo HelmanさんによるVFX解説(3分割)。








関連記事

FFS理論

Alice Vision:オープンソースのPhotogram...

fSpy:1枚の写真からカメラパラメーターを割り出すツール

NHKのゴジラ特番

酒井ゆうじ造型工房 ゴジラ2000ミレニアム造形デザイン 口...

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』の特報が公開...

4K HDR『ガメラ3 邪神覚醒』

iPhone5S → iPhone6S

そのアプローチは帰納的か演繹的か

ZBrushでリメッシュとディティールの転送

ZBrushと液晶ペンタブレットでドラゴンをモデリングするチ...

モバイルに最適なBluetoothワイヤレスマウス 『CAP...

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観た

ラクガキの立体化 1年半ぶりの続き

AfterEffectsプラグイン開発

3D復元技術の情報リンク集

株式会社ヘキサドライブの研究室ページ

AndroidもopenGLも初心者さ (でもJavaは知っ...

映画『Godzilla: King of the Monst...

書籍『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』読了

Physically Based Rendering

SIGGRAPH ASIAのマスコット

『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』を観て...

映画『ブレードランナー 2049』のVFX

ゴジラ(2014)のメイキング

映画『ブレードランナー 2049』を観た (ネタバレ無し)

Unreal Engine 5の情報が公開された!

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる パーツ分割

ゴジラ トレーディングバトル

S.H.MonsterArts ゴジラ(2001)はプレミア...

PureRef:リファレンス画像専用ビューア

adskShaderSDK

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 口内の微調整・身...

変形ロボットのデザイン

Raytracing Wiki

ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 横顔のシルエッ...

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 姿勢の変更

シン・ゴジラのファンアート

マルチタスクに仕事をこなせる人とそうでない人の違い

オープンソースのテクスチャマッピングシステム『Ptex』

ゴジラ 60周年記念 デジタルリマスター版 公開

『風の谷のナウシカ』を映画館で観た

コメント