一応、デジタル写真ネイティブではなく、銀塩時代もそこそこ知っている世代である。モノクロなら現像から印画まで経験がある。
最近割と当たり前になった、デジタル一眼レフカメラで撮ったRAWファイルを後で画像ファイルへ変換するプロセスは、確かに銀塩写真の撮影・現像・印画のプロセスと感覚が似ている。撮影時にちょっとミスっても、印画で結構挽回できたりする。もちろん、逆に画を台無しにしてしまうこともあるが、上手くやると、写真の持つある種の生々しさが蘇ったりもする。この生々しさは構図とは別の表現力で、「質感」と呼んだ方が近いかもしれない。
時間が経ったフィルムを後から見返すと、当時の自分には見えていて、今の自分には見えづらくなった要素に気づく。逆に、当時は意識していなかった要素が見えるようになっていたり。
過去のデータを整理していて、今の感覚で現像したら違う質感が見えてきそう、と感じることが何度かあった。これはそんな1枚。
関連記事
自分を育てる技術
HackerスペースとMakerスペース
『日本の巨大ロボット群像』を見てきた
Googleが求める『スマート・クリエイティブ』と言われる人...
『メカニックデザイナー 大河原邦男展』に行ってきた
『機動戦士ガンダム展』に行ってきた
2020年1月 振り返り
2020年9月 振り返り
2019年の振り返り
カメラ付きの空飛ぶリストバンドで自撮りする発明(ウェアラブル...
2017年9月 振り返り
2024年1月 振り返り
学習の到達目標は「点と点が線で繋がるまで」
調べものは得意なのかもしれない
2021年11月 振り返り
瞬発力の時代
企画とエンジニア 時間感覚の違い
バットマンビギンズに学ぶブランディング戦略
タイミングとクオリティ
プラモデルのパチ組み
2021年4月 振り返り
共通の「思い出のコンテンツ」がない世代
2024年 観に行った映画振り返り
2021年5月 振り返り
2022年12月 振り返り
インフラがアウトプットの質を左右する
そのアプローチは帰納的か演繹的か
2025年6月 振り返り
2023年8月 振り返り
2019年11月 行動振り返り
裾野を広げる「○○カフェ」という存在
2020年4月 振り返り
地下空間
2017年5月 振り返り
文章を書く時の相手との距離感
2021年1月 振り返り
あの頃で止まった時間
2020年12月 振り返り
日本でMakersは普及するだろうか?
かっこいい大人にはなれなかったけど
マルチタスクに仕事をこなせる人とそうでない人の違い
バンダイ HGCC 1/144 ターンエーガンダム パーツの...


コメント