2007年、まだZBrushを持っていなかった頃にMayaでモデリングしたT-REX。こういうのは模写モデリングとでも言うのだろうか。
映画「ジュラシック・パーク」に登場するT-REXを模写しようと、DVDからT-REXが登場する色々なカットをキャプチャしてリファレンスにした。
それまでは、恐竜のデザインというものを割と軽視していた。学術的に復元図が存在しているのだから、誰が作っても同じだろう、と。
だが違った。ジュラシックパークに登場するT-REXのデザインは、骨格構造を押さえながらも、巧みにキャラクター性を与えてあった。
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ZBrushじゃなくてMayaだったので、ウロコはモデリングせず、テクスチャを描く予定だった。
この時、ブロッコリーの画像をウロコのパターンとして利用する方法を思いついたけど、UVの展開があまり上手くいかなくて、シームレスなウロコのテクスチャが描けなかった。
実は、映画のDVDのキャプチャよりもモデリングのリファレンスとして1番役に立ったのは、こちらの書籍に載っているT-REXの真横イラストだった↓
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書籍に載っていたのは、確か実物大のT-REXを作るためのガイドとするための図面のような位置づけの画だった気がする。
これをモデリングした数年後、YouTubeが立体動画のアップロードに対応した頃に、試しにこのT-REXを使ってアップしたこともある。
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
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