ウルトラマントリガーの映画「ウルトラマントリガー エピソードZ」を映画館で観てきた。
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ウルトラマントリガー エピソードZ
テレビシリーズのウルトラマンの最終回後の後日談映画は「ウルトラマンタイガ」以来ですね。
「映画」と言いつつ、円谷プロのサブスクサービス TSUBURAYA IMAGINATIONで3月18日から配信開始と同時に一部の劇場でも上映されているというだけなので、いわゆる劇場版と呼んで良いのかよくわからない。
映画館で上映されるために作られた作品ではないらしく、上映劇場数はかなり少なくてパンフレットやグッズ販売も無いようだ。(入場特典でフュージョンファイトのカードは貰えた)
テレビシリーズの方も全国ネット放送ではなかったので、YouTubeでの見逃し配信の間口の方が大きいインターネット配信メインの作品と言えなくもないんだけど。
「ウルトラマントリガー」の前作「ウルトラマンZ」は劇場版が制作されなかったので、トリガー世界へのゲスト出演という形でもハルキとゼットさんが映画館のスクリーンで観れて嬉しかった。(本当はストレイジ・特空機の活躍も映画で見たかったので物足りなくはあるんだけど)
予告編を見た時は、片目が赤くなったゼットに「ウルトラマンゼアス2」を連想した。
本作では怪獣の存在が割と脇役で、ウルトラマン対ウルトラマンの戦いが主軸。
「ウルトラマントリガー」の最終回は主人公が自分を犠牲にするような終わり方だったけど、今作ではトリガーの復活と、「ウルトラマンティガ」に登場したイーヴィルティガを思わせるイーヴィルトリガー登場による光の巨人の力をめぐる物語。
最終回後なのもあり、GUTS-SELECTの面々の信頼関係が出来上がった後なのでそれぞれのキャラクターが生き生きとして見えた。テレビシリーズだと、ケンゴ、アキト、ユナ達と闇の巨人、イグニスとの関係と忙しくて、他の隊員達の描写が少なかったのよね。
新規造形の怪獣が登場せず、ウルトラマン同士の戦闘に終始する絵面に、正直なところちょっと物足りなさを感じてしまった。やはりネット配信作品という予算の都合なのだろうか。
「NEW GENERATION TIGA」と銘打っているのもあり、イーヴィルティガを新しい世代に向けてどうアップデートして描写するのか期待し過ぎてしまったのもある。
テレビシリーズ放送中に闇の巨人カルミラのセリフ「マナカ・ケンゴォ!」がネットミームになってしまったので、劇中のセリフで「マナカ・ケンゴ」がフルネームで呼ばれる度にちょっと笑いそうになってしまった(笑)
※映画館で上映されているのは作品本編だけだけど、配信だと本編終了後に特別映像もあります。
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