実写化のクオリティが高いことで話題の映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」を観てきた。フランスでの原題は”Nicky Larson et le Parfum de Cupidon“らしい。
フランスではシティーハンターがNICKY LARSON(ニッキー・ラルソン)というタイトルで放送されていたんですね。
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
2019年はシティーハンターの年だったのか?
ストーリーのリアリティレベルが絶妙で、実写だからと言って妙にリアルな世界観にディティールアップすることなく、原作の荒唐無稽さ・テンポが保たれている。お下品さも絶妙(笑)
日本では作れない実写映画って感じがする。
日本公開は日本語吹き替え版だけらしく、冴羽獠と槇村香以外はアニメ版キャストと同じ。アニメ版で冴羽獠を演じた神谷明、槇村香を演じた伊倉一恵もカメオ出演している。
音楽、効果音がテレビアニメシリーズを強く意識したもので、エンディングはもちろんGet Wild(笑)
実写化するとカメラワークはアニメと全然変わってしまう分、音の雰囲気を残したのかも。似た感じはシン・ゴジラの時の効果音の扱いでも思った。
今時はアニメでも使わないような音の演出をテレビアニメ当時のまま再現していてちょっと感動。
監督のフィリップ・ラショーが冴羽獠役も演じていて、香役のエロディ・フォンタンは私生活でもパートナーらしい。なんかもう究極のファンムービーって感じだ。
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