ハリウッド版「GAIKING」パイロット映像

アニメと実写が区別困難なレベルに到達、2年かけて制作されたハリウッド版パイロット映像「GAIKING」メイキング話を開発者が語る:Gigazine



え?このコクピットシーンって本当に全部CGなの?ほとんど実写にしか見えないんだけど。



映画『アバター』のCG技術(Light Stage)で『大空魔竜ガイキング』が完成!東京国際アニメフェア2010で衝撃スーパーロボット映像を披露!!!

Light Stage技術とは、最新のモーションキャプチャー技術で人の微細な表情までをも再現できるフェイシャル・レンダリング・システムです。映画『アバター』でも証明されたとおり、リアルな表情再現を可能にした技術です。

Light Stageに関しては、実写撮影した映像のRelighting技術だと認識してたんだけど、それだけじゃないのかな?(さらに進化してるとか?)
そんで、こんな動画を見つけた。(USC ICTのYouTubeチャンネルより)



これ見ると、やっぱり実写をCG背景の照明空間になじませるための技術にしか見えないね。

Gigazineの記事の写真を見ると、たぶんコレと併用してるってことなんだろうな。



ところで個人的な考えなんだけど、Image-Basedのアプローチってハリウッドの労働環境で無ければ到底商業利用できない気がするんだ。
デモ映像を見るとすごくスマートにキャプチャーされているように見えるけど、もとの情報がimageである以上、かなりのノイズが乗る気がする。勝手な想像だけど、取得したデータの編集(ノイズ除去等)に相当なマンパワーを使ってるんじゃないかと思うんだ。(もとがimageなら、画像処理技術が発達したところで完全に自動化するのはほぼ不可能だし)
Image-Basedな手法はもとの情報量がとことん多いから、編集でかなりそぎ落としても十分な効果が得られているんだと思う。設備と人件費(もちろん時間も)を湯水のように投入しないと上手く回らないような手法が貧乏映像大国日本で浸透するはずないよね。

と、上手く言いたいことがまとまらないけど、要するに『Image-Basedな手法を祭り上げすぎるのは危険だ』って言いたいんです、はい。
さて、アニメのガイキングはオリジナルもリメイクも見たこと無いわけだが…。

https://blog.negativemind.com/2014/09/27/%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E9%A1%94%E3%82%92%E3%81%9D%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%BEcg%E3%81%A7%E5%BE%A9%E5%85%83%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8Edigital-emily-project/

関連記事

プロシージャル手法に特化した本が出てるみたい(まだ買わないけど)

ZBrushで仮面ライダー3号を造る 仮面編 ZRemesher

ZBrushで仮面ライダー3号を造る ベース編

fSpy:1枚の写真からカメラパラメーターを割り出すツール

リアルタイム レイトレーシングAPI『DirectX Raytracing (DXR)』

Deep Fluids:流体シミュレーションをディープラーニングで近似する

レンダラ制作はOpenGL とか DirectX を使わなくてもできるんだぜ

Paul Debevec

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 甲羅の修正・脚の作り込み

3D復元技術の情報リンク集

シン・ゴジラのファンアート

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のVFXブレイクダウン まとめ

MPFB2:Blenderの人体モデリングアドオン

MB-Lab:Blenderの人体モデリングアドオン

ZBrush キャラクター&クリーチャー

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 下半身のバランス調整

ZBrushのUV MasterでUV展開

ドラマ『ファーストクラス』のモーショングラフィックス

Photo Bash:複数の写真を組み合わせて1枚のイラストを制作する

ZBrushのZScript入門

フォトンの放射から格納までを可視化した動画

SIGGRAPH Asia

MFnMeshクラスのsplit関数

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のVFXブレイクダウン

BSDF: (Bidirectional scattering distribution funct...

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる モールドの彫り込み・身体の形出し

ZBrushでアヴァン・ガメラを作ってみる 頭頂部と首周りを作り込む

Zibra Liquids:Unity向け流体シミュレーションプラグイン

実写と実写の合成時の色の馴染ませテクニック

写真に3Dオブジェクトを違和感無く合成する『3DPhotoMagic』

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 身体のシルエット出し

白組による『シン・ゴジラ』CGメイキング映像が公開された!

マジョーラ

Mayaでリアルな布の質感を作るチュートリアル

2012 昨日のクローズアップ現代を見た

ゴジラ三昧

サンプルコードにも間違いはある?

Digital Emily Project:人間の顔をそっくりそのままCGで復元する

adskShaderSDK

Russian3DScannerのトポロジー転送ツール『WrapX』

ZBrushでゴジラ2001を作ってみる 頭の概形作り

リメイク版ロボコップスーツのメイキング

コメント