2019年ももう半分以上過ぎている。
「振り返り」の振り返り
毎月毎月、どうしてもその月だけで近視眼的になるので、2019年に入ってからの過去半年分の振り返りを読み返してみた。
1~2月の振り返りの時点ですでに勉強のための時間の使い方について言及しているのに、その後うやむやにして英語学習の件は自然消滅してしまった。
何かやろうとする度に「1日1時間」という目安を持ち出してみてるけど、その後全く続いていない。
苦手なことをやろうとしているので、上手くなだらかな勾配に分解しない限り習慣化は難しいのだろうか。(苦手だから勾配を上手く見積もれないというジレンマ)
時間を目安にするのがそもそも間違いなのかも。問題集とかなら「1日に何ページやる」という完了指標を立てやすいけど。
「1週間のうちこの日だけ」って感じにしてガッツリやる日を作るか、明確に1日分の完了指標を立ててコツコツやるかのどちらかだろうな。
6月の振り返りを経て、7月は「自分の履歴書」を書き上げることを目標にしていた。(これも「1日1時間」とか言っていた)
読書
一応その目標を目的意識に持って読書した。通勤時間を読書に当てたらサクサクと進み、7月中に3冊読み終わった。
キャリアアップや自己分析に役立ちそうな本を読んだつもり。
読書の感想を書いているうちに自分の体験を思い出し、過去を言語化・抽象化して捉え直す機会にもなった。
「天才を殺す凡人」に書かれていた仕事を「職種×フェーズ」で捉える考え方を参考に、オイラは今までどのフェーズの仕事をこなしてきたのか、そしてどのフェーズの仕事が得意なのか振り返ってみた。
オイラはこの書籍で言うところの「整えて」のフェーズの経験が1番多かった。
一応「作って」のフェーズの仕事もやったことはあるけど、周りから評価されたのは圧倒的に「整えて」のフェーズの仕事だった。「作って」だけではまともに評価されないから、その後の「整えて」に少し踏み込むようになって、だんだん評価されやすい「整えて」の比重が増えていって現在にいたる。
既存のKPIで上手く測れないような「作って」のフェーズの仕事に憧れていながら、評価されないフェーズの仕事はしんどくて続けられなかったのだ。いつのまにか他人に説明しやすい仕事を選ぶようになり、自分の信念とかこだわりみたいなものを仕事にぶつけるようなことはしなくなった。
「整えて」のフェーズはたとえ目標未達であっても、その難易度の高さの説明すらも容易だった。
しかしこうやって振り返ってみると、年々仕事の密度がスカスカになっている理由も分かってしまうな。評価されやすいことにしか手を出していない。
「メモの魔力」では、情報を2次元空間で整理して抽象階層を行き来する方法がとても参考になった。
プログラミングに関してもそうだが、textベースのツールで情報を整理しようとすると、思考が経次的というか1次元的に凝り固まりやすくなってしまう。textベースのツールは文字入力が速くて楽なんだけど、並べるのが苦手。
Scrapboxなら文字を打つ手軽さと並べ替える手軽さを両立できるだろうか。
この本の巻末付録の「自分を知るための自己分析1000問」はまだ途中。これにすんなり答えれられれば自己分析なんてあっという間なんだが。この本を読んで、オイラは「自己分析」というか、自分自身との対話がまだまだ不十分に感じた。
で、肝心の「自分の履歴書」を書くという目標の達成度については、未達かな。。。
そもそもオイラは単に履歴書を書きたいのではなくて「自分が選ばれる決め手」が欲しいのかもしれない。「グラビアアイドルの仕事論」に書かれているような唯一無二というレベルのタレント性とまでは言わないけど。
今の自分の武器を自覚して自分のスキルの価値を上手く表す尺度を見つけたい。
もはやお金を払ってカウンセリングを受けたいレベル。
スポンサーリンク
仕事のこと
6月に悩んでいた件は結局上司に相談して仕切り直してもらった。その代わり当初の予定とは大きく変わってしまったので、今までやってきたことも色々と捨てなければならなくなった。
どうせ仕切り直すならもっと早い段階でやめておけばよかった。未熟な自分を受け入れられなくて、変に頑張ってズルズルと引き返せなくなってしまう。損切りというか、ギブアップが下手だ。
身体のこと
7月はほとんど運動をしていない。(つまりジムに行っていない)
だが、普段食べる量を少し減らしただけで体重が減った。たぶん筋肉の量が減っている気がする。
ここ数年、お腹を壊す頻度が上がっていて、最近はお腹を下している状態の方がデフォルトになりつつある。
今月は映画館で映画を観ている最中にお腹が痛くなって、映画が始まってからもう半分(1時間)ぐらい経っていたけど結局途中で退席してしまった。今まで何度も映画館で映画を観ているが、途中でお腹が痛くなったのは初めてだ。
映画は後日改めて観直した。(何だかんだで7月は映画を4本観た)
生活
ほんの簡単なことが億劫でなかなかできないことが増えた。「できない」と言うか、着手するまでが長い。
喪服をクリーニングに出すというだけのことすらなかなかできなかった。
そこで最近試しているのは「何かを待っている間にやってしまう」というやり方。何かの待ち時間や通勤電車の中など、自分では動かせない一定時間の中で有意義に過ごす手段と捉えると、何故だか行動のハードルが下がったように錯覚できる。
例えば、機械学習やレンダリングの処理を待っている間に家事を終えてしまう、といった具合に。宅配便を待っている時間とかも使える。
これは自分の感覚を騙すある種のハックである。通勤電車の中だと読書が捗ったり、会議中に内職が捗るのも同じ現象だろうか。
趣味
模型
週末はせっせとキットを組み立てている。何か作っていると地に足がついた思考ができて良い息抜きになるけど、キットを組み立て続けたところで造形が上手くなるわけじゃない。造形物を見る目は養えるかもしれないけど、アウトプットの訓練にはならない。
ここ何年もワンフェスに行ってるけど、ディーラー側になってみたいという想いが強くなってきた。
息抜きは必要だけど、少しずつ前進していきたいのだ。
Netflix
Netflixでスタートレックの最初のテレビシリーズ 宇宙大作戦を少しずつ視聴して、ついにシーズン1全30話を観終わった。
オイラが初めてスタートレックシリーズを観たのは高校生の頃で、劇場版をテレビで放送していたのを見た。当時はスターウォーズのような派手な絵面を期待していたのでとてもつまらなく感じた。だが、今はその知的好奇心をくすぐるSFの世界観にハマっている。
その他
目標を達成するためには余計なことをしている暇なんか無いと思いつつも、面白いものを見つけたらすぐに試せるような余裕を維持しておきたい。カツカツな時間管理をしてはいけない。
やり遂げるための計画性・時間管理はもちろん大事だけど、衝動的な勢いを殺さないようにしたい。
買い物
iPhone付属のイヤホンが断線してしまい、ジムで運動中に何も情報が得られなくなるのも時間がもったいない気がして、思い切ってBluetoothイヤホンを購入。
このイヤホン、もはや耳栓を超えるレベルで静寂が訪れて驚いた。
財布や通勤に使っているバッグがだいぶくたびれている。もっとはっきり言うと、もうボロボロ。バッグはAmazonのプライムDayで新しいものを購入。
財布は未だに良いのが見つからない。
振り返り方
7月の振り返りは、月末になってからせっせと振り返り記事書くのではなく、月初になんとなく構成を決めるようになった。仕事での報告の書き方に似てきている。予定に対しての結果を報告する体裁。
月初にある程度書き出しておくことで、その月にやるべきことが明確になる。
それにしても、1ヶ月ってまとめるには色々なことがあり過ぎる。理想としては1週間単位で振り返ることだが、それはあまりにも手間がかかり過ぎる。8月はどうしようか。
スポンサーリンク