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2023年7月 振り返り

昨年と違い、7月になっても梅雨が続いていた。



梅雨明けせずとも連日猛暑日で、マスクをしたまま出歩くと汗でビショビショになってしまう。それでもノーマスクには抵抗があり、人口密度が高い場所では頑なにマスクを着用している。まだコロナ禍は続いていると思っている。
今年の梅雨はあまり雨が降らず、梅雨明け宣言も実感がなかった。

1日中冷房をつけっぱなしにしていても外気温が高過ぎて部屋を満遍なく快適にすることはできず、ピンポイントで冷房の風を直接自分に当ててどうにか凌いでいる。
寝る時は扇風機の風に当たり、保冷剤で身体を冷やすようになった。朝は陽が昇ると暑くて自然と目が覚めてしまう。

日本の労働環境

ビッグモーターの話題が尽きない。発端となった不祥事の事実関係よりも、続々とリークされる内部事情が絵に描いたようなブラック企業で批判を呼ぶ。
社員に理不尽な要求を続けると、道理を気に掛ける余裕が無くなるのだろう。なりふり構わず客を騙し、街路樹を枯らす。
非上場のオーナー企業の恐ろしさ知った。日本の企業の大半が非上場の中小企業であることを考えると、これは日本の労働環境の氷山の一角でしかないのかも。
変な会社ですり潰されるより、闇バイトに流れた方が待遇はマシだと考える人もいそう。

自分が今いる会社と比べて色々考えてしまった。ノルマとインセンティブだけで集団を動かそうとすると、極端なハックや不正が横行しがちな実感はある。
プロセスを設計しようとせずエサだけ用意して走らせ、競争に勝った者を評価するやり方は原始的な選別手法にも思えるが、経営側が頭を悩ませずとも短期間で大きな成果を出せる良い方法で、未だに有効な手法なのだろうか。短期間で急成長する会社はそういう傾向が強そうだ。

父の脳梗塞

父が脳梗塞で救急搬送され、SCU (脳卒中集中治療室)に入院した。幸い、処置が早かったのもあり大事には至らず後遺症も無くすぐに退院したが、親がいつまでも元気でいられるわけではない現実の時の流れを意識せざるを得なかった。
人の生死に関わる出来事があると、自分の日頃のストレスや悩みなんてちっぽけで自己中心的に思えて、いつまでもフラフラしている自分が情けなくも感じる。


活動

これまで、このブログの振り返り記事ではプライベートでの活動も全部生活の一部のように書いていたが、特にアウトプット系の個人活動は「活動」とカテゴリーを分け、優先度も高く記載することにする。

経験を得る行動を増やす

今年の目標の1つ「経験を得る行動を増やす」について、父の緊急入院は確かに初めての経験ではあったが、もちろんこの目標で望んでいた類の経験ではない。
ただ、「経験を得る行動を増やす」という目標(というか願望)について、もう少し自分の欲求を具体的に捉えるきっかけにはなった。

自信の裏付けとなる経験

オイラは、経験不足から来る自信の無さを改善したいのだ。話のタネを増やしたいわけではない。
オイラにとって「自信」とは、経験を通じてしか湧いてこないもの。勇気が無いとも言える。オイラは年齢の割に経験不足な気がして、それを負い目のように感じて自信が持てないのだ。多くの人がやっていて当然のことを逃している・遅れているコンプレックスが根本にある。

ということで、この目標を言い換えるなら「未経験から来る不安を減らす」や「自信が得られるまで訓練する」となる気がしてきた。
自分の好奇心に任せて行動すると、オイラは多くの人が未経験なニッチなことに手を出しがちで、多数派の経験値を逃してしまう。要するに、興味のないことの経験値がまるで溜まらずいる。

こういうのは、仕事を通じて得たいところだが、今の職場でそれは望めない。オイラは変わるきっかけというか、言い訳が欲しいのかもしれない。

行動と思考

また最近は特に、行動よりも頭の中だけの思考活動で忙しくなってしまう。1人だと、わずかな情報を頭の中で反芻して増幅しちゃう。
行動で得た経験を思考で言語化・整理して糧とするサイクルにしないと、得るものが無いのは分かっている。
これも「あらかじめ時間を割り当てる」で行動量を確保しないといけない気がする。



振り返り記事も思考の具現化ではある。外から受ける得体の知れないストレスの正体を明らかにして対処方法を身につける。
振り返り」はあくまで行動の後に行って経験を血肉に変えるための行為。

時間の使い方

業務時間をもっと利己的に使いたいと思いながら、結局献身してしまう。根本では、仕事に貢献しないと自分の居場所がないと思っているからだろうか。もっと仕事の手を抜けば良いのに上手くできない。もっと自分個人にプラスになるようなやり方を選んだり、仕事にかこつけて好奇心を満たしたり。


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模型制作

週末にミニプラ キングオージャーをパチ組みする程度しか気力が湧かない。



今回の夏のワンフェスはチケットすら買わなかった。今回からデジタル原型ステージが復活したらしい。
https://news.mynavi.jp/article/20230801-2739425/

CG制作

息抜きにちょこちょことZBrush作業をしているが、作り散らかすだけで1つも完成に至ってない。



デジタルツールのおかげで手軽にundoできるから、無計画に始めても何度もトライアンドエラーできる。長く続ければ独学でもそこそこ習熟する。

ただ、模型やCG制作、ジム通いは学生の頃にやってたことを今も繰り返してるだけだ。その割にあまり発展しない。

作家活動

イラストを描きたいとか思いながら、今月もアウトプット無し。

生活

週に何度かお腹を壊すのが日常になっている現状は流石に良くないと思い、食生活を見直し始めている。
在宅勤務で運動量が少ないので食事が1日2食になっていたが、1回あたりの量を減らして頻度は1日3食を維持した方がお腹に良さそう。食物繊維が足りない自覚はあるので、カロリー控えめで食物繊維の多い食事を心がけようかと、朝食にはオートミールごはんを使ったお茶漬けを食べるようになった。

お風呂に入る頻度が少ないのは相変わらずだが、お風呂に入った後の寝つきの悪さを少しでも改善しようと、お風呂のお湯の温度を低めの37度にするようになった。最高気温と同じぐらいだな。

ポケモンスリープ

今流行り(?)のポケモンスリープをやってみている。



ポケモンスリープのおかげで夜早く寝つけて、朝は自然と目が覚めるようになったような気もするし、気のせいのような気もする。
ポケモンスリープによるとオイラの平均的な睡眠時間は6時間程度と記録されるが、お昼寝とか、無意識に気絶するように寝てしまっている時間がカウントされないので割といい加減。
睡眠や運動量についてより正確に測りたいならApple Watchとかが必要だろうか。

ジム

ジムの混み具合がだいぶ落ち着いてきて、深夜・早朝でなくてもトレーニングできるようになった。おかげで食事・睡眠のリズムがまともになってきた。
ノーマスクの人だらけで、今やジムでマスクをしているのはオイラだけだ。
週2回のジム通いを半年以上続けた甲斐もあり、体型が少し変化してきた。コロナ禍の運動不足でついたお腹周りの贅肉が落ち始めている。

娯楽

ウルトラマンブレーザー

新しく放送が始まった「ウルトラマンブレーザー」にハマっている。



防衛チームSKaRDの描かれ方がかなり好みだ。プロフェッショナルが日常として仕事をこなしている、肩の力の抜け具合が良い。
作劇上の都合だろうけど、作戦立案と実行が1つの部隊で完結している体制が理想の職場に思えて憧れる。
オイラは会社員生活を通じて「頭脳」を気取って他人を手足のように使役したがる人と多数遭遇してきた。だが、知見は実作業をしている人達に溜まるもの。
「頭脳」を気取っている人達がどんどん無能化して、無能化したまま検討はずれな指揮で疲弊していく。

ふと思ったが、「シン・ゴジラ」の巨災対や「シン・ウルトラマン」の禍特対は、各分野の専門家同士が直接議論して作戦立案の過程を描くという点で、まさしく「特撮ものの防衛隊」の現実的解釈だったんだな。

映画

今月は宮崎駿の「君たちはどう生きるか」や、有名作品を大胆に改変したことで話題の「プー あくまのくまさん」と「マッドハイジ」を観た。
改変作品は予告編がほぼピークだと実感した。出オチ要素が強いので、映画1本分の尺になると間が持たないというか、建て付け以上に惹きつける要素や結末の工夫が無いと「便乗作品」の域を出ない。
映画の最後に続編を匂わせる一言を添えるのはあるあるジョークなのだろうか。


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