実写映画化された「ピーターラビット」を観てきた。
間違えて吹き替え版で映画館の座席予約しちゃったんだけど、結果的に吹き替え版で観て良かったような気がする。原語よりも吹き替えの方がピーターの声が若々しくて、行動のハチャメチャさが自然に見えた。
続編の制作も決定しているそうですよ。
http://www.peterrabbit-movie.jp/
最初に海外版の予告編を見た時は、原作の雰囲気からだいぶ逸脱してて「正気か?」と思ったけど、いや面白かったですよ。英国的な皮肉をビジュアルとテンポで描くならあんな感じで良いのかも。
動物が主役の絵本が題材というと、昨今のディズニー実写作品っぽいテイストにもなりそうなところを、今のディズニーが絶対やらなそうな方向へひねくれてて良かった。ちょっと不謹慎なところも。
正統派なファミリー映画が他に存在するからこそできるパロディー的な雰囲気もある。
ところで「原作」と書いたけど、元の絵本「ピーターラビット」は映画の「原案」扱いのようです。(絵本から相当脚色されてますからね)
絵本のピーターラビットはまだ幼い少年だったけど、本作は大人(?)に成長したピーターが主人公で、舞台設定も現代のイギリス。現代でも原作と同じ湖水地方の風景が維持できてるのはナショナル・トラストおかげか。
絵本にも登場するウサギ達の敵 マクレガーさんが絵本のまんまのビジュアルで登場したのにちょっと感動。まんま過ぎて演じてたのがサム・ニールだと気づかなかった。
本作ではマクレガーさんの甥のトーマスとウサギ達の壮絶なバトルが描かれる。トーマスを演じるのはスター・ウォーズでハックス将軍を演じたドーナル・グリーソン。この人、残念な男を演じるとハマりますね。
本作を見ようと思ったのは、Twitter上で話題になっていたから。
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映画ピーターラビット、良かったら是非見てほしい#ピーターラビット pic.twitter.com/8e0jnuftMQ
— おねふじこ🍩MP:え10 (@Fujiko_ONE) 2018年5月28日
なぜだか公式の宣伝だけだとイマイチ本作の魅力がピンと来ないんだよな。
ところで、トーマスはロンドンの百貨店 Harrodsの玩具部門に勤めている設定だけど、イギリスの玩具販売というとオイラは真っ先にHamleysを連想してしまう。リージェントストリート店は建物丸ごと玩具専門店だぞ。
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