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2022年3月 振り返り

3月は年度末。2021年度が終わると、2022年も4分の1が過ぎたことになる。



3月6日までとされていた東京の蔓延防止等重点措置は3月21日まで延長されたが、新規感染者が連日数千人を超え続けていてもその後延長されることは無く、3月21日で終了した。
オイラ自身も2月に3回目のワクチン摂取を済ませたことで少し気が緩んでいる。

ロシアのウクライナ侵攻はまだ続いており、ニュース映像で流れるウクライナの風景がもう廃墟同然になってきた。「戦争」は世界的な大ニュースなので、どうしてもコロナ関連の報道が後回しにされてしまう。パンデミックもまだおさまったわけじゃないのに。

3月16日の夜中に割と大きな地震があり、その影響で発電所が止まって3月22日は節電が呼びかけられた。
まだ冬の寒さの中暖房を弱めて頑張ってみたものの、かなりしんどかった。そもそも、マクロな問題を個々の自助努力で解決させようとするのが無理筋な気もしてきた。


仕事

先月から仕事に割く時間を減らしたいと思っていながら、今月も割と長時間労働になってしまった。

インターン

3月は部署にインターンが来ていた関係で、指導のため何度か出社した。前の会社にいた頃もインターンの指導を担当したことがあったな。



オイラ自身がまだ中途入社2年目なので、この会社にあまり詳しくはないのだが。
正直、インターンを受け持つのを煩わしいとも感じていた。リモートメインでちゃんとコミュニケーションがとれるか不安もあった。

インターンに対して、社会人として大人ぶって接しようとしている自分に気づいた。等身大の自分で接する自信が無く、受け入れ前から妙に緊張していた。
よく考えたら、この会社に中途入社してからいわゆる「後輩」に接することがなかったから、先輩面することも、先輩の役割を演じる必要も無かった。入社以来ずっと「教えてもらう立場」でいた。

インターン生は、自分が学生の頃と比べてとても優秀ですでに課外活動での実績も多く、自身の性格についても簡潔に説明できるほど自己分析できている人だった。吸収するのが速いので、逆にオイラの側の段取りの悪さが目立った。
インターン生の様子を見ていて、オイラも少し学習意欲がわいた。

リモート越しでも自ら色々と報告してくれる人だったので、指導する側としてはとても有り難かった。だが、もし自分がこの人の同級生だったら別の感想を抱いたかもしれない、とも思った。
自分が今何に取り組んでいて、何に困っているか、何を達成したか報告するのは、特にIT分野で働く上で必要な素養。しかし、学生の頃のオイラならそれを「自己アピール過剰」と受け取って嫌悪感を抱いた気がする。
リモートメインのインターンを通じて、オイラが昔から自分のことを他人に伝える手間を避けて生きてきたことに気づかされた。IT分野において「寡黙な職人」は共に働く同僚としてやりづらいし、当然評価されないのだ。
そういう点では、自然と自己アピールできる人の方が向いている職業な気がする。

前の会社でインターンを受け持った頃は日誌に毎日コメントを書くのが辛く感じたのだが、今はそうでもない。これは自分が成長したのか、単に自分の言い分を一方的に押しつけることに躊躇しなくなったのか。
インターンを受け持ってみて実感したが、今の職場は新卒で入るべき環境ではない気がする。学ぶ機会に乏しいのだ。吸収が速い人、環境に順応する能力が高い人ほどそれはデメリットになる。

また、会社とのマッチング、配属部署とのマッチングって、「周りがどれだけ教育に労力を割けるか」に大きく依存することに気づいた。余裕の無い組織の場合、これは「その人のために労力を割きたいか?」という好き嫌いの問題になりがち。
ここで人事的な評価指標が好き嫌いを正当化する理由として利用される。人材採用の理不尽な面を見た気がする。

インターン生は「実力主義」の会社を志望しているようだった。だが、実力主義を謳う会社であっても実態は「成果主義」だ。
仕事において、客観的に全て同じ条件で他人と競争することはほとんどなく、手段や過程は問わず「成果」を上げたら評価される。学力テストよりも文化祭で表彰されるような感覚の方が近い。
自分自身が成果に貢献すること以上に、成果に大きく貢献できる人をチーム内に抱える効果の方が影響が強い。自分が足を引っ張っていようと成果が上がる座組みは成立する。

リーダーシップ?

今月は、オイラがリーダーを務めている業務で他のメンバーの機転に助けられることが多かった。これはチームとして上手く機能していると捉えるべきか、それともリーダーとして不甲斐ないということか。
メンバーに助けられたことで、少し気持ちが楽になった面もある。「リーダー」という役目を重く受け止め過ぎて、少し気負い過ぎていた気もする。自分の不甲斐なさを棚に上げるぐらいでないとリーダーは務まらないのかもしれない。

リモートだと各メンバーの行動が見えづらいので、仕事を任せる側としては不安が大きくなりがちだ。その不安から細かい進捗報告を要求すると、逆に仕事の能率が下がる一方なのは経験上分かる。念のため確認すれば状況は分かるが、あまりに頻繁だと足を引っ張ってしまう。
聞くべきか迷って時間ばかり過ぎることもあった。ただ自分の中で心配ごとが溜まってストレスになることも。(アホだ)

情報伝達において「TODOではなくイシューを伝える」ことはずっと意識していた。目的や解決すべき問題を伝え、メンバー各自がより良い解決手段を考えたり、先回りできるようにしていたつもり。
関係者にはイシューを伝えようと努めていると、オープンイノベーションができるほどにイシューが整理されている組織はすごいと思うようになった。何を解決すべきか整理・言語化されていない、興味が無い組織もある。

やらされ仕事と自主的な仕事の違い

前の会社にいた頃から「やらされ仕事」で自主性が無い働き方を問題視する上長に当たることはあった。
働いた実感として、オイラは「やらされ仕事」では解放感を求め、「自発的な仕事」では達成感を欲する傾向にある。

最近「やらされ仕事」になってしまう大きな原因は、情報の渡し方(伝え方、任せ方)にあると気づいた。TODOだけ伝えても、自主性など発揮しようがないのだ。
大量のTODOを消化するだけで時間を使い果たし、そもそも自主的な行動を加える余裕がなくなる。ここでも「TODOではなくイシューを伝える」のが重要だ。
仕事を任せる側がイシューを言語化できていないのが大きな問題。自主性を発揮してもらうには伝え方を学ばなければならない。


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立場が人を作る?立場に胡坐をかく?

昔は「立場が人を作る」という考えを信じていたが、最近「立場に胡坐をかく」例を多く見るようになって気持ちが揺らいでいる。要するに上長の話である(笑)
1度その立場に就くと学ばなくなるのか、それとも学ばない人がその立場に就いてしまっただけなのか。その立場に就くと「学ぶ必要性が無くなる」のはあるかもしれない。成長が鈍化する立場もあるのだろうか。

学ぶ動機、学びの機会

オイラが仕事のために学ぼうとする目的は、最近特にストレス対処の面が大きい。学べばこのストレスを軽減できるのではないかと。
つまり、スキルアップとは違う方向に学ぼうとしている。純粋なスキル面での「学びの機会」という点では、前の会社の方が良い環境だった気もしている。
「ホワイト企業よりもブラック企業の方が成長できる」という考えもあるらしい。
https://www.businessinsider.jp/post-252302

だが、拘束時間の長さや業務負荷と「学びの機会」は区別して捉えた方が良い。長く拘束される割に何のスキルも身につかない仕事も沢山あるし、負荷が高い仕事をこなせばスキルアップできるわけでもない。「しんどい=成長につながる」は嘘だ。

以前から、オイラは責任感ではなく執着心で仕事をこなしていると自覚していた。だが、今の会社で執着心で取り組んでる仕事は1つも無いことにふと気づいた。
どちらかというと義務感でやってる。やはり責任感ではない。「これぐらいやっとけば義務は果たしただろう」というラインまでやって、それ以降は手を抜いている。

没頭できる仕事をしたいけど、雇われ人でいる限りそれは難しいような気がする。労働者でいる限り、資本家の奴隷。
会社員で 優秀な人=便利な人 となりがちな理由は、労働者は資本家の道具だからだとようやく気づいた。労働者が評価される基準は道具と一緒なのだ。労働者として高い評価を得るには、「便利な人」にならざるを得ない。資本家にとって楽な状態を作れる人。

生活

在宅勤務が2年以上続き、かなりだらけてきた。業務時間中に横になって考えることが増えた。
買い物するスーパーを変えてから、食生活が徐々に変わってきている。最近はPREMiL Blueを牛乳代わりに飲んでいる。

冬の寒さから以前よりも髪を伸ばし気味の髪型にしてから両サイドの白髪がかなり目立つようになった。白髪染めしたくなってきた。
運動不足のせいか、慢性的に腰が痛い。原因不明だが、最近はたまに右膝が痛む。

生活家電

10年以上使い続けていた電子レンジがついに壊れてしまった。コロナ禍になって以降は特に自宅で食事することが増え、電子レンジに頼り切っていた。



年末に壊れた洗濯機と同時期に購入したものなので、時期的に壊れて当然ではある。



新しい電子レンジを購入した↓


ネット回線

住んでいるマンションの共用設備がNURO光に対応したと聞き、さっそく自宅のネット回線をフレッツ光(VDSL)からNURO光に変えてみた。ついでにWi-Fiルーターも買い換えた↓



実測値でもかなり速くなって満足↓



なんだかんだで最近は買い替えの出費が増えている。生活に変わりばえがなく、仕事も面白くないので何かしらアップデートしたくなるのだ。
洗濯機、電子レンジと来て、同時期に購入した冷蔵庫もそろそろ壊れるんじゃなかろうか。

娯楽

先月から読み始めた小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の下巻まで読み終わった↓



自分は小説を読むのが苦手だと思っていたけど、物語に引き込まれるとどんどん読み進めてしまうと気づいた。コンテンツについて誰かと語り合う時間が欲しく感じる。

自己表現

先月の振り返りで、自分の自己表現欲求に気づいた。
この欲求を仕事で満たせれば最高だけど、そうではないからプライベートな時間で何かしらアウトプットすることで気持ちのバランスを取ろうとしている。このブログもその1つ。アウトプットに僅かでも自分のオリジナリティを込めたい。

3月中旬頃からこのブログのアクセス数が急下降してしまった。
使用していたプラグインの1つCollapsing Archivesがエラーを吐いていたのが原因だろうか。
このブログでアクセスが多かったのはコンピュータービジョン関係の記事だが、コンピュータービジョンの勉強記事はもう2年弱投稿していない。自分の学びが鈍化しているようで危機感。

仕事に割く時間を減らしてもっと自分の時間を増やしたいのに、仕事を早く切り上げたところで疲れてすぐに寝てしまう。。。


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